広島で就農を決意した二人が、海外でのブドウの研修も含めた、世界旅行に出ることにしました。
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エジプトを出国することになりました。エジプトは私達にとってあまり印象が良くない国。良かったのは、一番最初に寄った紅海沿いのダハブだけでした。
カイロを夜出発し、中東のドバイ空港で1夜明かして、タンザニアにやって来ました。

タンザニアを調べると、首都のダルエスサラームは、ここ10年ぐらいで一気に治安が悪化しているみたいです。
人口増加、失業率の増大。日本人の被害例もネットを見ると、道を歩いていると車に拉致されお金を取られたとか、
いきなり体当たりを受けて倒れたところ殴られて奪われたとか、タクシーで違うところに連れて行かれて脅される等、深刻で酷いものばかりです。

タンザニア到着前の機内で二人で復習し、夕方に空港に着きました。
バスの時間待ちをするために、空港の外の椅子に座りました。
周りに黒人が多いので、本当にアフリカに来たと実感。

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それからは、旅行者用高級シャトルバスで超警戒してYMCAのホテルまで向かいました。
部屋に入る時、私達の部屋が3階にあったのですが、3階にあがった時に若い黒人の男につけられていると思ったので、それから2階にわざと下って奥まで行きいったんいきました。
そして3階に引き返そうとすると、その男と鉢合わせ。本当につけられていたのです。恐ろしいです。その日の晩は何かないか、緊張しっぱなしでした。

タンザニア初の晩飯はチキンセット。
そして早速キリマンジャロビールを飲みます。約80円で良いお味です。

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次の日の朝6時には出発し、キリマンジャロの麓の町まで移動の予定です。
この日の行動範囲は空港、ホテル、そしてホテルの前の道左右30メートルぐらい。何も見てないままこの町を去りますが、この町は恐ろしいので、これでいいのです。
こういうと偏見と言われるかもしれませんが、がたいの良い黒人が多いと、それだけで怖いです。
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[2012/02/11 00:15] | タンザニア
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タンザニアの首都・ダルエスサラームから、キリマンジャロの麓の町・モシまで、バスで移動します。
バスは所要8時間で、朝6時にダルエスサラームのウブンゴバスターミナルを出発します。
朝6時前はまだ暗く、しかもウブンゴバスターミナル付近は治安の良くないところ。以前にここで日本人男性が昼間に車に拉致されたそうです。私達は宿のオーナーの知り合いの運転手の車に乗り、バスターミナルに向かいました。
料金15000シリング(約750円)。高いですが、安全が最優先です無事バスターミナルに到着し、モシ行きのバスに乗り込みました。

バスは快調にモシへと走ります。
バスの外に集まる物売り達。長い手を伸ばして、迫力があります。

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途中のサービスエリアでお昼休憩を取り、再びバスは走り出しました。
と思ったら、10分程走った後、再びバスが止まりました。そしてなかなか動き出しません。
どうしたのかと思ってバスの外を見ると、何やら車の修理工場の前でバスの運転手や乗客達が話し込んでいます。
これは怪しい雰囲気‥。

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どうやら私達の乗っているバスが故障した模様です。その場で1時間程待った後、次のバスが追いついてきたので、それに乗り換え、再びモシに向けて走り出しました。
エジプトの電車ストップに引き続き、最近移動運がよくありません。


午後3時頃、モシに到着。
ひとまず宿に向かい、荷物を置いてから、キリマンジャロ登山の予約をするため、近くのツアーオフィスに向かいました。私達のキリマンジャロ登山の予算は、5泊6日のマラングルートコースで、1人1000ドル程度と考えていました。
一軒目に入ったオフィス、「キリクライマーズ」で話を聞くと、5泊6日、登山スタッフ6人(ガイド2、コック1、ポーター3)、装備込み、マラング村観光、前後2泊の宿代込みで1人850ドルとのこと。このオフィスには情報ノートもあり、利用者の声もそんなに悪くないと思ったので、1軒目でしたが、ここに登山ツアーの申し込みをすることにしました。

早速明日キリマンジャロ登山のスタート地点、マラングまで移動します。いよいよキリマンジャロが近づいてきました!
果たして私達が、この巨大な山の頂上にたどり着けるのでしょうか?

モシの宿から眺めたキリマンジャロ。

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[2012/02/11 00:19] | タンザニア
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今日はキリマンジャロの登山口・マラングゲートに向かい、そこの登山事務所で明日スタートの登山ツアーの申請と前払いを行います。

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昨日ツアーオフィスで予約していたので、当然何事もなくスムーズに手続きが終わるものと思っていました。
ところが、いざ登山事務所に行ってみると、明日出発の5泊6日の日程は、山小屋が一杯で申請できないと言われたのです。

私達は非常にあせりました。
タンザニアからトルコ行きのの飛行機を2/12に予約しているので、日程をずらせるとしても1日か2日、それ以降になると登山日程を短縮しなければなりません。
そもそも昨日のツアーオフィスの担当者・ジャスパーはこの事務所に予約連絡していなかったのか?
代理で来ていた登山申請の担当者がジャスパーに電話で連絡を取り何やら話し合っています。
とりあえずその場はジャスパーから登山事務所に交渉してもらうことになり、私達はジャスパーからの連絡を待つように言われました。
登山の日程に不安を抱えたまま、私達はこの日マラング村の観光ツアーに参加しました。

マラング村はキリマンジャロ登山のメインルートであるマラングルートのゲートがある村です。
ただし、登山客のほとんどは更に麓のモシの町に泊まり、ここは素通りするだけです。
この村はモシとは違い、道路も整備されておらず、お店も地元向けの商店のようなものがあるだけで、いよいよタンザニアの田舎の風景、という感じです。
今日はマラング村のガイドの後について、この村を歩いて回ります。

まずはこの地域の中心民族・チャガ族の博物館。
チャガ族伝統のお家の中で、博物館の館長が、チャガ族の生活について熱く語ってくれました。
暗闇で、迫力満点。

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続いて、近くの滝へ行きます。
これが歩くこと片道1時間、急な山道を下っていくので結構大変です。
私達はキリマンジャロ登山に向けて良いトレーニングでしたが、一緒にこのツアーに参加していたカナダ人女性には少しかわいそうでした。
ようやく滝に到着し、途中の市場で買ったマンゴーをいただきます。
このマンゴー4個で約50円。安くて甘くて美味しい!!

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帰り道に、ガイドが「バナナビールを飲みたいか?」と聞かれ、せっかくなので挑戦することに。
この直前、市場で見かけたバナナビールの製造の様子。発酵中?

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市場のものは飲むとやばそうですが、ガイドが案内してくれたお店では、近くの工場で製造している瓶詰めのビールを出してくれてこちらに挑戦。
お味は、酸味が強く、アルコール分10%とやや強めで、飲みやすいものではありませんでした。
私達が「strong~!(アルコールが強い!)」と言って顔をしかめながら飲むと、お店の主人は大爆笑でした。

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さてマラング村の観光は終了。
この町を歩いていると、村人から表情が硬い興味の視線を感じていましたが、いざこっちからジャンボーと挨拶するとニコッと笑顔が見えて、黒人に対する印象が少し変わりました。

しかし私達が気にしている、ジャスパーからの連絡は一向にありません。
この日はマラング村にある、ジャスパーの家が経営する宿に宿泊するので、宿でジャスパーの帰りを待ちます。
この日は一日登山のことが気にかかっていました。
最悪の場合、せっかくタンザニアに来たのに、キリマンジャロに登れないかも・・。

ようやくジャスパーが帰ってきたのは、夜9時過ぎのこと。
急いでどうなったのか聞きに行くと、
「明日出発でOKだよ。ただし、一人は5泊6日で入山申請して、もう一人は4泊5日で申請してね。そして2日目の宿で体調が悪くなったと登山事務所に連絡して、滞在を一日伸ばすんだ。これで二人とも5泊6日で入山出切るから、最初の計画と同じだよ。」
なんだかややこしい設定です。。
今日一日連絡してこなかったジャスパーに腹がたちましたが、とりあえず元の予定通り明日スタートし、二人とも5泊6日の日程で山に登れるとの事で、一安心。
しかし、こんな設定で、本当に大丈夫なのか、ジャスパー??

[2012/02/12 16:58] | タンザニア
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<登山一日目:マラングゲート(標高1970m)~マンダラハット(2700m)>

今日は再び登山事務所での入山申請に挑戦です。
昨日ツアーオフィスの担当者・ジャスパーに言われた通り、一人が5泊6日で申請し、一人が4泊5日で申請します。
山小屋が混み合っているため、二人とも5泊6日では入山許可が下りないのだそうです。。
ツアーオフィスから派遣されている申請担当者は、健治が5泊6日で、私が4泊5日で申請するようにと私達に指示してきました。
なんで私が短い設定?と思いながらも、窓口に並んで順番を待ちます。

今日は昨日とは違って窓口が混み合っていて、しかも全然進んでいる気配がありません。
どうやらクレジットカードの機械が故障しているために、申請の手続きが手間取っているようです。
1時間程順番待ちをして、ようやく私達の順番が来ました。
私達の申請担当者は、事務所の職員に申請の説明をしていますが、何やら揉めている様子。
やっぱりそんなややこしい設定にするから、職員に疑われているじゃないか~!

しばらく揉めた後、ようやくお金の支払い手続きに進みました。
しかし今度は、クレジットカードの機械の調子が悪いため、なかなか支払いができず、何度もやり直しをさせられます。

結局私達が登山事務所に来てから入山申請が終わるまで、約2時間かかってお昼過ぎになってしまいました。
すでに精神的に疲れた・・。
今日はこれから最初の山小屋まで、約3時間歩かなければなりません。

事務所から少し離れたところで、私達の登山スタッフと思われる人達が数人座っていました。
その近くでお昼を急いで食べていると、私達のメインガイドのエルネストがそばによってきました。
早速お客とのコミュニケーションをはかりに来たのかな、と思ったのですが。
彼が言った言葉は、
「チップの話はジャスパーから聞いてる?金額のことは話した?」
少しあっけに取られてしまいました。初日からチップの話なんてがっかりです。
私は「チップはジャスパーが決めるんじゃないよ。私達が決めるのよ。」
と言って、この話を切り上げました。

エルネストが去ってしばらくすると、私達のポーターと思われる人が一人近づいてきました。
彼は私達にカメレオンを見せにやってきてくれたのです。

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初めて生で見るカメレオンに喜び、服の上に乗せたりしてしばらく遊んでいると、最後に彼は一言。
「チップちょうだい。」
好意で見せてくれたかと思いきや・・。
本当に、これから先が思いやられます。

なんだかテンションが下がり気味の出発。

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この日は約3時間、森の中の緩やかな登り坂を登ります。
ここからはキリマンジャロは見えませんが、木陰が涼しくて気持ちよいコースです。

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予定通り、約3時間で最初の宿泊地・マンダラハットに到着。

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到着後しばらくすると、サブガイドのデニーズが手洗い用のお湯を運んでくれました。
更に食堂に案内され、ドリンクとポップコーンののサービス。
私達がこれまでに経験したことのない、豪華な登山です。
ちなみに食事も毎食スープや果物付きで、山での食事とは思えない豪華さでした。

出発前にはいろいろありましたが、ようやく始まったキリマンジャロ登山。
同じ山小屋には世界各国の登山客が集まり、気分が盛り上がります。
同じ目的を持った仲間達。
山小屋は旅行中の他のどの宿よりも、他の国の人々に親近感が湧くところです。
美味しい料理で元気をつけて、明日からの登山に備えます!

[2012/02/12 17:04] | タンザニア
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しげぷろ
チップが彼らのモチベーションにつながっているのだろう。まあ、欧米でもチップで生計立てるウエートレスの話聞くし。日本の気持ちなんて通じない、がっかり感が漂うところだ。逆に日本人の心を把握したガイドだったら、そっちのほうが評判を呼んで、最終的にはチップたくさんってはなしなのにね~


すなふきん
なんだかペンネーム別の名前で投稿してました。削除してました?
チップは彼らのモチベーション!しかし、日本人の心をつかむガイドさんだったら、もっと、弾むのを彼らは知らない!


陽子
ペンネーム別の名前でも、すなふきんさんと分かりましたよ☆
確かに、日本人の心をつかむガイドさん、めちゃめちゃ儲かりますね!

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<登山二日目:マンダラハット(2700m)~ホロンボハット(3720m)>

今日は二日目です。歩行予定時間は5時間。もう富士山と同じくらいの標高にあがっていきます。

初の山小屋の朝を迎えると、早速サブガイドのデニーズが洗面器にお湯を持ってきてくれました。
顔を洗ったら、もうご飯の用意ができているので、食堂に来てくださいというのです。
至れり、つくせりの扱い。嬉しいですが、私達に似合わないですね。

出発の準備をすると、メインガイドのエルネストの周辺に4人程集まっていました。「これが君らのチームで、
もう一人は向こうにいるよ」と言うのです。名前を覚えようと、彼らの名前を復唱して暗記しました。
ただ髪型が皆似ていて特徴がなく、メンバーと会う時間が短かったので、顔と名前が一致しない事が、旅行の最後まで続きました。

早速出発。今日の最初はまだ森の中を歩きます。

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しばらくして、マウディクレーターに到着。おそらく昔の火口の名残ではないでしょうか。
クレーターの窪地の部分の植生だけ違います。

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しばらく歩くと、高い木がなくなって、キリマンジャロの山頂がよく見えるポイントに出てきました。

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歩いていると、エルネストが「沢山チップをくれたら、最後にキリマンジャロの歌を歌ってあげるよ」と言ってきました。
昨日に引き続き、このガイドはお金の話をするのが好きみたいです。
こんな言われ方をすると、別にいらないと反発してしまうのが我々です。

12時前に昼食ポイントに到着。ジャガイモのカレー味のシチュー。なかなか美味しいです。

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昼食後、近くにいたメンバーと写真撮影。
左・・メインのエルネスト 右・・サブのデニーズ

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左・・コックのムディ 右・・コックの荷物を掲げる私。重たいです・・・

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昼食後歩きだすと、しばらくして雲に包まれていきました。山の天気は崩れやすい、その通りです。


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そして山小屋に到着。標高が3700メートルまであがり、高山病を心配しましたけど、まだ食欲もあり体調も良いです。

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この日、山小屋で同室になったのは、ウクライナ人のおばちゃん1人旅と50歳の日本人のフクハラさんと一緒になりました。

二人とも、上から戻ってきてて、ウクライナ人のおばちゃんの話を聞くと、
「寒くてしんどくて絶えられなくなった、指先が黒くなって、5200メートル付近で断念した。」と言うのです。

またフクハラさんは登頂しており、「寒くてしんどかった。最後の上り坂はすごいしんどいし、とにかく大変だった。
素人でも簡単に登頂できると聞いていたけど、嘘だね」と言うのです。
私達もフクハラさん同様、素人でも登れるとは聞いていました。二人の言葉にすごい不安になります。


月夜の写真。月光が明るく雲に映る光がすごい綺麗でした。

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ちなみに夕食後の暗闇の中、陽子は他のガイドにキリマンジャロの歌を知っているかと聞き、無料で歌ってもらう事ができました。

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私達のガイドとのこの差、なんでしょうか??自分達のガイドの信用が減っていきます。

[2012/02/12 17:14] | タンザニア
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<登山三日目:ホロンボハット(3720m)⇔ゼブラロック(たぶん4000m)>

登山も三日目です。今日の予定はホロンボハットにもう一泊して、高度順応をします。そのためにゼブラロックという名所に行く予定です。

今日は朝食の前に、朝日を見に行きました。
富士山と同じ標高なので、すでに雲海の上です。朝日が出る前の夜明けの色は素敵で、この濃い藍色と日の光のグラデーション、綺麗です。

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しばらく待つと朝日が出てきました。雲の中から太陽が顔をだしてきます。陽子曰く日本ではかなり珍しい現象だそうです。
キリマンジャロに当たる朝日も綺麗です。
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朝食後、陽子が仮病をレンジャーに申告し、5泊6日に伸ばす手続きをしなければいけません。
メインガイドはうちらのみで申告してくればいいからという態度をしました。
設定は、高山病で苦しくて、上にも下にも移動する事ができないという、高山病を知っている人なら考えられない理由でいけと言うのです。
相手が何をいってくるのかわからないし、不安なのでついて来てもらう事にしました。

まずガイドの言うとおり陽子が申告すると、レンジャーは「高山病で苦しいなら下山しないとまずいよ」、と勧めてきます。
それでも動けないと反論すると、次は「なぜなの」と理由を聞いてきて、「頭が痛くて吐いてしまい、とにかく動けない」と陽子が言いました。
「その症状なら降りないといけない」、とレンジャーはまた言ってきました。
とにかく設定に無理があったのです。
そのうちばれて、周りで見ていた人から笑われるようになり、レンジャーに「私にお金を払うなら上に行く事ができるよ。」と冗談を言われたり、陽子は恥をかいていました。

この間、一緒に連れてきたメインガイドは黙ったまんま。役に立たないこと仕方が無い。
いちよう申告が通り、6日に伸びましたが、陽子はそうとうガイドに腹をたてていました。


そしてゼブラロックに行く準備をしていると、メインガイドのエルネストが来て言いました。
「頭が痛いので、サブガイドと一緒に行ってくれ。私はいろいろな手配と12時に戻ってきた時のご飯の準備をしてるから」と言うのです。
このメインガイド、今日も初日も客の前で平気で仮病のような嘘をつき、めんどくさい事は部下に任せ、頼りないし、チップを欲しがる最低な野郎だ。


相手にしても仕方が無いのでサブガイドと一緒に、ゼブラロックに行く事に。
そこで彼とゆっくり話ができました。彼は25歳で、ガイド4年目、隣町に20歳の彼女がいて、来年結婚するらしいです。ちなみに子供は2人欲しいみたいです。
そしてメインガイドとは違い素直な人という印象でした。

ゼブラロックに到着。
日本語に直訳すると、シマウマ岩。ただ岩の汚れが縦にしみついた岩でした。

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少し休憩して散歩することにしました。陽子に岩の上に登って来いとけしかけて撮った写真。

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あまり躊躇無く行ってくれたのは、俺に少し似てきたせいでしょうか!?

辺りを見渡すと、森林限界を超えて、草がポツポツと生える、高山らしい場所です。空も広く下に景色が広がって気持ち良いです。

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反対側を見ると、明後日にはあの頂上に立つ事ができるのかと思うくらいキリマンジャロの山が高くそびえたっていました。

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山を降りてきて、予定時間の12時に食堂に行きました。案の定メインガイドの野郎、飯の準備ができていませんでした。1時間待たされました。飽きれて仕方がないです。

ただこの日の昼食は私がこの登山一番美味しかった、チキンとポテトと、トロピカルフルーツポンチでした。
標高3700mの山の上でこんなのを食べれるのはすごいです。

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飯が終わり、夕食の時間を確認する事に。メインガイドに夕日がみたいので、早めに食べさせてくれとお願いすると、彼は夕日の時間を知らないのか、夕日とかぶる時間を言ってきます。
うちらはかなり早めの5時30分とお願いをし、また5時にメンバー全員の写真を撮りたいと言ってそれから休憩をしました。

5時になり写真を撮るためにメインガイドを探すと、最初寝ているのではないかという情報が入りました。
サブガイドを見つけたので、うちらのチームの写真を撮りたいから皆を呼んでくれという事を伝え待っていると、問題が起きたとサブガイドが走ってきました。
うちのポーターが上の山小屋に水を届けに行った際に倒れ、メインガイドが今助けに行っているというのです。だから写真は無理という話。
あのメインガイドの事、うさんくさくて仕方が無いです。どうせ寝過ごして合わせる顔がないだけではないかとこっちは思いました。
そして案の定、飯は19時と1時間30分遅れの、開始でした。遅れすぎだし、計ったかのような夕日の後の食事となりました。


本当にガイドとの信頼関係、皆無です。
ガイド暦14年、40歳のこんな仕事ぶりのやつにチップとかありえないですし、前の旅行客はこいつにチップをあげてたのかと思うと不思議です。

夕食後の夜の写真撮影。
麓のモシの夜景が綺麗でした。

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また月光に照らされる、キリマンジャロに思いを馳せました。明後日、あそこの上に登ってやるぞ、と

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[2012/02/12 17:18] | タンザニア
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<登山四日目:ホロンボハット(3720m)~キボハット(4703m)>

登山も四日目で折り返しの日です。今日の予定はホロンボハットからキボハットという4700mまで行きます。仮眠をして夜の11時に登頂をかけて、アタックします。

朝飯後、昨日お願いしていた写真が撮れなかったので、撮る事にしました。
一人キボハットで病気という事で5人と撮影です。

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出発すると、またまたガイドがチップの話をしてきました。最終日の朝に欲しいというのです。
ポーターに預けている荷物の盗難の心配があったため、適当な理由で全工程終わってからでないと駄目と言うと、
なにやら彼が興奮して交渉してきます。どうしても最終日の朝に欲しいみたい。・・・「全工程終わった後に渡す事は、何が問題なんだ」
と言うと、彼も静かになり了承してくれました。あやしすぎる。

沢に行き当たりました。この沢は私達のポーターが水を汲み、毎日提供してくれている水だそうです。

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今日までもらった水が少し濁っていて、恐らくと思っていましたが、川の水を煮沸せずに飲んでいました。寄生虫の事が心配になってきます。ただ、他の旅行客も飲んでて、そんな話を聞いた事はないので大丈夫でしょう。


また、ある日本人の方と再会しました。
昨日の朝、私達の予定とは違い、ホロンボハットを朝出発し、夕方に頂上まで一気に駆け上ろうとした人です。
3700mから5900mに一気に登る、私達には体力的に無理だし、彼の事が気になっていました。
結果を聞くと、高山病にもやられ、あと200mという所で暗くなるのを心配し、断念したみたいです。5700mのギルマンズポイントまで登るだけでもすごいと思いました。
あと200mぐらいもうちょっと行ったらいいのにと思うかもしれませんが、これはやってみないとわからないのでしょう。エベレストで5000m代のトレッキングをしていたけど、毎日1000mずつ登る今回の登山。心配が多く、彼の話を聞いていろいろ参考になりました。

今日の行程は、森林限界を超えて、草もろくに生えない中を進んでいきます。ハイランドデザートと言うみたいです。

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砂漠だけど、雲が近くに見える不思議な場所。

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高度4000mを越えて、これだけ平らな荒野があるのは世界でも少ないのではないでしょうか。

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13時過ぎにキボハットに着きました。まだまだ高山病にはならず、体力的にも余裕があります。
そしてここの案内の看板を見ると、何やら日本語で書いた木の札が。

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和歌山の那智の青岸渡寺。天下泰平を願う修行。
世界で唯一つの場所、物に、あえて見せびらかすように張り付けないといけないのでしょうか?
勝手に修行するのは良いけど、自己完結できないのか?良い大人の日本人が中学生みたいな事をするのはやめて欲しいと思い、恥ずかしく思いました。
10年後には同じような宗教関連グッズが、増えている事でしょう・・・

私達と同じ日に入山し1日早い登頂計画の中国人カップルと再会しました。
女の人はギルマンズポイントまで。男の人は頂上まで行けたそうです。ただ、見るからに疲れていて、顔もむくんでいました。そして陽子曰く、目がうつろだったといいます。まさに命をかけた挑戦。

今日はこの後ゆっくり休んで、夜の11時の山頂アタックに備えます。月と雲海の写真。うちらが山頂を目指すちょうど今日が満月みたいです。

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予定では、今晩の夜11時に出発。ここまで登る間にいろいろな人を見て、いろいろな話を聞いてきました。
実際に、休もうとしても、緊張と興奮でなかなか眠れません。うまくいきますように!!

[2012/02/13 06:58] | タンザニア
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すなふきん
アドバイスするまでもないですね、引き際を完全に理解してます、安心して上ってください。

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<登山五日目:キボハット(4703m)~ギルマンズポイント(5685m)~ウフルピーク(5895m)~ホロンボハット(3720m)>

今日は夜11時から登山を開始し、翌日の朝日を頂上で見る予定です。四日目の午後にキボハットに到着して、夕方まで1時間程仮眠しました。午後5時に早めの夕食をとり、その後再び仮眠。ただし、経験者の話によると、ここでぐっすり寝ると呼吸が浅くなって、登頂時に高山病になりやすくなってしまうそうです。私は午後と夜とで合わせて2時間程睡眠を取り、夜10時前に起床。登頂の準備を始めました。

ここで早速一つ問題がおきました。
4700mの高所に体がまいったのか、気分が悪くなって吐いてしまったのです。もしかすると登頂に向けて飲んだ高山病の薬が体に合わなかったのかもしれません。とにかく最後の登山を目前にして、胃の中のものを全て吐き出してしまいました。出発前に何か食べようと思っても、胃が受け付けません。なんとか小さいバナナを1本食べ、スタミナに不安を抱えたまま出発しなくてはならなくなりました。

キリマンジャロ登頂時には、寒さ対策も重要な問題です。
ホロンボハットで会ったウクライナ人女性は、5200m地点で寒さに耐えられなくなって下山したと言っていました。私達は自前の衣装に加えて、ツアーオフィスからも防寒着を借り、寒さ対策を行いました。
私の衣装はこうです。
上:Tシャツ3枚、フリース2枚、パーカー1枚、ジャンパー1枚、目出し帽、フリースマフラー、スキー用手袋
下:靴下2枚、靴下用カイロ、タイツ、ズボン計3枚(ズボン、フリースズボン、中綿ズボン)
とにかくできる限りの防寒着を着込みました。結果的にはこの衣装で寒さに凍える事はありませんでした。

緊張の出発直前。
変な格好ですが、寒さ対策はバッチリ☆

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さていよいよ出発です!
出発予定時刻は11時。私達は体力に自信がないため、他のグループよりも少し早めに出発時刻を設定していました。11時になって部屋を出てメインガイドを探します。そしたらメインガイドの野郎、優雅に紅茶を飲みながら、「紅茶持って行く?今から準備するからちょっと待ってて。」なんてのんびりしているのです!!
私達は「11時に出発って言っただろう!なんでまだ用意できていないんだ!」と彼に激怒。結局私達が出発したのは11時半頃。出発してすぐに彼は「俺の責任じゃない」と何かのせいにしようとしてきました。「全部お前の責任だ」と強く言っておきました。
ただでさえ困難の多いキリマンジャロ登山に、こんな問題ばかりのメインガイドを引き連れ、登頂の直前まで怒って体力を消耗したことは、本当に本当に残念です。あまりに彼に愛想をつかした私達は、最後まで彼を信頼することができず、この日は最初彼を後ろに歩かせて他のチームについて歩き出しました。

歩くペースはポレポレ(ゆっくりゆっくり)、で進んで行きます。道は最初緩やかな砂利道で、徐々に傾斜がきつくなっていきます。最初2時間程は特に苦しさも感じず、順調に進んで行きました。今日は満月のため、月明かりが明るくてヘッドライトも不要なくらいです。

ところが‥。やはり苦しみはやってきました。歩き出して2時間を越えた頃から、休憩の回数が増えてきました。
途中の休憩で健治と私は二人とも気分が悪くなり、吐いてしまいました。しかしそれでも寒さのため、長い休憩は取れません。少し休んでは歩き、休んでは歩き、の繰り返しです。頂上までの中間地点を過ぎる頃には、私達は歩くのに必死な状況でした。
最後一時間くらいは砂利と岩が混ざったところを登っていきます。ゆっくりゆっくり進み、足が止まるとすぐに眠気に襲われてしまいます。空気が薄いために、頭に酸素が十分に回っていないのでしょう。こんな症状はエベレストトレッキングでも全くなかったし、初めての経験です。高山病のために食事も十分に取れておらずスタミナ切れ、かつ睡眠不足の状態で標高4700mから高度を1000m以上も上げるのは、想像以上に過酷な行為でした。

しかしそれでも暗闇の中にうっすらと、第一の目標地点、ギルマンズポイントが見えてきました。上から先に到着した人々の歓声が聞こえてきます。あともうちょっと、最後の力を振り絞り、上へと進みます。

午前6時、ギルマンズポイントに到着。歩き始めてから6時間半かかりました。
疲れすぎた私達は、歓声をあげるどころではありませんでした。写真をとるのもやっとの状態・・。

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ほっとしたのも束の間、メインガイドはこの先のウフルピークに向かうよう、私達をせかします。ギルマンズポイント到達はキリマンジャロ登頂の第一段階で、最高ピークはここからさらに山頂部のクレーターを回り込み、1時間半程歩いたところにあるのです。
ウフルピークはまだ遠い。写真中央より少し右側にウフルピークがあります。

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しかしこの段階で私の体と心は限界に達してしまいました。もう歩く気力がありません。ギルマンズポイントは、最高地点ではないものの、キリマンジャロに登頂したと認められる場所です。私はもうここまででいいと思い、健治とメインガイドにウフルに行ってくれと伝え、私とサブガイドのデニーズとで待機することにしました。

しばらくして朝日が顔を出しました。温かい紅茶を飲みながら、一息つきます。恥ずかしながらこの瞬間は、朝日の感動よりも、しんどかった~と一心に思っていました。

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さて後は健治とメインガイドが折り返してくるのをどこかで待とう、と思っていました。ところがサブガイドのデニーズが、しきりにウフルに行こう、と誘ってくるのです。私の心はもうすでに折れてしまって、それ以上進みたくありません。それでもしきりに誘うデニーズに、少しだけついて行こうと思い、再び歩き出しました。だけどやはり少しでも上り坂になると、息が苦しくなって、吐きそうになってしまうのです。ウフルピークはまだはるか遠くに見え、とてもたどり着けそうもありません。
しかしデニーズも諦めません。ゆっくりしか進めない私に根気良く付き合い、最後には私の腕を抱えて、支えながら歩かせてくれました。
そしてようやくたどり着いたウフルピーク。先に来ていた健治とメインガイドと合流した瞬間は、涙が出そうになりました。自分がここに来れたことが信じられません。また自分ひとりでは絶対に諦めていたこの場所に、連れてきてくれたデニーズへの感謝の気持ち。頂上からの眺めは正直それほど良くはありませんでしたが、これまでで一番の達成感を味わった、記憶に残る登山でした。

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頂上ではこれまで同じ日程で登ってきた顔馴染みの人々と再会し、お互いの登頂を称えあいました。一通り写真撮影が終わると、いよいよ下山です。とにかく苦しいので、急いで降ります。下りは砂利道を滑りながら降りるので、普通の山道を降りるよりも楽に降りられます。ただ気を抜くと足を滑らし大事故になるのですが、すごい眠気でつらく危険でした。
下り始めて約2時間後、午前11時頃にキボハットまで戻ってきました。昨日出発してから12時間の山登り。
ここで1時間程仮眠を取り、更に1000m下のホロンボハットまで戻って、やっと今日の行程が終了です。ホロンボハットに到着したのは午後4時頃でした。気づけば24時間のうち、15時間歩いていました。
長かった一日がやっと終わった・・。

夕方再び仮眠し、この日の夜ご飯にようやく食欲も戻り、美味しいご飯を食べられたのでした。頭が下がることに、サブガイドのデニーズは、キボからホロンボまで私達二人分の荷物を担いで降り、夕食まで寝ずに私達の食事の準備等で働いてくれていたそうです。
メインガイドには腹がたつことばかりでしたが、サブガイドのデニーズと、コックのムディには本当に感謝しています。私達が登頂できたのも、彼らの働きなくしてはあり得ないことなのでした。
こうして長い一日は終わり、後は明日、スタート地点のマラングゲートまで戻るのみです。

[2012/02/15 03:15] | タンザニア
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<登山六日目:ホロンボハット(3720m)~マラングゲート(1970m)>

最終日です。
今日はホロンボハットから約2000m下って、マラングゲートまで戻ります。
道はずっと緩かな下りで、疲れた足でもそれほどしんどくありません。

そして何より今日は、素敵な道連れの方達がいるのです☆
その方達は、カナダ在住の二人の日本人のおじ様です。
私達と同じ日程でキリマンジャロに挑戦し、登頂を果たして来られました。
年齢をお聞きして驚いたのですが、お二人とも70才を越えておられるのだそうです。
とても若々しく元気で、明るく楽しいお二人でした。
私達も若いうちにと思ってキリマンジャロに来たけれど、いつまでも好きな事ができるよう、こんな風に年を重ねて生きたいと思いました。

この時にこれまでの経歴など、いろいろ話を聞かせていただきました。
その中で、心に残った言葉。
「喜べば、喜ぶほどに、喜びが、喜び勇んで、喜んでくる」
新聞か何かで見かけた言葉だそうですが、まさにこの言葉を実践して生きておられる、そんな印象の方々でした。

お二人と話していると、あっという間に今日の行程が終わりました。
最後に山の中で見かけた野性のサル。アフリカの山を実感します。

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ゲートで登山証明書をもらい、先に降りていた私達の登山スタッフと合流。
皆温かく出迎えてくれました。

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そして最後に、私達が乗り越えなければならない大きな山場があります。
それは、登山スタッフにチップを渡す事。
普通ここは感動の場面になるはず。
しかし私達は彼らに対して疑いを持っていたため、一筋縄では行かなかったのです。
この辺の詳細については、次回の健治のブログに譲ります。

私達は私達のメインガイドに対して非常に不満を感じていたので、彼のチップはサブガイドとコックよりも減らす事にしました。
チップ額
メインガイド→40ドル
サブガイド→60ドル
コック→50ドル
ポーター→一人30ドル
これでもメインにはあげすぎだったかもしれません。
ちなみに彼を紹介したツアー会社の担当者には、モシの町に戻ってから散々文句を言いました。

モシに戻り、ホテルで久々のシャワーを浴びて、ようやくホッと一息つけました。
今回の登山は本当に過酷でした。
食欲不振、寝不足、高山病、メインガイドへの怒り・・。
でもそれとは逆に、楽しい思いも沢山しました。
タンザニア人ガイドやスタッフ達との交流(もちろん良い人達が一杯いたのです!)、素敵な登山客との出会い、感動の登頂、心に残るキリマンジャロの景色。
たった6日間とは思われないほど、内容の濃い日々でした。
キリマンジャロは私達に試練と喜びを与えてくれました。
もう山はこりごり、なんて今は思うけれど、きっとまたすぐに行きたくなるんだろうなぁ。
山のアメとムチに、今回もしっかり虜になってしまったのでした。

[2012/02/15 03:19] | タンザニア
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陽子の友人
キリマンジャロ登ったんや!
いろいろあって大変やったなぁ
チップとかどのくらい渡したらいいのかわからないや


陽子
体力的にも精神的にも疲れたけど、そのおかげで今までの人生で一番の達成感が味わえたよ☆苦労と喜びは一緒にやってくるんやと学びました。


陽子の友人
やっぱ陽子はいつでも前向きで
すごいよ!!

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陽子が今回のキリマンジャロの行程について、ブログを書いてくれました。
それは本当に辛くて、しんどくて、また感動もしました。

ただ私の中で違うサブタイトルもありました。
それは【『キリマンジャロに消えたポーターの行方』】というものです。
私達は事件にまきこまれ、そんな劇の探偵役の主人公になった気分でした。この登山中に私達のチームのメンバーの数がよく分からなくなったのです。

★文章が長くなるといけないと思い箇条書きで書いた所、経験した私達本人でないと分かりにくい物となったと思います。
ですがそのままアップさせてもらいました。すいませんm(_ _)m★

登場人物。
探偵…私達 
私達のチーム メインガイド サブガイド コック ポーター①②③ の合わせて6人。
 
事の経緯はこうです。

1日目
・6人全員を紹介してくれというと、変にはぐらかされました。
・同じ会社と契約した中国人が、4泊5日で合計7人と私達より日程が短いのに1人多くなっていた。
□この時にはまだ本格的に疑ってはいなかった。短い日程の中国人が1人多いいのは、何かの間違いだろうと思っていた。
□メインガイドが早くもチップの話をするし、頭が痛いと言い晩飯に会いに来なかったのでいうので、彼に不信感を覚えた。


2日目
・朝、メンバーが5人くらい集まっており、メインがこれが私達のチームで、最後の1人は向こうにいると言う。そこで初めて6人の名前を確認する。しかし6人の名前を復唱すると他のメンバーからの反応が悪かったのです。
・メインに「チップを多くくれたら、キリマンジャロの現地の歌をうたってあげる」と言われた
□このメインは旅行客に対して金としか見ていないと思い、メインに不信感を抱き始めた。
□この日から騙されているのではないかと思い、メンバーを確認しなければいけないと思い始めた。ただまだチームに対しては少しは信頼してました。


3日目
・朝、メイン抜きでゼブラロックに行ったときにサブにメンバーの名前を聞くと、ポーター③の名前は覚えていないという。
・昼飯時に、メインにメンバーの写真を撮りたいと言う。彼は目を泳がし、二人が水を上に届けに行ってるから無理と言い訳する。それなら夕方5時でとお願いする。
・夕方5時、メインいなくなる。サブが現れ、水を取りに行ったポーター②のメンバーが高山病になり上の山小屋から降りてこられない、メインが上に助けに行っていると状況を説明し、写真は無理という。
・その後サブがポーター③の名前確認したので聞く。昨日メインが言っていた名前と違う。
・晩飯後、暗闇の中、メインが戻ってきた。服をなぜか着替えていた。5人だけでいいから、明日の朝写真を撮らしてくれと言い了承をもらう。
□この段階で、100%騙されている確信を得る。高山病の対策は降りる事という原則を無視しているし、二人で行ったはずなのでメインガイドが助けに行く必要はない。
□このメインガイドは騙すのが下手だと思い、事件の真相を暴いてやると思いました。


4日目
・朝、写真を撮るとき、私はポーター③に対して「ごめんけど人の名前を覚えるのが苦手です、お前の名前は○○か」と、メインとサブから聞いてた名前と違う名前を言うと、③は「イエス」と言う。そして他のメンバーもこいつの名前は○○だと言う。変な笑いが起きる。
・またメインにポーター②は降りて病院に行かなければいけないと言われる。
・出発後、メインとチップの支払い場所で、最終日の朝か、全工程終了後かでもめる。私達は全工程終了後に一人一人に手渡しをすると言う。
・メインが水が一つ分しか上がっていないので、今日はポーターが大変だと言う。昨日二人上がったはずなのに、一つ分はおかしい。矛盾している
・夕方山小屋到着後、病気になっているポーター②がまだ体調悪くて降りられないと言う。
□ポーター②が降りないのは絶対におかしい。おそらく他のチームと共有にしていたけど、私達がチップを一人一人に渡すと宣言したので、日程を先延ばしにしたのである。


5日目
・登頂の晩メインが時間を守らないという怠惰さに怒ったし、チップの支払いが近づいた事もあり、下山時にはメインが優しくなったと感じる。
□メインとは登山が大変で対して喋らず。
□チップの額で俺と陽子の間で揉める。メインは半分、ポーター③はなし、他のチームとシェアしているポーター②の取り扱いは減額することで決定。
□またどうやって、最後問い詰めるかを考える。


6日目
・全工程終了し、登山口で6人全員同じ顔ぶれが集合していた。写真撮影をすると、ポーター③も笑っていた。
・チップを渡す前にポーター③を一人呼び、「お前の名前は△△か」とまた別の名前を言うと、迷ったあげくそうだと言う。これで彼の名前は合計4つあることになった。
・ポーター③に「お前は私のチームじゃないバイバイ」と言うとメインが抗議に来る。私達が理由を言うと、そこまで反論せずメインが納得する。
□メインが納得したのは、③が架空の人物と言うのが図星だったから。そしてここで争いチップがさらに減る事を恐れて、潔く認めたのではないでしょうか


いちよう4日目と6日目での写真。同じ顔ぶれが集合。わざわざ呼び寄せたと思われる。

s-IMG_8605.jpg s-IMG_8764.jpg


これがメインガイド。本当によく目が泳いでいたのが印象的。

s-IMG_8478.jpg


結果
ツアー会社に私達のチームは6人と紹介されたものの、ガイドは会社をだまして、人数を多めに申請しチップを余計にもらおうとしていたのです。
メインとサブ、コックの三人は専属。ポーター①は不明、ポーター②は他と共有、ポーター③はいない。
というわけで、私達のチームの数は確実は3.5人。1人は私達かわからず、もう最後の1人はもともといない架空の人でした。
チップも通常より減らして渡しました。全てを解決できなかったの残念。

このキリマンジャロ登山。ポーターは登山者とほぼ接する事がないので、このようなイカサマがまかり通っているのです。
登山中に会った日本人に、「本当に契約時のポーターの人数がいると思うか?」と聞くと、皆「わからない」、と疑っているのです。
ですが他の人は厳しい登山に協力してくれたガイドに感謝で疑うのは失礼となるし、また確証を得るのに至らないので、払っているのです。

他の日本人の対応は大人の対応と言えるかもしれません。1人増えたところでチップの額は約5000円くらい。それぐらい感謝の気持ちで多く払っても旅行代金から比べると小さいし、お釣りがくるものだと思います。
しかし、私達のガイドがあまりにも最低なガイドだったので、ムキになってしまいました。

推理劇『キリマンジャロに消えたポーターの行方』は残念ながら、解決しませんでした。
だれかこのブログを読んだ人で、キリマンジャロに登る人がいたら、この推理にチャレンジしてみて下さい!!

[2012/02/15 03:57] | タンザニア
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すなふきん
これが世界標準!また、一段おとなの階段を上りましたね!アフリカでも正直者がいますので、そのつど判断しましょう。


健治
すなふきんさん
海外に来て思うのは、私達にとって、日本人のサービスに慣れているので、よく対応の悪さにげんなりしています。
日本は特別。世界は別物。おっしゃるとおりです。

すごいねぇ
登山だけを楽しみたいのにそんなことでいらいらさせられるのは大変ですね。
自分やったら我慢できないやろなぁ。
(のぼるのやめてそう・・・)
と言う事は海外旅行もむりかな。

アフリカがひどいのかな?

とにかくお疲れ様でした。(^^)




陽子
終わってから思うのは、いろいろなできごとを含めて登ってよかったという感想です。山登りは半分景色を楽しむためで、残り半分は自分の心と体を鍛えるためでもあるように思います。こんなことで腹をたてて取り乱している自分はまだまだだ・・。といったら、少しストイックでしょうか?

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キリマンジャロから下山し、麓の町に戻って来ました。登頂のご褒美に頂くのは、もちろんキリマンジャロビール。

今日下山してきた人、全員がこのビールを飲むのではないのでしょうか?勝利の美酒という事で、体に沁みていきます。

一晩明けて、朝起きると待っていたのは、相当な筋肉痛。太股も膝も足首も痛くて、二人とも歩くのに気合がいります。5900メートルに登る事は、素人には簡単ではなかったのです。
本来なら、これから飛行機を予約しザンジバル島に行こうとしていたのですが、こんなに歩く事が十分にできないのでは、スリや強盗の標的になってしまうし、犯人を追う事もできなく、まず何もする気がおきません。
という訳で、今日はモシのお土産を買うために、町を少しだけ散策する事にしました。

自動車学校の車を発見。アフリカの国でちゃんと路上教習は行われていたのでした。

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お土産を買うのは買えたのですが、この町の人は親切なのか、おせっかいなのか、悪い奴らなのか、観光客とみるとかまってきます。
この町に来た当初も、ツアーの誘いを良く受けては、適当にあしらい無視していました。
そして下山してきた今日もある黒人のお兄ちゃんを同じように適当にあしらい無視しようしました。すると、今日のお兄ちゃんは一味違いました。
目的が何か分からなかったのですが、ついてきているのを無視し続けていると興奮しだして、「ファックユー」とか「ゴーバックユアカントリー」とか言い出しました。
何が起こるかわからないので、ホテルに戻ろうとすると、彼もまだ文句を言いながら私達の後をついてきました。
100mくらい歩くと、彼は諦めてくれましたが、恐かったです。今まで旅行してきて、初めての経験。
タンザニアは一味違うなと思いました。

次の日ダルエスサラームに戻ってきました。
戻る車中から、遠くなるキリマンジャロを見ると、本当にあの天辺に登ってきたのか、不思議な気持ちになります。

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また何の植物かわからないけど、アフリカらしい農場風景が見れました。また頭の上にバナナを載せる女性。私達のアフリカのイメージはこんなんだったかな。

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ダルエスサラームの宿ではアフリカを1人旅をしている女性、2人に出会いました。
アフリカで女性が1人だけと思うと危険ではないかと私達でも思ってしまいますが、2人とも慣れている様子。1人はアフリカだけで1年の予定。もう1人は2ヶ月の予定。
私達は危険におののいてタンザニアの2都市のみでアフリカを2週間で去ります。
感心して、いろいろ聞いてしまいました。2人とも外国語が達者なようで、性格もかなりしっかりしているという感じでした。そうでないとやはり、アフリカを渡っていけないのではという印象を受けました。

しかし軟派者の私達はダルエスサラームに戻ってきても、たいして出歩きませんでした。
港に歩いていったのと、近くをうろちょろしたくらい。日差しが暑いです。山で日焼けした皮膚に日差しが痛いほど、感じます。

s-IMG_8816.jpg s-IMG_8815.jpg


そしてすぐ出国する日を迎えました。

私達がタンザニア、アフリカを多く旅していないので偏見かもしれませんが、私達が感じた黒人の印象は、彼らは愛想をふりまかないという事です。一回、仲良くなるとフレンドリーになり笑顔を見せてくれますが、その前段階では、険しい視線を送ってきます。
山の上では、親しくなったガイドやポーターは最高の笑顔で私達に接してくれました。しかし町では、呼び込みの仕事の人は仕事柄愛想があるのですが、普通のホテルの従業員や、スーパーの従業員は対応が冷たいくらいです。
それに加えて、町では私達が警戒心を強めるため、親しくなれなかったこともあります。
先述の女性達のように、心を開いて接すれば、相手の反応も違ったのでしょうか。
少し心残りのある、アフリカの旅立ちでした。



[2012/02/16 02:44] | タンザニア
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