広島で就農を決意した二人が、海外でのブドウの研修も含めた、世界旅行に出ることにしました。
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ヨルダンからエジプトへ移動します。
今回の国境越えは船で、海を渡ります。
ヨルダンの港町・アカバからエジプト側のヌエバまで、夜行フェリーが運航しています。

まずはアカバの港で出国税を支払い、出国審査を済ませます。
ここまでは他の国境越えの審査とほぼ同じです。船は深夜1時出発の便。12時頃に乗船が始まりました。船はとても大きく、立派なものです。

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中は座席しかなく、日本の長距離フェリーのように横になって寝るスペースはありません。
席を確保して、あとは寝るだけかと思っていると、何やら船の中に長い行列ができています。
どうやら、船の中でエジプト側の入国審査をするようなのです。
地元の人々はそれでもうエジプト入国OKなのですが、私達はエジプトVISAが必要なため、一旦パスポートを預けて、後は朝の港で手続きをすることになりました。
これでひとまず安心して眠りにつきます。
が、船内は照明が明るく、周りの人々もTVを見たりして起きているので、安眠できる雰囲気ではありません。

朝6時過ぎに、エジプト側のヌエバに到着しました。
船の到着予定時刻は4時だったのですが、遅れることはよくあるようです。
他の人について港に降りますが、その後どうしてよいのやら分かりません。船員に聞くと、なにやらオフィスに行け、とのこと。
港にやって来た送迎バスに乗り込むと、オフィスや銀行の集まった広場に到着し、そこで預けていた大きなリュックを受け取ることができました。
さて、その次は?
エジプト入国にはVISAを購入して、その後入国審査を受けなければならないのですが、VISAをどこで買えるのかが分かりません。
オフィスらしきところを訪ねまわって、ようやく広場の銀行で購入できる事が判明。
VISAを購入し、再びオフィスに戻り、ようやく入国審査を受ける事ができました。
審査自体は簡単に終わったのですが、ここにたどり着くまでに時間がかかってしまいました。
空港や陸路での国境越えだと、大体順路案内があって、手続きはスムーズに出来るのですが、今回の場合は港内を行ったりきたりしなければならず、初めての旅行者にはかなり不案内なのでした。

さてようやく手続きが終わって港の外に出ます。
ここからは戦いです。一斉にタクシーの運転手等が群がってきます。
彼らを押しのけ、ガイドブックや人に聞いたりして、エジプト最初の町・ダハブ行きの車に乗りました。

初めての国では、物価や治安の感覚をつかむまで、緊張が続きます。
去年政変があり、政情が不安定なこの国では、一層治安が心配です。
ちょうど今の時期に新政権の議員選挙も行われていて、その結果も気にしつつの旅行です。
今まで遠い国の出来事だったTVのニュースが、肌身に感じます。
気を引き締めて、入国!
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[2012/01/29 23:25] | エジプト
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すなふきん
入国審査って結局見た目判断だよね!スーツ着てたらスルー。汚い格好だと根掘り葉掘り、ただ、カップル比較的ゆるいと聞きます、実際は?


陽子
すなふきんさん
私達は今のところ入国審査に苦労していません。これもカップル効果?すなふきんさんはひっかかった経験ありますか?


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ダハブに着いた私達は、この町から2時間の場所にある、シナイ山に夕日を見に行く事にしました。
シナイ山といえば、2000年以上前にモーセが神から十戒を受けた場所です。

あまり知らなかったのですが、モーセはユダヤ教キリスト教に関係が深いのですが、またイスラム教にとってもモーセは欠くことは出来ない存在だったのです。
モーセに啓示をした神と、ユダヤの神、キリスト教の神と、イスラム教の神は、実は同じ神な訳で、元は一つだったのです。私もイスラムの神は『アッラー』という名の神と思っていましたが、アラビア語で神という単語がアッラーというだけみたいです。イスラム教から見れば、モーセもキリストもムハンマドも、神の言葉を世間に伝える預言者という立場だそうです。
またモーセの十戒の中にイスラム教で言われる、『あなたは私の他に、なにものをも神としてはならない』『あなたは自分のために、刻んだ像を造ってはならない』ともありました。
たしかにユダヤもキリストも神を偶像にはしていなかったのです。ムハンマドに神の言葉を伝達したのは天使ガブリエルと、キリスト教でよく聞く名前でした。同じ神を信じているのに、ここまで仲が悪いのは、この神は罪なものです。


シナイ山にバスで行こうとするも、聞くに、今はどうも運休しているらしく、タクシーで行く事にしました。

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緑も無い荒野の中の道を走っていきます。モーセが歩いた時代は同じ荒野だったのでしょうか

2時間かけて、シナイ山に到着。景色は砂漠の中の岩山という感じです。山が多くて、どれが本当のシナイ山かわかりません。
タクシーを降りて歩き出すと、ガイドが必要だよと言う人が表れました。怪しいと思い、他の人に聞くと全員ガイドが必要と言うのです。私達のガイドブックには無い情報。ただ近くの警察に聞いても必要と言うのです。仕方ないので、シブシブ雇い行く事にしました。

予想登山時間は2時間30分。ガイドの名前はアフマッドさん30歳。3歳の娘持ちです。ちなみに奥さんは一人のみ。
携帯の子供の写真を見せてきたり、和やかに歩いて登っていきました。

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休憩した時に、今日は何人外国人が来てると思いますか、と質問すると、「15人ぐらい。去年より前はもっと多かったよ」と言うのです。去年の出来事。エジプトで政府に対する民衆のデモから鎮圧のために人が死んだり、それ以来たびたびデモが起きては人が死ぬ事件が続いているのでした。
「そのせいで観光客がすごい減ってる。前は毎日ツアーバスが何台も到着してたんだ。」と言うのです。今日私達が登る前に見たバスの数はゼロ台。おそらくダハブの町からここまでの公共バスがなくなったのは、観光客が減ったからでしょう。問題の深刻さを感じます。
3歳児を持つお父さんにしても大きな問題でしょう。遠くを見ながら寂しそうに言うので、ガイドを雇う事に反対だった私達も少し同情してしまいました。 

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気を取り直して再出発。登るにつれて、辺りは景色が良くなっていきます。
そして夕日が近づいていきます。ただこのアフマッド歩くのが遅いのです。

夕日が沈むまでに頂上につけるのか心配になってきます。早く行ってくれといっても、「大丈夫、ゆっくりだ」と頑なにスローペースを守り続け、すぐに休憩を取ろうとする、アフマッド。私達もイライラしてきます。そしてついに彼が休憩を取っている間に、勝手に出発し頂上に向かっていきました。夕日を見る絶対の保障は彼がしてくれるものではない、自分らで責任を負えばよいと、スピードを上げていきました。

彼にはすぐに追いつかれましたが、次は少しスピードアップしてくれました。

夕日前に頂上に到着。
山頂にはキリスト教の教会とイスラム教のモスクが、建っています。

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山頂に集まる人と私達の影、教会の写真

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また辺りは岩の砂漠で良い景色です。モーセがここで神の啓示を受けた2000年前と同じ風景ではないかと感じました。 
 
こんな小さい山の上で起きた出来事で、2000年後の現代では、同じ神の言葉を信じてるはずの、ユダヤ・キリスト・イスラムと別れ問題になっていると思うと不思議な感じです。

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夕日の写真。綺麗です。

下山は夕日が落ちた後なので、すぐに辺りは真っ暗になりました。街頭ももちろん無く、足場が悪いので危険ですが、星がめちゃくちゃ綺麗でした。

最初の入り口に戻り、アフマッドと別れることになりました。チップをせびられましたが、早く行ってくれという私達の主張を聞かない彼にイライラさせられたので、あげない事に。最初の同情をしたところまでは良かったのですがね・・・

シナイ山から帰りのタクシーは二人とも疲れたせいか、即効に寝てしまいました。 


[2012/01/29 23:45] | エジプト
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前回、紅海で泳いだ話は、ヨルダンのアカバの項で書きました。その時は風が強く、寒かったので、私しか泳がなかったのですが、陽子に「こんな綺麗な紅海で泳がないのは、一生後悔するぞ」と脅し、再びシュノーケルに出かけたのでした。

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ダハブ自体も浜辺の町なのですが、泳ぐ場所はダハブの北側の、車で30分の位置にあるブルーホールという地点です。
世界にブルーホールという、海のポイントはたくさんあります。円形に急に深くなって、上から見ると濃い青の穴が出来上がっているからです。ここの特徴は、岸からすぐそばということです。今回は泳いでいる時の写真がありません。貴重品を全部ホテルにおいてたので。という訳で、外国のサイトから画像を拝借します。

s-the-famous-blue-hole[1]


ブルーホールに着く前に、浜辺をずっと走るのですが、海岸をラクダが歩いていたり、不思議な光景です。
そして海を見ると、風が吹き、沖では白波もたって、波打ち際では人の高さの波しぶきが上がっています。
朝7時くらいに起きて海を見に行った時は風も無く穏やかで絶好の海水浴日和と思って出発したのですが、また泳ぎにくく寒いのかと嫌になってきました。

ブルーホールに着きました。レストハウスが多く、着替えるところには困らない感じです。

海を見ると潮が引いているせいか、浜辺も岩場もなく、いきなりブルーホールで海が始まっていました。
リーフに穴が開いているように出来ているおかげで、沖の波はブルーホールの部分まであまり入ってこないので、泳ぐのには問題なさそうです。そして、心配していた寒さも、ビキニの白人のお姉ちゃんが泳いでいたので、そこまで寒くないのかなと安心しました。

さっそく着替えて、先に海に入り海をチェックして陽子を迎えます。透明度5から10mくらいまずまず。
陽子は浮き輪がない事や深いのに躊躇していたけど、せっかくなので、サポートをしながら泳いでもらいました。

海の中は水は透明だけど、クラゲが多すぎました。刺されないか、かなり不安に。そしてやはり寒い。そして魚もそれほどにいない。5mくらい泳いで、さらにくらげが多いいところにあたりました。
そこに陽子を連れて突入するのは危険と判断して、また陽子も岸から離れるのは不安らしく、そこからは許可をもらって別行動する事に。くらげを回避しながら、岸側へと泳いでいきます。

途中、フリーダイビングをしている一団を見かけました。ただ深く潜るスポーツをしている人らです。
ちなみに今の世界のトップフリーダイバーは100mを越えています。信じられないです。映画「グランブルー」では錘をつけて潜って100m越えをしていましたが、今は足ヒレだけでそこの距離に到達できるのです。時間にして約3分。すごすぎます。

浮き輪から何十mものロープを海底にたらして、潜る時も、海底から上がる時も、目の前のロープを見ながら、体をくねらせて泳ぐ姿はものすごく綺麗に見えます。足ヒレもイルカのヒレみたいなモノフィン(両足で一つのフィン)を半分くらいの人がつけています。また指導者がいるのか、女の人が潜る時に、男の人が女の人のスピードに合わせて、余裕をこいて潜っていってます。それも私の視界から消えた以上についていっていました。

現在、私の能力は約20秒から50秒くらい。水深も、耳抜きが上手くできない体質なので、5mから7mぐらいが限界というところ。すごすぎるし、羨ましすぎて、嫉妬!!

彼らを一通り、観察した後、ブルーホールの端に行き、そこからリーフの外に出てみました。

するとそこはブルーホールの中より断然に綺麗でした。底が見えない海は本当に綺麗な青をしています。
またサヨリやスズメダイ、ブダイ、ヘラヤガラ、ベラ、赤色や青色の魚もたくさんいてカラフルです。珊瑚もここでは生きています。くらげも沖では少ないので泳ぎやすいです。

この感動を陽子に伝えようと戻ると、陽子はすでに海から上がっていました。

せっかくなので、私はもう一泳ぎする事に。結局合計で50分くらい泳いで上がりました。

こんな岸から近くで綺麗な海があるここは羨ましいです。
今は寒いので泳ぐのに躊躇してしまいましたが、夏だったらどんなに良い場所かと思います。


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町に戻ってご飯を食べました。
左・・・魚焼き定食600円 右サンドイッチセット200円

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散髪もしました・・・400円。なぜか髪をよける布が、日本語でいろいろ書いてありました。『楽が一番の髪型』とか『果たして髪は女の命なのか』などなど。思わず笑ってしまいました。

タクシーで往復1000円県内に地球の歩き方には載っていない泳ぐポイントもたくさんあるらしく、中にはイルカと泳げる場所もあるので、海好きな人には本当にお勧めの町です。
一泊約1000円。食費も一食安くすれば100円以内でおさまります。ダイビングも5000円ぐらいで出来たと思います。
ちなみに陽子の感想は、泳ぐのに夢中で、あまり海の景色を楽しめなかったそうです。残念!!

[2012/01/30 00:25] | エジプト
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紅海沿岸の町・アカバから夜行バスに乗り、ナイル川中流のルクソールまでやってきました。
ルクソールは古代エジプト時代に都が置かれた場所であり、神殿や王家の墓などの遺跡が沢山残っています。

自転車を借りて、まずはナイル川東岸の神殿を回ることにします。
ルクソール東岸は平坦で、道も車道が整備されているので、自転車での移動も楽チンです。
中心部から3km程北に上がると、カルナック神殿に到着。
カルナック神殿はエジプトでも最大規模の遺跡だそうです。

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半ば崩れかかっていますが、その広さは縦・横共に600mくらいあり、端から端まで見るのに、歩き疲れてしまう程です。
大きな列柱が並ぶ部屋。人のサイズと見比べると、その大きさが分かります。

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カルナック神殿は当時国家の最高神であったアムン・ラー神を祀ったものです。
アムン・ラー神は太陽神でもあります。
その他にも古代エジプトには大勢の神様がいます。犬、猫、鳥など、動物の神様も多いです。
自然や動物に神聖さを見出して敬うところは、日本の古代宗教と似ているように思います。
国が違っても自然に対する畏敬の念は同じなのですね。

壁の至るところに彫られた壁画。
こういった壁画から、当時の信仰や、生活の様子が伺えます。

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さてカルナック神殿から町の中心部に戻り、ルクソール神殿に向かいます。
ルクソール神殿はカルナック神殿の付属施設として建てられたもので、昔はこの二つの神殿がスフィンクスの並ぶ参道で繋がっていたそうです。
約3kmも、スフィンクスの参道が延びていたとは、驚きです。
ルクソール神殿の正面。

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巨像が並ぶ塔門を過ぎて神殿内部に入ると、そこには、神殿の上にイスラムのモスクが建っていました。

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イスラエルのエルサレムで、ユダヤの神殿の上にイスラムのモスクが建っていたのを思い出します。
異様な光景ですが、現在のエジプト人イスラム教徒から見ると、違和感感じないのでしょうか?
他にも神殿の壁にキリスト教の絵が描かれていたりして、古代以降のエジプトの侵略の歴史が伺えるのでした。

[2012/01/30 06:43] | エジプト
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翌日はルクソール西岸を回りました。
自転車を持って大型ボートに乗り込み、対岸に渡ります。

対岸は緑の畑が広がります。
さとうきび、麦、豆。その向こうに、王家の谷のある砂山が見えてきました。

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道は緩やかな登り坂が続きます。
王家の谷までゆっくりこいで、1時間程。長い登り坂がつらいです。
道端のおじさん達や子供達、バイクで追い越していく若者達が、笑顔で声をかけてくれます。
自転車を一生懸命こいでいる私達をからかっているようでもあります。

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王家の谷に到着。
ここは古代エジプト時代の王様達のお墓が並ぶ場所です。
有名なツタンカーメンのお墓もここにあります。
チケットは、公開されているお墓どれでも3つで80ポンド(約1000円)。
ツタンカーメンのお墓は別料金で100ポンド(約1300円)。
いやらしい設定だなぁと思いながらも、両方購入しました。

3つのお墓の共通券では、タウセルト王、ラムセス1世、ラムセス4世のお墓を訪れました。
お墓は細長い通路を下って行き、その奥に石棺の置いてある玄室があります。
通路や玄室の壁には色鮮やかな壁画が残っていて、とても3500年も昔に描かれたものとは思われません。
今は壁画と石棺が残るだけのお墓ですが、かつてはここに山ほどのお宝があったのです。
それらはほとんど全てが盗掘にあって無くなってしまいました。
生前いかに優雅な生活をしていようとも、やはり死後の世界までそれを持っていくことは出来ないのですね。
ただ盗難されずに残っている壁画と石棺からだけでも、当時の王家の優雅な生活や人々の気配が想像できて、面白いです。

有名なツタンカーメンのお墓に行きます。
ここは盗掘を免れ、20世紀になって発見された有名なお墓です。
発見された財宝は全てエジプト考古学博物館に収められており、今はミイラと石棺が残るだけです。
あの豪華な黄金のマスクをつけていたミイラが、今は裸でガラスケースに収められています。
発見されたのがミイラにとっては良かったのか、悪かったのか‥。
ともあれ、有名なツタンカーメン墓と言っても、中身は他のお墓とさほど変わらず、むしろ小さくてあっという間に見終わってしまいました。
別料金1300円が悔やまれます。
有名なお墓ですが、特別な思い入れのない人なら、別料金を払ってまで見る必要は無いかなと思いました。

王家の谷の他にも、ルクソール西岸には見所が沢山あります。
古代エジプト初の女王であるハトシェプスト女王の葬祭殿。

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大きな岩山を背に建つ姿は迫力があります。
ただ、綺麗に復元され過ぎていて、近づくと少しがっかりしてしまいました。再現されている部分の方が多いのでは?

ラムセス3世葬祭殿。

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列柱には今も色鮮やかな壁画が残っています。
壁画は勇ましい戦いの場面が多いです。
内部は半分以上崩れたままになっているのですが、個人的にはこの方が時の流れを感じられるので好きです。

これらの3箇所を周ると、もう夕方になってしまいました。
坂道もあり、昼は暑さでなかなかハードなコースでした。
見応えのある、ルクソール西岸。心も体も、満足です。

[2012/01/30 06:51] | エジプト
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せつママ
足跡からご訪問させて頂いております。
旅は道連れ~とは言いますが‥世界旅行なんて羨ましい限りです。
どうか、お二人の五感を元にブログに載せて届けてください。

ところで‥ネットの中では道に迷われたのか~どうしてここへ?
居ながらにして世界旅行の扉へ、棚からぼた餅。
恐縮しながら~またおじゃまいたします。  せつママ

これからよろしくお願いします
健治
せつままさんへ。

コメントありがとうございます。どうやって、せつままさんのブログを訪れたかはあまり覚えていませんが、あの時は他の人のブログを見て勉強しようと、いろいろなブログを検索しては眺めてたと思います。
これをご縁によろしくお願いいたします。またお邪魔させてもらいますね。健治


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ルクソールを後にして、アスワン、アブシンベルと移動してきました。

アブシンベル神殿。
エジプトと聞いて、思い浮かべるのは、ピラミッドとこの神殿でした。
元々はナイル川沿いにあった4000年くらい前の神殿ですが、1960年代にアスワンハイダム建設の話があり、水に沈むという事で、ユネスコを中心に世界の国々から寄付をつのり、ダムの底から60m上の台地に宮殿を移したそうです。よくこの事業を、あの時エジプトで行う事ができたなと感心です。またこの事をきっかけに世界遺産というしくみが出来上がったそうです。

神殿に近づいていきます。あの山の裏側が神殿です。期待が高まってしまいます。

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チケット売り場に到着。近くに移築当時の写真がありました。
展示がしてあり、顔が切断されて、クレーンで運ばれた写真がありました。この目の前の山が作られたかと思うとすごいです。

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売り場に書いてある入場料が「歩き方」より高かったのですが、チケットを購入すると、紙が三枚渡されました。
詳しく見ると入場チケットと、地元税と、ガイドチケット、まあ値上がりしたのかぐらいに思って、神殿の表に回っていきました。
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ルクソールの神殿より像の大きさが高く迫力を感じます。


内部の写真撮影は禁止だったので写真はないですが、内部の壁画はしっかりと残っており綺麗でした。
また単純な洞窟のように、単に奥に彫っていくのではなくて、役割ごとにしっかりと部屋がわかれてました。
インドでも石窟を見ました。インドも部屋が分かれていましたが、インドは紀元後の話。それよりも2000年前、今より4000年前にこんな技術があると思うと感動です。



一通り、神殿を見終わった後、先程のガイドチケットが気になりだしてしまいました。このチケットは一体何なのだ。
ツアー客はガイドがいて説明してもらっているのですが、個人客に対するガイドらしき人が近くにいないのです。公的な機関だから騙さないだろうと、先入観がありましたが、やられたと思いました。陽子と返金させようと話したりしてました。

不信がったので、とりあえずツアー客のガイドをしている人にチケットを見せながら聞きました。「このガイドはどこにいるの?」 「私はスペイン語のガイドだ。ちょっと待て」と電話をしだして、「20分後に来るからそこで待ってろ」と言うのです。

彼が来たのは30分後。どこに待機しているのか分からないけど、チケット売り場からここまで歩いてせいぜい3分くらい。家に帰っていたのではないでしょうか?彼は謝りもなく説明しようとするし、バリバリの英語であんまり理解できませんでした。

チケット売り場で何も説明ないし、私達が他のガイドに相談していなかったら、このガイドチケットはボッタくられたまんま。・・・ちなみに返金させようと最初思っていましたが、見終わってチケット売り場に戻るとすでにしまっているし。こんなふざけた仕組み、他の国ではなかったので、腹が立ちます。ブログには書いていないですが、他にもいろいろ衝突はあったので、エジプトのイメージ最悪です。
ある意味インド以下です。


とりあえず次に隣にあるネフェルティティの神殿を見ました。

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こっちは先程のアブシンベル神殿を作ったラムセス2世の王妃の神殿だそうです。
アブシンベル神殿より規模が小さく見劣りしてしまいます。でも王妃のためにこれだけのものを作れるのはすごいです。

神殿正面はダムです。鳥が群れをなして南のスーダンの方に移動していました。

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見学後、夕暮れまで神殿で待ち、光と音のショーを見ました。
二つの神殿をスクリーンにして、神殿の歴史を映像とライトアップで説明してくれるものです。(日本語バージョンもありました)

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この有名な遺跡をスクリーンにしてしまう発想、良いですね。編集も演出も結構おもしろく、迫力もありました。

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ここは砂漠の中にあり、雰囲気がある場所です。夕方に行ったので観光客が少なく、物思いにふけったり、のんびりできてよかったです。改めて、この文化が失われてしまったのは、もったいないと思うのでした。


[2012/02/01 15:01] | エジプト
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しげぷろ
ピラミッドは大小さまざまな形のがあると聞きました。しかも、角度によったら都市部の建物が丸見えで興ざめとか?有名観光地は何処の町でも金を毟り取ろうと躍起になってます、まあ、施設維持費カンパ程度に理解しましょう。

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アブシンベルを見終え、ついにカイロに向かう時がきました。そしたらその次は飛行機に乗ってアフリカのキリマンジャロ登山。忙しくなります。

ちょうど今から一年前、2011年1月にエジプトで民衆デモが起こり、大統領が失脚しました。
それに伴い、政治の混乱がおこり、治安が悪くなり、政府とデモ隊が衝突し、死人が出る事件が何回も起きていました。その民衆デモから初めての選挙がつい5日くらい前に終わり、2日前が革命デモの一周年でした。
カイロの中心部では選挙結果を不満に思っている人がデモで政府と衝突しないかと、少し心配です。

また多くの観光客がその心配のせいで減少しているというのは、シナイ山のガイドから話を聞いて以来、意識していました。日本人観光客がもっといてもいいはずなのに、アジア人の団体でいるのは主に中国人。どこの国に行ってもだいたいの土産物屋からは、「コンニチワ」と日本語の呼び込みを受けてきたのですが、ここエジプトでは圧倒的に「ニーハオ」と声をかけられていたのです。
国の違いが出ていておもしろいです。日本人はデモが起きて以来、危険と判断しエジプトの旅行を自粛している人が多いと思うのですが、中国は民主革命の情報を何も知らないのか、気にせずに旅行に来ているのです。今や、中国は「金を落とす世界の旅行者の座」を日本から奪いつつあるのです。

電車のチケットを買いにアスワンに行きました。チケットを買おうとし、出発時間を周囲の2人、駅員に確認すると、みんな言う事が違うのです。
周囲の一人は夜7時30分のみ、もう一人は張り紙を示し1日に10本くらい出ていると朝から夜まで詳細な時間を言ってくれて、駅員は夜9時30分のみ。みんな言う事が違うのです。駅員が一番正しいと思ったので、とりあえずチケットを買いました。二人で220ポンド(約2400円)と言われ払い、券面を見ると218ポンド。この駅員、何も言わないで、勝手におつりを騙しろうとするのです。エジプトの電車は国鉄であり、目の前の駅員は公務員。
少し、怒りがこみ上げます。おつり出せと言うと、小銭がないから払えないと、ふざけた事をかすのです。じゃあ最初から218と言えよ。アブシンベルに続き言わなかったら、またしても公的な人間にぼられる展開。他の客が小額払っているはずなので、小銭が無いはずはないのです。
金額よりもプライド!!怒って返してもらいました。そこで思うに、出発時間に関して、駅員は時間を説明するのがめんどくさいから、1本だけにしたんだと納得しました。
本当はもっと早めの時間があったはずなのです。(後で、この時間に乗って、問題に遭遇したので、このおっさんとの変な縁を憎んでいます。)

夜9時30分のに乗ろうと駅に行きました。始発のはずなのに、電車がありません。
電車がホームに着いたのは、1時間後、出発したのはさらにその30分後。明日のカイロの行動時間が短くなって残念に思います。



朝起きると、特急のはずの電車が駅で停車しては出発してを繰り返しています。昨日、遅れたためダイヤが乱れたのでしょう。さらに遅れて、イライラします。

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最後には朝の9時30分に電車が止まり、1時間まったく動かなくなりました。周りの人に聞くと、何かの問題が起きていつ治るかわからないというのです。
ビジネスマンっぽい現地人は、タクシーでカイロまで行くと言って出て行ったりしてました。
私達はここはどこかわかんないし、お金を節約するために、他の人と一緒に電車内で待機しました。が、もう一時間待っても全く動かず。
外に電車を降りて、前の方に歩いていく人の群れがあったので、私だけ様子を見についていことにしました。

見えたのは、前方のレールの上にかぶさる灰色の煙。デモの嫌がらせ行為と勝手に想像してしまいます。
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さらに歩いて行くと、運転手と乗客何十人かが言い争いをしてました。

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おそらく「何時間泊まっているんだよ、早く行けよ」「前がわからないからいけない」「大丈夫だって、だから行ってくれ」「本部の許可が必要だ」「電車賃返金するのか」とかそんなやりとりでしょうか。
しばらく見ていると、おもむろに運転手が、汽笛をならしました。そして電車がゆっくりと動き出したのです。全速力で自分の車両までレールを走って戻り、電車に飛び乗りました。
本気で走るとか何年ぶりとかいう話しだし、動いている電車に飛び乗るとか、初めての経験でした。

そして徐々に煙の場所に近づいてきて、その場所を越えていきました。煙の場所が私達の横に来て、目に見えたのは、雑草の野焼き・・・

日本じゃ考えられないです。雑草の野焼きで電車がストップ。乗客と言い争いで、運転手が負けてシブシブ出発。エジプトってこんないい加減な国なんだよなと、そう思いました。
結局ついたのは夕方16時ごろ、予定時間よりも5時間も遅れて到着。

エジプトの電車。電車に限ってはインドの方が何倍も進んでいると、悪い国=インドと比較という変な自分の癖が身についているのを感じました。

この日カイロのデモの中心部をチラッと見ました。

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テントは建って人もいるが、落ち着いている感じ。たいしたことは起きなさそう。

ホテルに着いて、デモよりも電車の疲れがどっと出ました。






[2012/02/03 02:10] | エジプト
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健治&陽子さんへ
せつママ
こんばんわ!
日本は、只今時刻夜の10:00を回った所です。
本日の記事、お国柄とは言え無理難題を乗り越えて大変でしょうけれども頑張って下さい。
お二人の旅blogを見守り応援させて下さい。

                    せつママ


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カイロに到着し、エジプト考古学博物館を訪れました。
考古学博物館はタフリール広場という大きな広場に面して建っています。
タフリール広場は昨年革命の際に大きなデモが行われた場所です。
タフリール広場では今も少規模ながら、旗を持って集まっている人々の姿が見られました。
また、広場の周りの大きなビルが、火災の跡を残していたり、工事中だったりしました。
去年の騒乱のなごりでしょうか。

考古学博物館もまた、騒乱に乗じて展示物の盗難があったと聞いています。
その影響か、博物館の入り口は非常に厳重なチェックがされていました。
3重くらいのチェックポイントを抜けて、博物館の内部に入ります。

博物館の見所は、なんといってもツタンカーメン王の財宝です。
先日訪れたツタンカーメンのお墓は何も残されていなくてあまりおもしろくなかったのですが、ここには豪華な財宝が所狭しと展示されていて見応えがあります。
黄金のマスク、色とりどりの宝石で飾られた胸飾り、石棺を囲む何重もの金色の棺、彫刻の施された金色の椅子・・・
数え切れないほどの豪華な副葬品が展示されていました。
ツタンカーメン王は現在ではこの副葬品の素晴らしさで有名になっていますが、当時は在位期間も短く、若くして病気で亡くなったために、それ程有名な王様ではなかったと言います。
そんな王様にさえ、これ程の副葬品を用意できる古代エジプト文明は、すご過ぎます。

館内には他にも古代エジプト文明の遺跡や、以降の遺跡が大量に展示されていて楽しめました。
それ程大きい建物でもないので、最後まで見飽きず、また歩き疲れることもありませんでした。

カイロの見所、次はギザのピラミッド。
でかいです。一つ一つの石まででかいです。とにかく圧倒されます。

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ピラミッドは王様のお墓と思っていたら、現在はお墓ではないという学説が主流なのだそうです。
一体何が当時の人を駆り立てて、こんな巨大な建造物を作らせたのでしょうか?
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エジプト観光のハイライトであるピラミッド。
しかし実はこの日、私達はなかなか観光に集中できませんでした。それは、エジプト人との度重なる衝突があったからです。
1度目。
ピラミッドエリアに入場直後、チケットのチェックを装ってチケットを取られ、そのまま見学コースとは違う方向に誘導されかけた。怪しいと思い力ずくでチケットを取り返した。(たぶん土産物屋かラクダの勧誘)
2度目。
土産屋のお兄ちゃんがサービスといって無理やり体に商品を押し付けてきた。怒った健治と言い合いになった。
3度目。
土産売りの少年がはっきり断ってもしつこくつきまとい続けたので、怒鳴って追い返した。向こうも怒鳴り返して来た。

ピラミッド見学の2時間程の間で次々と衝突が起こり、嫌になってしまいました。エジプト人はとにかくひど過ぎます。ガイドブックにも、ラクダ乗りの料金は、「数ポンド~無限大」と書かれていて、これには笑ってしまいました。

観光地で外国人相手にふっかけてくるのは他の国でもあることですが、エジプトではローカルの食堂、チャイ屋、路上の果物屋など、ほぼ全てのお店でぼったくろうとしてきます。
中でも私が一番腹がたったのは、路上のオレンジ売りです。

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オレンジの相場は大体1kgで2ポンド(約25円)弱です。日本では考えられないほど安いです。一度はその値段で買えたのですが、その後買おうとして何軒も値段を聞いて回ったものの、どれも5ポンド~25ポンドとか、値段を吊り上げてきます。値札ではっきり2ポンドと表示しているのに、その値段で売ってくれないところも何軒もありました。
5ポンドでも十分安いのですが、外国人だからといって値段を上げるのに腹がたちます。ちゃんと定価で売ってくれるところを探して10軒くらい聞いて回りましたが、結局見つからず、オレンジを買うのを諦めてしまいました。

エジプトには定価という概念がないのでしょうか。大体どこの国でも、インドでさえ、一部の観光客相手の商売を除けば、誠実な商売をしている人が多かったのですが、これほど皆が皆値段を高く言う国は初めてです。
これまでインド人の商売人程しつこい人はいないと思っていたのですが、エジプト人はインド人を越えた、というのが私達二人の感想です。

[2012/02/11 00:10] | エジプト
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すなふきん
ピラミッド、角度によると都会の建物が見えると聞いたけど?


陽子
すなふきんさん
確かに、ピラミッドの周りは半分砂漠で半分は町でした。私達が行った日は雨であまり周りの景色はみえませんでしたが。

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