広島で就農を決意した二人が、海外でのブドウの研修も含めた、世界旅行に出ることにしました。
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ペルーの最初の街はプーノ。

夕方に着いたので、とりあえずご飯を食べに市場に行きました。

インディヘナの人が多く、中身も見た目もボリビアとさほど変わらなかったです。

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私達にとって市場恒例のフルーツサラダ(3.5sol=100円)。
プーノの市場にもあったので、ボリビアで酷く食あたりにあいましたが、懲りずに頼んでみることにしました。。

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ボリビアと比べると、盛り付けがいまいちで、見た目が劣ります。
ただ細かく切ってあって、高さもないので食べやすかったです。
味は、フルーツなのでそんなに代わり映えはしないです。


市場の中をを巡っていると、靴の修理屋さんがありました。

マチュピチュでは、安く行くために、線路の上を歩く方法があります。
そして足場が悪いので、底が硬い登山靴を買おうかどうか迷っていました。

このお店を見ると、靴底がいっぱい並んでいます。
前にいろんな途上国で、このような靴を修理しているお店を見て気になっていました。
そこで陽子の靴に登山靴のような、底が硬い靴底をつけてくれとお願いしてみることにしました。

まず靴底を選びます。プレス機で整形したような左右が一つにくっついているのから選びます。
調度良いサイズのがありました。

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おじさんがナイフで一つ一つに切り分け、余分なところを削ります。

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研磨機で削ったところを滑らかにします。
自転車のパンク修理で使うような糊を陽子の靴と靴底につけます。

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糊が乾くのをしばらく待ち、その後糊部分を火であぶります。

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すぐに靴と靴底をあわせ、棒を使いながら圧着していきます。

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靴底と靴を糸で縫っていきます。

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そして完成。左ビフォー 右アフター

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綺麗にできてますよね。仕上がり具合も底がしっかりしていて、陽子も満足だったそうです。
記念に店主と写真撮影!!

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この人は本当に職人で、手際よく作業をしていました。良い物を見せてもらったと思います。
かかった時間は左右あわせて40分程度。値段は600円。

日本でも同じ商売があればいいと思うのですが、ペルーだからこの値段でできてお得だったのだと思います。
日本だと、材料費、人件費等を考えると、新しい靴を買ったほうがお得でしょう。

大量生産の日本の社会で物が安くなれば、大量消費もいなめないのでしょうか。
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[2012/05/13 00:20] | ペルー
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ペルーのプーノの町に着いた夜、フォルクローレを見に行くことにしました。
以前ボリビアのラパスでもフォルクローレを見ました。
ボリビアとペルーのフォルクローレ、どんな違いがあるのでしょうか?

まず向かったお店は歩き方に載っている、「バルコネス・デ・プーノ」。
しかしここは満席で入れず。
次にすぐ隣の、姉妹店である「オスカー」に行き、席が取れました。
しかしここも大人数の団体客が入っており、私達は舞台から少し離れた席につきました。
店は高級レストラン風で、外国人観光客が多く来ていました。

私達は一杯ずつお酒を頼んでショーを見ることにしました。
ちなみに他のお客さんたちは豪華に盛り付けられたディナーを食べながらショーを見ていました。
それでもお値段1000円程度。ここでは1000円で豪華ディナーとショーが楽しめるのです。
日本人の感覚からすると、とってもお得です。

ショーが始まりました。
まずは踊り子が登場。

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最初の踊りはボリビアで見たものと似ています。
踊り子は若くて可愛らしい女の子達で、踊りにも切れがあります。
衣装は膝上のミニスカート。若さを活かしてます。

次に演奏部隊が登場。

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フォルクローレの代表的な楽器である、チャランゴ(小さい弦楽器)、ケーナ(縦笛)、サンポーニャ(管楽器)、ボンボ(打楽器)が勢揃いし、見事な演奏です。
彼らはこの後、ステージで踊り子が踊っている間も、ずっと生演奏を聞かしてくれました。


踊り子達が次々と登場。

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全体に踊りに切れがあって、レベルが高いようです。
一つ一つの踊りも短くまとめられていて、出演者の数も多く、飽きさせません。


ショーも後半になると、色っぽい衣装の女性達が登場。

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派手な衣装は、カーニバルを思わせます。
それまでショーより食事に集中していたお客達も、くぎづけです。

最後のトリは、コンドルのお面をつけた男性陣の踊り。

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ダン、ダン!と床を力強く踏みしめ、迫力ある踊りで場を盛り上げ、ショーが終了しました。


ボリビアでみたショーと比べると、こちらのショーの方が踊り子が若く、出演者の数・踊りの種類・演奏楽器の種類も多く、ペルーに軍配が上がります。
ただ、出演者の愛想や、お客さんとの交流度、ショーの盛り上がりはボリビアのショーの方が上でした。
こちらは食事しているお客のバックミュージックのような感じでショーが進められ、熱心に見ているのは私達だけでした。
ショーを見る側の姿勢も大切ですよね。

結局はボリビアに軍配かな。

[2012/05/14 11:09] | ペルー
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チチカカ湖で有名な島は、前回ブログで書いたボリビアの太陽の島以外にも、ペルー側にもあります。

その名はウロス島、タキーレ島。


早朝プーノのホテルを出て、港に行き、出航しました。

ウロス島というのは、葦(現地名:トトラ)で作っている浮島だそうです。

葦の群生している中を、船は進んでいきます。天気は晴。気持ちいいですよ

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ウロス島に近づいてきました。島と言っても、実は20m×20mぐらいの島が何十個と密に集まっている場所でした。
その中の一つへ近づいていきます。接岸作業は、なんとインディヘナが行っていました。

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島に上陸します。一歩ずつ踏み出すたびに少し沈み、本当に葦で作られていることを実感。

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最初に私達のガイドが島の広場に皆を集めて座らせて、いろいろと説明してくれました。
島の歴史から、湖の説明、島や家の作り方まで。
島や家の作り方は、島民の人が小さいスケールの模型を作って、ガイドと協力してわかり易く説明してくれました。

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ちなみにその際の椅子も、もちろん葦。

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家も葦。そして家の内部

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船も葦。

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猫も豚も葦の島で飼っています。

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島の中に穴を開けて、生簀を作り、鱒を飼っていました。
また葦の上に土を持ってきて畑を作り、少しの野菜を作っているそうです。
また葦の根の部分を食べるのだそうです。ここまでできる葦、万能ですね。
あと着物も葦で出来ていたら、衣食住制覇、完璧だったのに☆。


なんでこんな所に住んでいるのかと思いますが、昔敵から逃れるため、隠れるようにひっそりと暮らしていたみたいです。
土地や家代は無料とはいえ、この現代に生活するにはちょっと不便だと思います。


ウロス島から出航する際に、インディヘナの方々が歌を歌ってくれました。
だれかがお土産を大量に買った風には思えませんし、今から去ってお金を残さない人にサービスしてくれるなんて、今までありませんでした。


また今回、出稼ぎなのか、漁に出ているのか、島には男があまりいませんでした。
やはり観光客からの入場料やお土産商売でお金になるために生活しているようで、観光客が来なければ、今の時代存続は難しいように思えます。
ある意味、日本でいう日光江戸村などの歴史テーマパーク、やらせなのでしょう。

ただおもてなしをしようとする気持ち、すごい好感がもてました。
ここの観光力は、一味違いました。

[2012/05/15 00:22] | ペルー
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ウロス島から船に乗ること2時間、タキーレ島にやって来ました。
ここは編み物や織物の手工芸品が有名な島だそうです。
前にこの島に訪れた人が、タキーレがすごくよかったと言うのを聞いて、あまり前情報を持たずにやって来ました。

島に降り立って歩き始めると、すぐにこの島の良さが分かってきました。

青い海、青い空、石畳のインカ道、色鮮やかな花、色鮮やかな現地人の衣装。

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歩いているだけでとっても気持ち良いのです!

ボリビア側の島・太陽の島も上からの眺めは最高でしたが、上に登るまでの道のりは急坂がただただ辛かった・・。
タキーレは歩く道のり自体が楽しめる、景色の良い散歩コースなのです。

港から歩くこと約1時間、小さな町にやって来ました。
たぶんこの島一番の町でしょうか。
広場からは海の遠く向こうに、6000m級の雪をかぶった高山が眺められます。

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小さい島ながらも、ここの住民は毎日こんな景色を楽しめるのだと思うと羨ましいです。

広場で編み物をする女性・男性。

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タキーレでは、男女それぞれが異性のために衣服を編むのだそうです。
男性に手編みの服を作ってもらってそれを着るなんて、想像しただけで嬉しくなってしまいますね。
でも不器用な人はここではもてないんだろうな・・。

広場に面した建物に、タキーレの住民の手編みや織物の品の販売所がありました。
さすが織物で有名な町、プーノの町でみるよりも編み物・織物のパターンが豊富です。
ただ残念なことに、値段もプーノの倍くらいします。
さんざん悩んだ挙句、買うのを断念しました。
他の観光客もあまり買っていない様子。
うーん、これでタキーレの人はやっていけるのだろうか。
も少し近郊の町の市場調査をした方がよいのでは・・。


ガイドブックに、「島では子供達にアメ・チップをせがまれるので、できるだけパンやフルーツを変わりにあげよう」と書いてあり、私達もプーノで果物を買ってきていました。
しかし広場に来ても子供をあまり見かけません。
この日は平日、子供達は学校に行っていて町を歩いていないのでしょう。

お昼を過ぎた頃、ようやく数人の子供を見かけました。
せっかく果物を持ってきたので、見かけた数人の子供に果物をあげて、一緒に写真を撮らせてもらいました。

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でも果物をあげた後、なんだか罪悪感を感じてしまいました。
彼らはこうやって観光客から物をもらうことに慣れていくんじゃないだろうか。

ここに来る途中、観光客に写真を撮られた現地のおじさんが、撮った相手にチップを要求しているのを見かけました。
勝手に写真を撮る観光客も悪いのですが、写真を撮っただけでお金をもらえると思う考えも、しっくりきません。
でもきっと私がしたことがそういう考えを育てるのかもしれない。

観光客と現地の人の距離感って難しい。
ただ一方的に与えるよりも、彼らの作品を買うことで貢献するほうが、よっぽど彼らの為になるのでしょうか。

[2012/05/16 12:31] | ペルー
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プーノの島ツアーから戻ってきて、町を歩いていると、気になるポスターを見つけたました。

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『エキスポマンガ2012』。
漫画の博覧会で、日本の漫画の「NARUTO」の絵がポスターに書いてありました。

5月7日~18日まで。入場料無料。
やはり日本の漫画好きな私としては、偶然にも発見したので行ってみることにしました。

公民館の1室を貸しきったような形で、開催していました。中にはいってあったのは、ファンが書いた絵。

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ドラゴンボール・NARUTO・セイントセイヤ・ああ女神様・ゼルダ・エヴァンゲリオン等他にも萌え系の絵もありました。セイントセイヤとかは日本の今の若い人でもあまり知らないのに、ペルーでファンがいるのに少し驚きでした。


千羽鶴。

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七夕の短冊飾り。

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木は竹ではなかったです。私達も書いて、吊るしてきました。
ペルー人の中に短冊をがんばって日本語で書いてる人もいました。

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残念ですが、意味がわかりません。
またWATASHI MOE!!とか書いてあるペルー人の短冊もありました。

日本の文化が伝わっていることに、嬉しく思います。萌えは少し違いますが・・・

何年か前の総理大臣の麻生太郎が漫画に着目して、漫画の殿堂を作って外国人観光客を狙おうとした発想は、
外国人の人気からして、あながち間違いではないのかもしれません。

ただやはりお金を大量にかけて、作る必要はないでしょうね。




次の日、クスコにバスで移動しました。

このバスでうんざりさせられたのは、うるささ。
8時間もあるので寝たかったのですが、次々にいろんな人が来ました。

聖書みたいなものを配り、皆で朗読させる人。
歌を歌ってチップをもらう、目が見えない人。

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地元で作った健康ドリンクを、絵や写真を使って説明して売る人。どうやら腎臓に効くらしいです。
素人っぽい人が、むやみに効能をうたっていたら、日本では薬事法違反で逮捕です。


他にもミネラルのサプリメントっぽいのを売る人。
『家族が仲良くなるにはというDVD』を売る人などいろんな人がいました。


また昼飯用に、バスの中に、お弁当を持ってきて売りに来る人。
またヤギの10kg程の塊焼きを持ってきて、バスの中で鉈を使って肉を切り分けて売っている人。

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前にボリビアのバスが獣臭いと思ったのは、お風呂に入っていない人間のせいと思いましたが、陽子が横でヤギ肉を食べている時に、まさしく獣臭いと思いました。
本当に獣臭のヤギ肉をバスの車内で食べるのだから、それは臭いの原因になるでしょう。
この獣臭、かなり不快なのでやめてほしいです。


いずれの商売人も、走っているバスに乗って、バスが移動しているときに売り、売り終わったら、原野でも適当に降りてる人もいました。
一人の持ち時間が長くて、8時間ほとんどずっと騒がしく、私達は眠れず、少し不愉快でした。

しかし周りを見渡すと、他の現地人の乗客は健康ドリンクやDVDの説明に興味津々で、真剣に顔を向けて聞いているのです。

またあまりにある一人のおばちゃんが質問したり反応が良いから、サクラかなと思いましたが、乗車中すべての人の商品に反応してたので、普通の人なのでしょう。

うちらからすると怪しすぎる商品です。
もしお腹がいたくなったり不良品でも、相手の素性がわからないからクレームもいえないのに、皆はよく買っています。

途中バスの車内で映画も流れていましたが、商売人が乗り込んでくると、乗客が映画を消すので、30分と見れませんでした。ペルー人にとって、長距離バスの時間はこうやって暇つぶしをするのでしょう。

そして衝動買いをしてしまい、後悔するはず。まったく理解できないし、みな純真すぎます。

そしてあまりに『家族が仲良くなるにはというDVD』の売れが良いので、現地人の中で家族仲に不安がある人が多いのでしょうかね??

[2012/05/18 00:55] | ペルー
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クスコにやって来ました。
この町の名前を知っている人は、多いかと思います。インカ帝国の首都であった場所、そしてマチュピチュの玄関口の町。

この町は、インカ帝国の町を破壊した後に、スペイン人が植民地を作った場所です。


ヨーロッパの中世の町並みと、インカ時代の精巧な石積みが融合したのが、この町の世界遺産の価値なのでしょう。

中世のような町並み

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精巧な石積み

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かみそりの刃一枚通さないそうです。右の写真は14角もあって精巧に作られています。
昔の時代にどうやってここまで、きっちり合わせて作ることができたのか?
またその手間は甚大ではなかったのか、不思議です。


展望風景

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遠くの山には、「VIVA PERU」や模様が大きく」あります。
飛行機から来る観光客にアピールしています。

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町中の小学校を見たときに、踊りを踊っていました。しかも二箇所も。
6月にあるクスコの祭りインティライミに向けて準備しているように思います。

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中世の町並みを今までの旅行でたくさん見てきました。このクスコの町も、いずれの町と劣らないぐらい、雰囲気があり、素敵です。
でも、たしかに現代の建物と違うのはわかるのですが、南米にたくさん中世の町並みがあり正直感動が薄くなってきてしまいました。。

クスコの町は世界遺産ですが、世界遺産というのは、世界に類がない残したいものという意味があると思います。
そういう意味で、こんだけ世界中に中世の町並みがあると希少価値が少ないはず。
それなら、アフリカの部族、中国の少数民族、それらの文化の方がよっぽど価値があるのでは。

もっと言えば、わが地元、広島県東広島の西条もお国自慢ができます。
日本酒の3大名醸地。(京の伏見、神戸の灘、そして広島の西条なのです)
冬には、お米を蒸している水蒸気が煙突から上がったり、その香りが道にあふれる酒蔵の場所は趣があり
希少価値で言えば、世界に誇る場所になりうるでしょう。

そしてもう一つ。10月上旬には、酒祭りという祭りがあり、全国の日本酒の試飲ができます。
日本で唯一の酒に関する研究機関が西条にあり、ちょっと調べた所、全国新酒鑑評会が今度の5月23日水曜日に西条で行われるみたいです。
http://www.nrib.go.jp/kan/h23by/pdf/h23by03.pdf
農家になると時間の都合ができるので、来年から行ってみたいです。
ちょっと地元の話をしてしまいました。でも東広島も、是非、来てみてください。

[2012/05/18 01:21] | ペルー
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クスコは世界に誇る観光地の場所。

マチュピチュを目当てに、たくさんの観光客が訪れます。
お土産屋もやまほどあり、他と違いをつけ客を呼び込もうと屋根をつけたり趣向を凝らしています。

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売っているのはだいたい同じ商品なので、私達は安いお店を見つけるために、探し回ります。

また市民の中央市場という所へも行きました。

ボリビア以来、恒例のフルーツ屋さん。クスコでも100円程でフルーツの盛り合わせが食べられます。
今回は、3色プリンのパフェがあったので、食べました。

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陽子はどれにしようか真剣に迷っていました。そんなに変わらんでしょと内心思う。


またこれが何かわかるでしょうか?

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答えは蛙のお肉。サイズはトノサマガエルほど。
そんなに大きくなくても食べるんですね。またこの店以外に売っているのを見ませんでした。
だれが買って、需要が本当にあるのでしょうか?疑問です。


また土曜日のみ開かれる泥棒市というのにも行ってきました。

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なんでも売っていると歩き方に書いていましたが、本当でした。

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どうみてもガラクタ、粗大ごみです。しかし売り物なのです。

他にもわけのわからない工具部品。服。靴。土産。家具。

また明らかに盗品と思われる、日本語のCASIOの電子辞書がありました。日本での定価はおそらく3万ぐらい。
最初6000円と言われたので、どうにか3000円に下がったら買おうと思い、あの手この手をつくしましたが4500円止まり。盗品でも、どうにかして価値を調べているのでしょうか??

またお土産も。この時買い逃しましたが、ここが一番安かったです。

この赤ちゃんが持っているマラカスはプーノのウロス島では300円だったのが、ここでは120円と半額ほど。

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ここでのお昼ごはんも安かった。

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3色セット(とうもろこし、ひき肉とジャガイモ、青菜とジャガイモ)が50円。

またペルーの伝統的飲み物、インカコーラ。この黄色が不健康な色ですね。バニラみたいな味で甘く美味しいのは美味しいです。

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泥棒市はなんでも価格が安いので、いろんなものに誘惑にかられてしまいます。
ここで何を買うか、人の性格がでそうですね。


[2012/05/19 00:26] | ペルー
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クスコから車で30分、山を越えたところにピサックという町があります。
この町は毎週日曜に行われる日曜市と、山の上にあるインカの遺跡が見所だそうです。
日曜市の開催に合わせてこの町を訪れることにしました。

ピサックの町に着いたのは土曜日の夕方頃。
さっそく広場に向かってみると、すでに日曜市の準備がほぼ出来上がっていました。
楽しみにしていたお土産の市を除いてみると、
確かにお土産の種類は豊富なのですが、値段が高い・・。

昨日クスコで泥棒市を覘いたばかりだったので余計に高く感じます。
値段はクスコのお土産屋の2倍以上します。

ここには観光客がツーリストバスに乗せられてやってくるのでいいカモなのでしょう。
私達の目的の一つ、日曜市は期待はずれに終わりました。


翌日早朝から山上の遺跡を目指します。
遺跡はこの山の上。

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出発は朝6時半。
何故こんなにも早いかと言うと、朝7時より前に行くと遺跡に無料で入れるから。
クスコ近郊の遺跡は入場料がとっても高いのです。
この遺跡も入場料70ソル(約2100円)します。

半信半疑でゲートまで行くと、無人のため無事通過できました。
姑息な手段ですが、お許し下さい・・。

最初段々畑のある所を登っていきます。

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畑といっても、傾斜はすごく急です。
つづら折の道をひたすら登っていきます。

段々畑が終わっても、急傾斜はまだまだ続く。
町が遥か下に見えても、頂上は遠く上の方・・。

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ハァハァ息を切らしながら、登ること1時間。
ようやく頂上へ登りつきました。

しかし頂上には遺跡らしき石垣がチラホラあるだけ。
え、これだけ?

そう思いながらもう一つ小さな丘を越えると。
ありました、ガイドブックの「ミニマチュピチュ」という言葉がぴったりの遺跡!

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小さいながらも建物がしっかりと残っています。
ここにあるものは石組みがぴっちり隙間なく組まれていて、神殿や高貴な人の家のようです。

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少し下に下ると、石組みの少し粗い建物群がありました。
こちらはきっと庶民の家かな。

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標高の高いピサックの、更に険しい山の上に暮らしたインカの人々。
不便な生活をして、敵を恐れる気持ちがよっぽど強かったんだろうけど、ここからの眺めは最高です。

しかしここまでしても、滅びたインカ帝国。
盛者必衰の理。
永遠に続くものなんてこの世にはないのです。

遺跡のある山から眺めるウルバンバ川。

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ここからマチュピチュまでの間に遺跡が点々とあり、この谷を「インカの聖なる谷」と言うそうです。
古代ロマンを刺激される場所です。


おまけ。
ピサックの宿で買われていたクイ(テンジクネズミ)。

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かわいいこいつの運命は・・。


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丸焼き。

かわいい姿を見た私には、絶対に食べられません!! 

[2012/05/20 02:27] | ペルー
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今日はクスコからマチュピチュまで移動します。
クスコ―マチュピチュ間は約100km。
ただこの100kmの移動、安く行こうと思うとちょっと大変なのです。

一番簡単に行く方法は電車です。
但しガイドブックを見るとUS$40~70(約3000~5600円)前後かかります。
これは高いので却下。

次に、ツアーバスを利用する方法。
これはツアーバス+2時間歩きで往復90sol(約2700円)。

そして一番安いのが、ローカルバスを利用する方法。
ローカルバス+乗り合いタクシー+歩き2時間で往復68sol(約2100円)。

ペルーでこの交通費はハッキリ行ってぼったくりです。
マチュピチュに関しては、ペルーは観光客から取れるだけ取ってやろう、という感じです。

つい先日プーノからクスコまで(300kmくらい?)を15sol(約450円)で来れたのですから、信じられません。

とにかく私達は少しでも安く行くため、ローカルバス+乗り合いタクシー+歩きの方法を選択しました。


まずはクスコからサンタマリアまで、ローカルバスに乗ります。
クスコ発7:30⇒サンタマリア13:40着(約6時間、15sol)

サンタマリアまで約6時間、バスは山を登ったり、下ったりひたすら走ります。
道路のつづら折具合、分かるでしょうか?

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サンタマリアに到着するとすぐに、乗り合いタクシーの運転手が呼び込みにやって来ます。
タクシーはすぐに人数が集まり出発。

サンタマリア⇒水力発電所(約2時間、15sol)

この間の道がまた恐ろしいのです。
車道のすぐ横は崖で、ガードレールも何にもありません。

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途中ドライバーが車を停めて、下を見ろと言うので見てみると、谷底に転落したトラックがひっくり返っていました。
乗っていた人が死んだ、とのこと。
こんな情報もらっても、怖さがますばかりで良い事はありません。

さて2時間後に無事水力発電所に到着しました。
ここからは線路をつたってマチュピチュ村まで歩いていきます。
水力発電所⇒マチュピチュ村(約2時間、無料) 

この距離約10kmくらいあるのですが、線路の上を歩くというのはめったに出来ない経験で、なかなか楽しめます。

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大きな橋を渡ったり、

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(実は安全な側道あり)

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後ろから電車が追いかけてきたり。

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明日向かうマチュピチュは、この山の上。

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時間をかけて来ただけあって、明日に向けて気分が盛り上がります。


マチュピチュ村に着いたときには、辺りはすでに暗くなっていました。
到着は午後6時頃。
朝宿を出てから約12時間の行程でした。

マチュピチュ村はウルバンバ川沿いに宿が立ち並んでいます。
山に囲まれた、川沿いのホテル街の光景は、和歌山・熊野の温泉街を思わせます。
(そしてこの町にも温泉があるそう!)
情緒あふれる夜の町でした。

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夜に町を歩いていると、なんだか賑やかな音が聞こえてきました。

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小学生くらいの子供達が民族衣装を着て、パレードをしていたのです。
子供達は30人くらいずつが一つの衣装を着て、それが5~6グループありました。
たぶん学年ごとでしょうか。
超山奥の小さな村ながらも、子供がこんなに沢山いるこの町は、これからもますます栄えていきそうです。

[2012/05/21 00:00] | ペルー
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お元気そうで
梶田
久しぶりです。
時折、体調不良の文面を見ますが、今のところはお元気そうで何よりです。
私の方は、風邪を引いてなおりません。。。年を感じる今日この頃・・・
ブログを見てて思いますが、時間の感覚(使い方?)違いますよね~。特に最近トラブル続きで、余計に羨ましい限りです。その分他で苦労されているのでしょうけど。
車の事故は日本でも取り上げれるような事故が相次いでいます。安全・危険という定義が、そちらとは違うかもしれないですが、気を付けてどうにかなればいいのですが。

とりあえずマチュピチュの写真期待しています。。


陽子
梶田さん

お久しぶりです!
体調は腹痛に時々悩まされるのですが、最近お腹を壊してもあんまり動揺しなくなってきました。
人間何でも慣れるものですね。
旅に出てしばらく現実離れしていた私達ですが、帰国が段々近づいてきたこともあり、最近帰国後の生活についてよく考えたりしています。ブドウの苗もメールで発注して、いよいよ一歩踏み出した感じです。
帰ってからの生活も大変だろうけど、日本での生活を新鮮な気持ちで送れるかなと楽しみに思っています。

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さて今日はいよいよマチュピチュ遺跡を訪れます。
麓の村から見上げても、マチュピチュはまだ見えません。
そそり立つ急峻な山の斜面が見えるばかり。

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麓の村から30分程バスに乗り、この急な斜面を登るとマチュピチュ遺跡に到着します。
ちなみにこの30分のバス代が片道US9ドルもします!
さすが世界の観光客が憧れるマチュピチュ、値段のぼったくり具合も半端じゃありません。

文句言いながらも、バスのおかげで楽々マチュピチュ遺跡に到着しました。
まず最初に目指すのは、遺跡の背後にある、ワイナピチュ山です。
マチュピチュを上から見下ろす絶景ポイント、行ってみましょう。

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マチュピチュ遺跡からワイナピチュの頂上までは、標高差が約250mあります。
しかし250mくらいすぐ、となめていると結構つらいです。
標高が高い上に、ひたすら急な斜面を登って行きます。

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1時間程登り、山頂近くの遺跡に到着。

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しかしここからが更に怖いのです。
階段は一段と急になり、展望も開けたために崖下が良く見えて足がすくみます。

頂上直前で道を見失い、大きな岩をよじ登る場面も・・。

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なんとか頂上に到着しました。
ふーっと一息。

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頂上から見たマチュピチュ。

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ここからみるとマチュピチュは思ったより小さく見えます。
よく写真で見ていたマチュピチュはワイナピチュをバックにして撮ったものなので、ここから見る景色はこれぞマチュピチュ!という感じではありません。

ただこの達成感は素晴らしい・・。
360度山々に囲まれて、マチュピチュを見下ろせるポイント。
高いところが好きな人には、お勧めの場所です。

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[2012/05/27 13:09] | ペルー
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すなふきん
大分県の宇佐市にもマチュピチュもどきがあります。実際行って来ましたが、なかなkです!

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ワイナピチュ山から降りて、マチュピチュ遺跡の中を散策します。

遺跡入り口からしばらく急坂を登ると、見晴らしの良いポイントに出ます。

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マチュピチュ遺跡のバックにワイナピチュ山の聳えるこの光景。
子供の頃、この景色を何かの雑誌で見て、マチュピチュに憧れたのでした。
憧れの場所に今自分がいる、不思議な感覚です。

しばらくその辺りをうろうろしていると、リャマの一団に出会いました。

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ひたすらに草を食べる彼らは、草刈りのために雇われているのかもしれません。

リャマ癒されます。
私達の農場にも、こんな癒し系キャラクターが欲しい。


さて遠くから眺めているだけではなく、遺跡の中へ入ってみましょう。

不思議なのは、石の使い方です。
すごくぴっちり隙間なく組んであるところもあれば、

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自然の巨岩が建物に組み込まれていたり、謎の空間があったりします。

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現代人とは大分感覚が違うようです。
使いやすさ第一でなく、自然を生かすのが彼らの流儀なのでしょうか。

この段々畑だって、これで作業するのを考えるとぞっとします。

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このマチュピチュ遺跡、発見されたのは100年前のこと。
今でこそ綺麗に修復されているマチュピチュ遺跡ですが、発見当時の写真をみると、草ぼうぼうで遺跡もほとんど崩れていました。

そして発見当時、ここには数人の現地人が暮らしていたそうです。
「発見」と言っても、コロンブスの「新大陸発見」と同じで、現地の人たちは昔から知っていたのです。
ここに住んでいた彼らは、きっとこの迷惑な「発見」のために、ここを追い出されたのでしょう。


この遺跡を作った人々、
廃れた遺跡にひっそりと暮らしていた人々、
そしてこの遺跡を「発見」した人。

どの時代を思い浮かべても、胸をわくわくさせてくれる場所です。

[2012/05/28 13:10] | ペルー
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すなふきん
大分県宇佐市にいんちきマチュピチュあ存在します。勿論行って来ました、かなりいい専いってます。日本の夏は暑いと予報が出ました、くわばらくわばら!

すばらしい
梶田
前の投稿もあわせて良い景色ですね。
それと、妄想すると楽しくなりますね~

現代人と同じで、几帳面・適当な人がいたのか?目的があったのか?建造物一つとっても面白いですね。
先住民が迷惑したのは確かでしょうが、その先住民が発見したときは、その前に先住民がいたのかな~とか勝手に妄想して、今日も仕事です。。。



陽子
すなふきんさん
兵庫県にも日本のマチュピチュがあるって以前ネットで見たような・・。帰ったら日本マチュピチュ巡りを決行します!

梶田さん
妄想好きなら遺跡めぐりが更に楽しめそうですね☆今はイースター島にて、モアイを眺めながら妄想中です。一体どんな人達がどんな思いでこの像を作ったのか・・。さすが世界7不思議、不思議な魅力に包まれます。

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マチュピチュ観光を終え、次はペルー北部のチクラヨにバスで約36時間ほどかけて来ました。
チクラヨは、チャチャポジャスという私達が行きたい場所の経由地で、朝の6時に到着し夜の6時の夜行バスで離れます。
許された滞在時間は12時間。

バスで30分ぐらいの近隣の町に遺跡の博物館があるというので、行くことにしました。

訪れたのはシパン博物館。
朝6時にチクラヨに到着して、時間を潰してからこの博物館に着いたのですが、まだ9時前で開館前でした。
しかし、珍しいことに現地の人が数人並んでいました。

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近くの公園で時間を潰し、再び開館後に行きました。
入り口のところでは周りに現地人が沢山いて、『この博物館人気だな』と思いながら、
料金所でお金を払おうとすると、言われたのは「今日は無料だよ」という言葉。

そういえば、南米の情報サイトに5月18日は国際博物館の日というもので、20日までペルー各地で博物館が無料になるとあり、今日が20日という事を忘れていました。


ちなみに18日はクスコにいて、クスコの博物館も無料にならないのかなと思い調べましたが、どこもありませんでした。
5年前に私がクスコに来たときより博物館料金は値上がりしているし、今回のも無料にならないし、
クスコは少しでも観光客からお金をとろうとしている、せこいと思ってしまいます。


シパン博物館の館内は写真撮影不可だったので、写真はありませんが、中の展示物は立派でした。
墓からの出土品がメインなのですが、お墓はピラミッド状でエジプトのミイラのお墓のイメージに似ていました。
王様のミイラ(遺体)に金や銅の飾り物をふんだんにほどこし棺に入れ、その周りに侍従か奥さんのミイラを置いて、壷や日用品を並べ、それらを埋めてピラミッドを作っていたらしいです。

ここがすごいのは、最初の王様が死んでお墓のピラミッドを作り、次の人が死ぬと
そのピラミッドの上にもう1段大きいピラミッドで覆いお墓を作るという行為をして、
なんと15個もの墓が1つのピラミッドから発見されたらしいのです。

細密な金や銅の工芸品や飾り物があって、技術力の高さを感じました。




次に訪れたのは、シカン博物館。

こちらも遺跡の博物館です。同じく今日は無料。
中に入って驚いたのは、なんと停電していました。

せっかくの無料の日でお客さんが沢山来ているのに、残念でたまりません。
しかし違う意味で迫力がありました・・・

懐中電灯を片手に館内を見て回ります。
ここの博物館の目玉。王様が頭を下に、足を上にして埋葬されていた再現人形。
左が懐中電灯のみ、右がフラッシュの写真

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懐中電灯の明かりで周ると、ここはお化け屋敷そのもの。蝋人形が怖いです。



こちらもいろいろ細密な金等の工芸品や飾り物がありました。

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いろいろ遺跡を見てこうして思うと、昔は、死後の世界を信じて、そこで財や権力が保てるように一緒にお墓に埋めるのですね。
それは日本の古墳にしても、中国のお墓も、エジプトも、ここ南米でも。

世界に結構存在するのは不思議です。黒人や白人にもこうした文化は存在したのでしょうか?
そもそも人間に備わっている性分なのでしょうか?
この死後の世界の文化は、人類の進化や人類の大陸移動にマッチするかもしれませんね。興味深そうです。

[2012/05/31 11:16] | ペルー
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チクラヨから夜行バスでチャチャポジャスに着きました。

クスコから連続3日間の夜行バスです。しかも今回はまだ朝4時で暗く雨が少し降っています。
朝が早すぎたので、バスターミナルを追い出され、仕方なくホテルを探すことにしました。

1軒目はベルを鳴らしてもぜんぜん出てこなく、2軒目で人が出てきてくれました。
料金は30solだったのが、レセプションで二人でいろいろ相談していると、勝手に値下げをしてくれてダブルで25sol(700円)。壁は薄く、ベッドは小さいですが、ペルーで今までで最安。しかも今は朝4時だけど、明日まで大丈夫らしいのです。

とりあえず仮眠を取り、9時ごろに起きだし、チャチャポジャスでやりたい事の計画を練りました。
そこで発覚したのは、チャチャポジャスの観光に思ったより時間がかかり、次のイースター島の飛行機までの日程に余裕がないという事でした。

選択肢は2つ。観光を短縮するか、3日も風呂に入っていないけど今から風呂も入らずに行くか。

せっかくなのでもちろん私達は行くことに決めました。

目的地はカラヒアの棺。ペルー版モアイと言われる場所です。
歩き方のペルーの遺跡を紹介するチャチャポジャスの項に大きく写ってて、ここを代表する場所です。

バスを乗り継いで3時間かけて行きました。

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入り口に到着。そこから、カラヒアの棺まで2kmほど歩いていかないといけません。
この道がとにかく酷かったです。

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雨で道がぬかるんで、足の踏み場も少ないのです。
下り坂もあるし、滑りそうになり、靴が泥まみれになります。


苦労しながら目的地らしき場所に到着しました。

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ここだという標識があるのですが、1瞬どこにカラヒアの棺があるのかわかりませんでした。
上の写真のどこにあるかわかるでしょうか?
写真を16倍にズームアップして撮りました。見比べて探してみてください

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アップしてもこの大きさ。頭にドクロを乗せてたり、独特だし素朴で良いのですが、

小さっ!!!

このモアイは近づくことができなくここから見るしかありません。
断崖の途中に作られており、製作過程はなぞだそうで、この中に骨が納められており、王様のお墓だそうです。

またこの崖の下に骨が並べられていました。

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地震で像が落下したと書いてあったので、これも王様の遺骨でしょう。ちょっと無残。



帰りはバスが捕まらずに、帰るのが遅くなりました。
宿に帰ると、なんと部屋が雨漏りしています。そしてシャワーもぬるい。安い訳がわかりました。

明日まで滞在できますが、これでは嫌だったので、他の宿を探すことにしました。


新しく見つけることができたのは、なんとダブルで20sol(600円)の宿。
シャワーも熱く、湯量も豊富。wifi付きだし、部屋も広い、こんどこそペルー最安最高。
(名前はHOTEL KUELAP。場所はプラザアルマスからAMAZONAS通りを西側に50m程)

正直、今日の遺跡は期待はずれでした。モアイという名前で巨大なものを想像していましたが、あんなに小さいとは!!
他に昔の石垣等、ちょっとした遺跡があれば雰囲気もあるのですが、これは農場のふちの崖にこっそりと残っているのです。1日がかりで苦労して見に行くだけに、正直、損した気分です。

また歩き方があんだけ大きく宣伝しているだけに、南米1最低なガッカリ名所になるでしょう。

[2012/06/01 11:19] | ペルー
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チャチャポジャスの町からクエラップ遺跡へのツアーに参加しました。
チャチャポジャス文化はインカ帝国とほぼ同時期に、ペルー北部で栄えた文化です。
チャチャポジャスとは「雲の上に住む人々」の意味だそうで、この遺跡もマチュピチュ同様、高い山の上に作られています。

チャチャポジャスからこの遺跡までのローカルバスはないので、ここに行くにはツアーに参加するしかありません。
チャチャポジャスの町を朝8時半に出発したバスは山道をひたすら走り、クエラップに到着したのは午後1時。
現代でもこのアクセスの悪さ、車の無い昔は陸の孤島のような場所です。

駐車場から20分程山道を登ると、遺跡が姿を表しました。

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この日はちょうど遺跡の周りに雲がかかり、「雲の上」というチャチャポジャスの名前がぴったりの光景です。

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20mもの高さの外壁。
内部への入り口は数箇所しかありません。

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こんな山奥に作った上に、更にこの守り様はすごい。
それでも最後はインカ帝国に滅ぼされたのだそうです。

他にも、住居跡や、神殿跡など、半分崩れて入るものの、いろいろ残っています。

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修復が進んでいるマチュピチュ遺跡に比べると、クエラップは遺跡が崩れたまんまで、草の中に埋もれています。
個人的にはこちらの方が、時の流れを感じられて好きです。
マチュピチュも発見当時は草に埋もれ、建物は崩壊していたので、ちょうどこんな感じだったのでしょう。

熱心にガイドをしてくれた青年。

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22歳の若さでスペイン語・英語を上手に話し、説明も細かい年号までスラスラと出てきます。
観光客への気遣いもばっちりです。

このツアーの費用、交通費と入場料も含めて45ソル(1350円)。
マチュピチュへの交通費、入場料を考えると、費用は5分の1くらいです。
まだそれほど有名にはなっていないから安いのかもしれません。
穴場な遺跡ではないでしょうか。

[2012/06/02 03:44] | ペルー
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チャチャポジャス最終日。
今日は、チャチャポジャスのメイン。ベネズエラのエンジェルフォールの前哨戦。
ペルーにある高さ771mのゴクタの滝に行ってきました。

歩き方にはこの滝は世界第三位と書いてあり感心していましたが、実際に調べてみると3位ではないものの、いろんな順位が出てきます。
今回調べて分かったのですが、滝の世界はいろいろで、各滝が見栄を張っており、凍っているかどうか、滝が何段にも分かれていないか、滝の角度が85度から90度内か等、いろんな尺度があるそうです。

単純に高さのランキングではゴクタの滝は16位ほどらしいです。とにかくこの滝が何位だろうと高いのは間違いない。胸を膨らまし、行ってきました。

チャチャポジャスからツアーの車に乗り、1時間も走ると、車の車窓からもう見えてきます。

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今日も天気が良くなく、上部が雲に覆われているのはすごい残念。でも遠くから見えるので、その存在感は圧倒的です。
この滝のアクセスは近隣の村から、片道約3時間のトレッキング。また今日もチャチャポジャス恒例の泥んこ道を歩いていきます。

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陽子の後ろに犬がついていますが、この犬にポップコーンを少しだけあげたら、ずっと着いてきました。
足を滑らしながらも、徐々に滝に近づいていきます。3時間後、一番近い展望ポイントに無事到着。

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ものすごい迫力!大きすぎて一枚の写真に上手く納まりきりません。
滝壺はあるものの、高さのわりにそこまで大きくはなく直径30mほどでしょうか。またそこから展望台の距離も200m程。でも、すでにここまで風圧を感じ、水のしぶきがたくさん飛んできます。

滝壺に行って泳げると言う話しを聞いていたので、陽子を写真係として残し、近づいてみることにしました。

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なんとか滝壺の縁まで行けたものの、台風並みの風が滝壺周辺に巻き起こっていて、吹っ飛ばされそうで危険だし、何より水しぶきが半端なくびしょ濡れです。
写真のポンチョを着ていましたが、逆に風をよく受けて、よろめいて危険です。ポンチョを着ていたにも関わらず内側もびしょ濡れになっていました、滝の上を見ようとするも、水がかかりすぎて不可能でした。

上の写真を撮ったあと、さらに俺は滝壺に向かって、写真を撮ってくれと陽子に合図を送りましたが、陽子がしていたのは犬の写真撮影。

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危険をおかしたのに、その姿が写真に残っていないのは残念。
この犬ですが、ずっと着いてきてくれてポップコーンだけではかわいそうと思い、撮影料と称してパンを上げました。


陽子が行った時の写真。右下に陽子がいるので、滝の大きさと比べてみてください。本当に馬鹿でかいです。

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そういえば滝壺で泳げるというのは誰がしていたのでしょうか?あんなに風が強くては頭がおかしい人としか思えません。


今回見て滝というのは、ある程度高さが大きいと天辺が見えなく、高さなんかどうでもいいのかもしれません。
水量も豊富で本当に自然の力・偉大さを感じてしまいます。昔の人が神と関連付けるのも仕方がないと思いました。


[2012/06/03 10:45] | ペルー
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チャチャポジャスを夜20時に出発し、チクラヨを乗り継いで、リマに夜10時ごろ到着しました。
本来なら夕方の6時ごろ、まだ日が出ている時間に着く予定のバスが4時間遅れてしまったのでした。

リマと言えば、南米の中でも治安が悪いと言われている場所。

その日は安全をとってバスターミナルのすぐ近くの、宿に泊まる事に決めました。

リマ滞在中、警戒していたせいか、事件に会わなかったし、そんなに危険な雰囲気も感じませんでした。

ただ陽子が見たのですが、前回リマを経由してバスに乗っていた時に、30代ぐらいの現地人の女性が、服も着ず、靴も履かずに、真っ裸で歩道を歩いていたそうです。
薬で頭がイカれているのか、事件にあい自棄になっているか、治安が良いとは言い切れなさそうです。



リマはたくさん見所があります。
そんな中で文化庁が作った無料の博物館があるので行ってきました。

最近出来たのか、建物が新しくでかいです。
中の展示を見ると、収蔵品はそこまで多くないものの綺麗に展示してありました。

置物や民族衣装を着せた人形達

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金の細工
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巨大な彫刻

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魚と鳥がとうもろこしをつついている湯のみ

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びっくりするぐらい、いろんな形の湯飲みがあります。
おそらく、おしゃれの表現の一つだったのでしょう。
飾りの部分が大きいと、無駄で重たくて仕方が無いはず・・・
そんな重たいのを無理して飲むのがイキッてもんだったのでしょう。(想像です・・・)


また最上階では、ペルーの軍と、テロリストとの戦闘の写真パネルがありました。

時代は、私達が生まれた、1980年代半ばから、1995年にかけてのものでした。
この時代に大統領を務めた、日系のフジモリ大統領。
どんな罪で裁判で裁かれてどうなったかわかりませんが、その政権運営は一筋縄でいかなかったと思います。
調べると、多少の汚いこともして、独裁的な運営もしていたとか。

また私の記憶に残っている、ペルーの日本大使館人質事件が展示されてました。

ペルーでのテロ活動は日本人にとってあまり報道されない、歴史。
日本にもアメリカにも関連しなければ、世界の日の目を見ないのでしょう。

日本に住んでいれば、地球の裏側のニュースなんてあまり届かないけれど、南米の政情が安定したのは最近で、90年代まで軍政を敷いていたらしいです。
なんと表現していいか難しいのですが、日本の政治はどんどん、年老いて悪い方に腐っていっている。
南米は政治がダイナミックに変化し日々悪くなったり良くなったり生きている、そんな印象を受けます。
南アメリカは本当に興味深い地域です。

[2012/06/04 00:48] | ペルー
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イースター島。私達のあこがれの場所。ついにその日が来ました。

最近だけの話かもしれないのですが、リマからイースター島へ航空便が就航し格安で飛行機を飛ばしているとの事。当初は、チリのサンチアゴから行く予定を、リマに取っておいたのでした。

ちなみにお値段は、リマ→イースター島→リマ→ベネズエラ→リマ、全部の行程あわせて一人780ドル(6万3千円程)でした。

出発は、夜の午前1時30分。

空港に早めに行き、飛行機を待つことにしました。
すると今まで南米で会った旅人2人と、この空港で偶然にも再会しました。皆このリマからイースターに行くのを狙っていたのです。

時間が来て、荷物検査を受け、他の人の没収されたグッズが透明のケースに入っていたので覗いてみました。

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刃物系が没収されるのは当たり前ですが、中にあったのはそれらと、お土産の長い笛。
おそらく大きさで鈍器扱いにされて没収をくらったのでしょう。でかくて高かっただろうに、可哀想すぎます。
同情しますが、『大きいものは鈍器扱い』と良い勉強になりました。
それにしてもこの量。どうするんでしょうか?横領してそうですね。


飛行機の到着時間になってもアナウンスがなく、私達が出発できたのは、朝3時30分ごろ。この時間に2時間遅れはしんどかったです。

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ただ電光掲示板を見ると、私達の1個上に、1時20分発のアメリカ行きがあったのですが、約16時発と15時間遅れになっていました。
そういえば私達が航空カウンターにチェックインした時に、隣にいた人がビジネスマン風の日本人が受付の人に猛抗議していましたが、
おそらくこの遅れの事だったのでしょう。こんなに遅れると困りますね。。。今回、LAN航空を使いましたが、今後に不安が残ります。

出発して1時間後ぐらいにご飯を出してくれました。朝の4時ごろ。律儀で嬉しいのですが、食欲はまったくありません。

フライト時間は6時間。時差はリマと1時間。現地時間の朝8時ごろに到着しました。

イースター島は、物価が高いと聞いていたので、食材をいろいろ持ち込んできました。
チェックが厳しく、やはりいろいろと没収されちゃいました。お米、ポップコーン用のトウモロコシ、玉ねぎ、にんにく。
駄目もとで持ち込んだので、没収を想定していましたが、悔しいのは悔しいです。

空港を出ると、やしの木が多く南国の雰囲気を感じてテンションが上がります。

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風が尋常じゃないほど強く吹いて不安が残りますが、ついに憧れのイースター島に来てしまいました。

[2012/06/05 00:45] | ペルー
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リマの南250km程のところにある、パラカスという町にやって来ました。
この町の近くには沢山の鳥が住むバジェスタス島という島があり、パラカスから船で見に行きます。

パラカスの浜辺に着いてみると、すでにここから普通の浜辺ではありません。
浜辺に大きなペリカンが何羽もいるのです。

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体長が大きく、人の背丈の半分以上もあり、迫力があります。
どうやら写真用に餌付けされているらしく、隣には写真屋のおじさんがいて目を光らせていました。


バジェスタス島へのボートツアー開始。
船に乗り、走り出してしばらくすると、海辺の斜面に巨大な何かのマークが現れました。

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対象物がありませんが、縦100mくらいあります。
説明は良く分かりませんでしたが、どうやら昔の人が作った、ナスかの地上絵のようなものらしいです。
今回は時間がなくてナスカに行けなかったので、これで我慢・・。

更に船は走り、20分程でバジェスタス島に到着しました。

バジェスタス島には島全体を埋め尽くすくらいの海鳥が住んでいます。
そしてその他にも、ペリカンや、数は少ないけれどペンギンやオタリアもいます。

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船が小型で小回りが利くので、島すれすれまで近寄って間近に見られます。
島に近づくと、島全体を白く染める鳥の糞の臭いが漂ってきます。
臨場感あり。。

この島で一番心に残った光景。

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ある一つの方角から、この島を目掛けて無数の海鳥が飛んできています。
海鳥は列を成し、その列が延々と水平線まで続いています。
常に形を変えながら、途絶えることなく続く鳥の群れ。
なんだか動物の不思議を垣間見た気分です。

人間の行動も他の動物から見たらこんな風に異様に映るのでしょうね。

このバジェスタス島ツアー、2時間の船旅で35ソル(約1050円)。
格安で鳥の自然に触れられる、お勧めツアーです。

[2012/06/28 07:46] | ペルー
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バジェスタス島観光を終え、次なる目的地クスコへ向かって行きました。

イカまでは順調に行き、そこからクスコに向かうバスに乗り換えました。。


ペルーはバス会社によって値段の差が激しいです。イカではすぐに出発できて一番安い会社がちょうどあったので、それに乗りました。会社名はエテクサ。これが失敗でした。

途上国でよく渋滞や事故、道路の崩壊等で、目的地に遅れることはよくあります。

当初聞いていたのは昼の3時出発で15時間の予定。

今回も途中で、がけ崩れが起きていて、渋滞が起こっていました。

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そして問題は夜中の9時過ぎ。いきなり多くの乗客がすごい叫び始めました。
言葉がわからないので、事態が飲み込めずにいると、バスが急に止まりました。きづくと客席に焦げた臭いが充満しています。
何が起こったのかと辺りを見回すと、あまり異常がないように見えました。

多くの乗客が外に出て行ったので、ある乗客がトイレをしたくて騒いで止めただけで、焦げた臭いは、外で何かが燃えているから臭いと思いました。
私もトイレをしたくなったの外に行きました。
空を見ると、標高が高いのか、星がすごい綺麗でした。

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そしてバスの後部を見ると唖然としました。

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後部の右側のタイヤが訳わからなくなっているのです。

パンクではなく、明らかに溶けている。
何故こうなったのか。なぜこうも綺麗に溶けているのか。隣のタイヤへの影響は?そもそも走れるのか?
納得できない状況に、いろいろ考えてしまいます。 運転手も真剣な表情で治しています。

乗客の心配をよそに、ドライバーは慣れた手つきでタイヤを交換し、見事に何も無かったかのように、走り出しました。

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そして次は夜中の3時ごろ。
また乗客が叫び始めました。案の定、車は止まりました。ドライバーが外側右後ろに向かった音がしました。
おそらくさっきと同じような事故なのでしょう。

今回は2回目だったし、眠たかったので、私達も他の乗客もほとんど外に降りません。薄情ですが、外が寒いのです。
ドライバー達だけで治してました。
そしてまた走り出し始めます。根本的な修理をしていないはずなので、もう一度同じ事故になるはずと心配しながらも、ウトウトしてしまいました。

このウトウトしている間、4時か5時ごろなのですが、ニワトリがすごい鳴いてうるさかったのです。当初走っているこの地域は、ニワトリが多いなと感心していました。
ただふと気づいたのは、昨日ある乗客がニワトリ2匹ぐらい入った籠10個ほど、バスの下の荷物室に入れていたのです。
うるさいニワトリの鳴き声は実は外ではなく、バスの内側で延々と鳴いていたのです。
泣き声から逃れることができない。それから眠ることは諦めました。


太陽が昇り目覚めると、気づいたのが超ノロノロ運転。事故を気遣いながら走っているのです。
代替バスが運行されるわけでもなく、このバスと共に目的地に行くしかないのです。
この状況、乗客もかわいそうですが、こんな整備された車を渡されたドライバーも被害者です。

そして朝8時ごろになんだか整備工場に横付けて止まりました。
「30分で直すから、朝飯を食べてきて」とのこと。乗客を乗せたまま、整備工場に行くとは、よほどです。
事態は深刻。こんな事故、絶対30分で直るわけがないと思っていました。そして他の現地人の乗客は早く行けと猛抗議。

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しかし何箇所か溶接を行い、本当に30分以内で直していました。
この後、普通にスピードを出して走っていたので、確かに直ったのでしょう。しかし、バスの下から変な音が新たにしだしたので、不安は抱えたまま。

なんとか、14時にクスコに到着。9時間遅れです。酷いと思うけれど、事故がなくて本当に良かったです。

追記

リュックをバスの下の荷物室から出して、バスターミナルで一服していると、陽子の手に緑色の物体が付着していました。
よく見るとリュックにも付着しており、何かと考えを巡らすと、答えは一つ。ニワトリの糞!!!
朝、あれだけ騒いでいた鶏も、到着間際には22時間の旅で疲れたのかおとなしかったのですが、たくさん糞をして籠から漏れていたのです。この旅、陽子はよく糞に縁があります。

嫌な事は重なるものです。




[2012/06/29 05:53] | ペルー
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すげ~
梶田
こういう世界なんですね・・・

鶏の糞に動じなくなった奥さん・・・たくましくなりましたね。


陽子
本当にこのバスは今回の旅行中でも記憶に残るバスでした・・。そして最後にとどめの鳥の糞。
テンションはガタ落ちでしたよ↓。

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二度目のクスコに戻ってきました。
今回は、南米三大祭りの一つ、インティライミを見るのが目的です。

インティライミの本番は6月24日。
しかしそれより前からクスコの町は踊る人たちで盛り上がっています。

私達がクスコに着いたのは22日。
町の中心・アルマス広場は踊りの行進をする人、それを取り囲む観客、物売り達で賑わっていました。

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踊りはサンバのカーニバルのような激しいものではなくて、ゆったりとしています。
衣装は派手ではあるけど、色っぽさを強調するものではありません。
踊り手も若い子よりガタイのいいおばちゃんが多いような・・。

次々と新たなグループが現れ、通り過ぎていきます。
時々お菓子やパンを観客席に投げるグループガ現れると、観客が異様に盛り上がります。

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投げられえたパン(包装なし)を必死で奪い合い、地面に落ちても拾って食べています。
買ってもすごい安そうだけど、無料に弱いのは誰も同じ。

若干あきれて見ていたら、パンをゲットした目の前のカップルが、おすそ分けしてくれました。
私達、もの欲しそうに見えたのかな・・。


パレードは夜までひたすら続きます。

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なんだか昼間より一層盛り上がっている感じ。
各グループが持っているプラカードの番号は、100番を超えていました。
きっと今日踊ったグループの数です。
しかもパレードは今日だけじゃなく、一週間くらい前から毎日行なわれているそうです。
きっとこの町のほとんどの人が出演するんだろうな。

宿に帰っても深夜までパレードの音楽がなり続け、深夜2時頃にようやく終わったようでした。
さすが南米三大祭り、この期間は騒音問題も関係なしです。


翌日、23日は町に出かけてもパレードは見かけませんでした。
踊りの会場が変わったのか?
それとも明日の本番に備えているのでしょうか・・。

明日はいよいよインティライミ本番です。

[2012/06/30 05:57] | ペルー
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インティライミの本番は3部構成です。
1部、2部と変わる毎に場所を変え、観客も演者もぞろぞろと移動します。

<第1部>
場所:コリカンチャ
時間:9時頃~10時頃

コリカンチャはインカ時代に帝国の神殿があったところで、お祭りはここからスタートします。

開始は9:30と聞いて、9時頃にコリカンチャに行ってみると、すでにコリカンチャは人垣でしっかりと囲まれていました。
そしてお祭り(というか儀式)はもう始まっている様子です。

a-IMG_5458.jpg

しまった、出だしから早速出遅れてしまった・・。
コリカンチャの広場で何かが行なわれているものの、人垣に遮られて広場の中が見えない。

唯一見えたのは、一段高い所にいる出演者(恐らく神官)だけ。

a-IMG_5453.jpg

もっと早めに場所取りをしていないといけませんでした。
コリカンチャの周辺は会場を見渡せる場所が少ないので、早くから最前列を確保するか、広場を囲むカフェやレストランの2階に席を取った方が良さそうでした。

しかしもう時すでに遅し。
第1部を見るのは早々に諦め、第2部の会場となるアルマス広場へと移動しました。


<第2部>
場所:アルマス広場
時間:10:30頃~12:00頃

9:30頃にアルマス広場にやってくると、こちらもすでに沢山の人が場所取りをしていました。
しかしこちらはまだ場所に余裕があり、広場周辺の前列近くに席を確保することができました。

a-IMG_5478.jpg

10:30頃になって儀式の出演者がアルマス広場に現れ始めました。
神官、戦士、お供え物を手にした女達・・。

a-IMG_5489.jpg a-IMG_5497.jpg

そしてようやく王様の登場。

a-IMG_5530.jpg

儀式は王様が広場の中心で何事か話し続け(ケチュア語なので全く分からない)、太陽の方向に向かって全員でお祈りをするというものでした。
(写真最上段は王様の像、2段目が王様役の人。)

王様が話している間は少々退屈でしたが、出演者が一斉に太陽を拝む場面は良かったです。
こうやって昔の人は太陽の恵みである収穫に感謝して生きていたのですね。
現代人が忘れてしまった、大切な気持ちだと思います。

そして最後に出演者がすぐ目の前を行進して終了。

a-IMG_5546.jpg a-IMG_5548.jpg

王様・王妃様もすぐ目の前です。

a-IMG_5584.jpg a-IMG_5557.jpg

第1部と違って儀式を前の方で見れたのは良かったのですが、ここも1部同様、広場周辺のカフェやレストランの2階席から見下ろした方が良かったと思います。
儀式の出演者が広場全体を使って演じるため、真横から見るよりも、上から見下ろす方が全体像が見えるからです。
像が指差している方角のお店から見るのがベストでしょうか。

2部が終わり、お昼を途中で買いつつ、第3部の会場となるサクサイワマンまで移動します。


<第3部>
場所:サクサイワマン
時間:14時頃~16時頃

アルマス広場から30分程坂道を登り、サクサイワマンへとやって来ました。
私達がついたのは13時頃でしたが、すでに舞台横の丘の上(無料)は人で埋め尽くされていました。
私達は会場と道を挟んだ側の、小高い丘から見る事に。

a-IMG_5601.jpg

しかしこの第3部、私達の場所からでは舞台が遠すぎて、何をやっているのかさっぱり見えません。
出演者が登場して踊っても、2部のアルマス広場ほど盛り上がらないし、舞台の上の王様も小さすぎて何をやっているのか分からない。

a-IMG_5619.jpg

1時間程経過して見飽きてきた頃に、どうやら儀式のハイライト、リャマの心臓を取り出す場面が始まりました。

a-IMG_5632.jpg

今はこの儀式、偽物のリャマで行なうのですが、少し前までは本物のリャマの心臓を取り出していたとか。
昔はさぞ迫力があったことでしょう。

しかし残念ながらこのハイライトも、いつの間にかリャマが登場し、さして盛り上がることなく心臓が取り出されたのでした・・。
言葉が分からないし、地元客は無料の遠い席から見ているから盛り上がりにくいのです。

第3部を見るなら、有料の舞台近くの席か、舞台横の丘の上から見るのが良いようです。

さて、見事に3部とも場所取りに失敗した私達は、3部の途中で飽きてしまい、終了を待たずに帰ることにしました。
帰り道には他にも沢山の帰宅客が坂道を下っていました。

南米3大祭りの一つ、インティライミ。
確かに規模は大きいものの、一日儀式を見ているのは少々つらいです。
地元の人たちも、自分達が踊って楽しめる前夜祭の方が生き生きしていたようです。

[2012/07/01 06:04] | ペルー
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西マナ
Aha~いまいちでしたか・・・
写真見る限りは華やかで楽しそうだけどね?
踊り回るだけが祭りじゃないってことでしょうか。

先日ワイン会社の人とお会いして、チリはすぐ米国の影響を受けるしアルゼンチンはすぐ欧州の影響を受けるがペルーは自立しててなかなか良い!とおっしゃっていました。ブドウの知識がないのでそれ以上突っ込んで聞けませんでした。ごめん。


陽子
へ~!聞いた事なかったけど、ペルーのワインって注目株なんでしょうか?チリは米国派、アルゼンチンは欧州派ってのもおもしろいものですね。お隣の国なのにタイプは違う。プロの視線は違いますね!

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