広島で就農を決意した二人が、海外でのブドウの研修も含めた、世界旅行に出ることにしました。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

過ぎれば時間というのは、早いものであっという間に1週間の滞在は過ぎていきました。

特にする事もなくなり、だらだらしていたイースター島。
島やホテルは平和そのもので、呑気にキャンプ生活をしていました。
そんなイースター島も去るときは惜しいものです。もう少しのんびりしてもいいかもと思ってしまうのです。

キャンプ場から空港に行く時、同じ日にイースター島についた日本人が見送ってくれました。
彼は私達より3日多く、10日間滞在する予定です。少し羨ましく思ってしまいました。

また空港に着くと、車で送ってくれた宿のオーナーがモアイの形のネックレスをプレゼントしてくれました。
イースター島らしい素敵なプレゼント。一番安いキャンプ場で、こんなサービスをしてくれたのは、正直すごいうれしかったです。

ぜひ他の方にもお勧めしたい。というわけで、宣伝。
『キャンプ ミヒノア』。本当にロケーションは良い場所で、目の前に夕日が沈みます。
天気が悪いと大変で、波で砕けた海水が霧雨のように飛んできますが、それほど海の目の前です。
ビーチベットが置いてあるので、星を見ながら寝ることもできました。
レンタルテント(寝袋・マット込み)でも、イースター島では破格の5500ペソ(900円)。歩き方にも載っています。是非行ってみてください。


イースター空港の前、しかも到着前限定の商売を見つけました。
レイ(花の首飾り)売り。

a-IMG_4348.jpg

よく南国の国で、レイを持って出迎えている光景を見ますが、それは迎える人の手作りではなく、実は買っていたのです。少しショック。

飛行場の写真。

a-IMG_4361.jpg a-IMG_4364.jpg

トランジットの目的で来る人がいるのか、一応トランジットのコーナーがありました。1年に何人いるのだろうか??
また飛行機に乗る際も、ロープや地面にガイドが作られているわけでもなく、自由に搭乗口まで歩いていけます。
こんな自由なのも、初めてで、南米の小さい島ならではでしょうか。


これから向かうベネズエラは南米で1・2を争うくらい治安が悪いので有名な国。
旅行中に会った世界一周中の人がベネズエラで強盗に会い、荷物を失い心が折れて帰国したと言う話を聞きました。
また首都のカラカスという町だけで1年に殺人事件が2710件。1日に直すと7件以上。件数なので人数に直すとおそらくもっと多いはず、恐ろしいです。
こんなのんびりした生活から、いっきに緊張した社会へ。物凄い差です。

だから余計にイースター島が離れがたいのです。

平穏無事に、ベネズエラを満喫し去ることが出来るでしょうか?
今回の世界一周の中で、1番の不安です。
スポンサーサイト

[2012/06/10 00:21] | ベネズエラ
トラックバック:(1) |
イースター島を去り、リマの空港でトランジットで1泊し、ベネズエラにやってきました。

機内から見るベネズエラの空港は立派でした。

a-IMG_4370.jpg


ここが治安の悪い場所の入り口かと、不安を感じます。
日本の観光客にとってベネズエラはあまりなじみの無い国ですが、ベネズエラに来て旅行者が必ずしないといけない悪事があります。

それは闇市場で、お金の両替。
もし空港の普通の両替所や、ATMを使ってお金を下ろすと、1ボリーバル=約5円なのですが、闇レートだと1ボリーバル=10円と、普通と闇で二倍も開きがあるのです。

もし公定レートでベネズエラを旅しようものなら、大変な金額になってきます。コーラが1本200円と日本よりも物価が高くなるのです。
私達はそのために、ペルーやボリビアのATMでせっせとUSドルの現金をたくさんおろしていたのでした。

空港で誰か両替してくれないかと、空港前の道路や、空港の端の方に行って売人を探すもなかなか見つからず、困ってしまいました。

仕方なく、税関出たところすぐの普通の両替所で、町までの最低の金額を両替しようかと思いそこに行くと、背の高い黒人が声をかけてきました。
税関を出たところ、周りには警察か、警備員の人がたくさんいます。でも彼らはどうどうとそこにいたのです。

警察に見つかると法律違反でやばいのではと、彼を建物の隅に連れて行き、私は警察を気にするのですが、彼はまったく気にする様子はありません。
むしろ両替用の小銭がないと、逆に警察か警備員の人の所に行き小銭の両替を頼んでいました。

旅行者の間でベネズエラの警察は悪名高いので有名です。警察が旅行者にいちゃもんをつけて、お金を取ろうとします。
でもここの闇両替は半ば公認なのでしょうか?それとも黒人が警察に賄賂を払っているのでしょうか?
超びびりながら、またレートは若干悪かったですが、とりあえず上手くいき第一の関門はクリアしました。

治安が悪いのを恐れていたため、空港から市内まで専用タクシーを使いました。
その時に走った道路の、なんて立派なこと。日本の高速道路のような感じ。

またその日のうちにシウダボリーバルという町まで夜行バスで移動しました。
そのバスも、ブラジルやアルゼンチンのような綺麗で立派なバス。

こんな立派な空港、道路、そしてバスがあるのに治安が悪いのが不思議です。
話によると、南米でも1、2を争うほど頭の良い国だそうな。でも殺人事件もめちゃくちゃ多い。
表と裏の差が激しぎです。富の分配が偏りまくっているのでしょうか?

ベネズエラの裏の顔は、想像できないぐらい、ひどそうです。

[2012/06/11 00:57] | ベネズエラ
トラックバック:(1) |
カラカスから夜行バスでシウダーボリーバルにやって来ました。
ベネズエラで最も治安が悪いと言われるカラカスを離れ、一安心です。
でもこの町も治安が悪く、夜間や日曜など、人気の無い時には出歩かない方が良いとのこと。
ここでもまだまだ気が抜けません。

a-IMG_4379.jpg

シウダーボリーバルに来たのは、エンジェルフォールという、世界一落差のある滝へ行くツアーを申し込むためです。
バスターミナルに着くと、早速ツアー会社の客引きのおじさんが声をかけてきました。

ここでのツアー内容は、2泊3日で、カナイマまでの飛行機代、宿代、食事代、ガイド代全て込みで一人2800ボリーバル(約28000円、米ドルとの交換レート8.0)。
2年前のガイドブックより、値段が相当上がっています。これは予想外。

その後交渉の結果、ツアー代一人2380ボリーバル(22400円、米ドルとの交換レート8.5)で交渉が成立しました。
(他のツアー会社の価格を聞いて、それより安くして、とお願いしました。)
このツアー会社、「conexion tours」という所で、なかなかお勧めです。
ツアーの前後ここの宿に無料で宿泊可(wifi有、朝食付き、洗濯可)、バス停・飛行場への無料送迎有、オーナー夫婦の対応も良し。
さらに私達は、エンジェルフォールの後に行く予定のロライマ山のツアーも、ここのツアー会社の提携会社に連絡してもらって予約することが出来ました。


さてツアーの手配が一段落ついたので、町をぷらぷら歩くことにします。
新しい国に入って、まず一番最初に気になるのが、その国の物価です。
物価を知るためには、スーパーに行くのが一番。

シウダーボリーバルでも、まずはスーパーに向かいました。
そしてスーパーの中をいろいろと物色しましたが、ベネズエラの物価は高いです。

パンが一袋200~300円、パスタ一袋150円、クッキー100~200円、缶詰100~200円、水1.5L100円。
このスーパーについては野菜の品数も少なく、あまり買い物をする気になりませんでした。

ベネズエラに来る前、物価のバカ高いイースター島でひもじい食生活を送っていたので、またしても物価の高いこの国にがっかりします。

次はレストランの相場調べ。
数軒覗いたところでは、一食300円くらいが安食堂の相場でしょうか。
これはさすがにイースター程高くなく、手の届く値段です。
内容もお肉多めで結構ボリュームがあり、満腹です。

a-IMG_4376.jpg a-IMG_4375.jpg

私達のベネズエラ滞在中は、ほとんど宿・食事込みのツアーに参加するので、町に出る機会はあまりありません。
なのでこの国の物価もあまり関係ないのですが。
物価調べも貧乏旅行の楽しみの一つです。

[2012/06/12 00:34] | ベネズエラ
トラックバック:(1) |

久しぶり!
奈津子
久しぶりです!
ハガキありがとう♪
連絡遅くなりましたが、6/15に家族が増えました(^-^)
男の子で、名前は大輔くんにしました。
また日本に帰ってきた頃には落ち着いてると思うし、お披露目に行くよ!
連絡もらった頃と生まれた日がすごく近かったから何か感じ取ったのかと思い、すごいなって思いました!(◎_◎;)
それに自炊して成長した姿も楽しみにしてるね(^-^)
旅も後少しになってきたけど気をつけてね☆


陽子
奈津子さんおめでとうございます!!
突然のビッグニュースにとにかくビックリです!!
知らぬ間にお母さんになっているとは・・!
テキパキと家事や子育てをこなす姿が想像できます☆
帰ったらご一家に会いに行きますね☆
子育てがんばってください!

コメント:を閉じる▲
今日は飛行機でエンジェルフォールツアーの出発地カナイマへ行きます。

朝、起きて荷造りをし、ホテルで飛行場までの迎えを待っていたのですが、
迎えの人が来てそうそうに、「あなた達が持っている大きいリュックの荷物は飛行機に載せる事ができない。もっと荷物を少なくしなさい」と言ってきました。

納得はしなかったのですが出発に遅れてはならないと、その人の指示に従い急いで準備し直し、空港に向かいました。

飛行場について、私達の飛行機を見てびっくり。

a-IMG_4383.jpg

本当に小さい。これでは荷物が載せられないわけです。
パイロットを含めて6人乗りのセスナ。荷物の積載部分も小さいです。

飛行機は私達を乗せて、出発しました。
離陸をする際、ふわりとゆっくりと地上を離れて、重力はかからなく快適でした。ただ機体の隙間から風が入ってきて寒かったです。
このオンボロ感と小型感、窓から見える景色。なんか日本の特攻隊の出陣を勝手に想像していました。

a-IMG_4391.jpg a-IMG_4397.jpg


離陸をすると小さく見える町並み。特攻隊の人は小さく見えた町並みに何を思っていたのだろうか?
最後に日本の国土を離れて海上に出た時には、自分の中で気持ちの整理ができていたのだろうか?
いろんなことを思って感傷的になっていました。

自分の世界に入っていたところ、パイロットをふと見ると、なんと新聞を読んでいるのではないか!!

a-IMG_4401.jpg

ページをめくりながら結構長いこと、彼は読んでいました。また携帯もいじっています。
たしかに空は障害物がないから、車より運転は簡単で、だから暇なのでしょう。
とはいえ、ビックリです。パイロットは余裕かましすぎです。日本なら大問題です。



私達の心配をよそに、飛行機は順調に飛んで、空港に着陸しました。
着陸間際には、テーブルマウンテンや、綺麗な滝が見えました。

a-IMG_4410.jpg a-IMG_4411.jpg


同じ飛行機に乗っていた人は、ツアーの車が空港に迎えに来ていましたが、私達は安いツアープランのせいか、なんと歩き。
まあいいのですが。

途中に寄った川べり。

a-IMG_4421.jpg

反対側には、飛行機から見えた滝が見えます。
そして川の色は、茶色いコーラの色。秘境に来た感じがします。



[2012/06/13 00:00] | ベネズエラ
トラックバック:(0) |
カナイマに到着し、一番安いエンジェルフォールツアーを選んだのですが、立派なホテルに連れてってくれました。

a-IMG_4425.jpg a-IMG_4419.jpg

ご飯はナスを茹でたものを酢であえてあったり、野菜がたっぷり入っていて嬉しいです。
ベネズエラは肉と豆が主体の今までの南米料理とは、少し違うのかもしれません。

a-IMG_4441.jpg

食後にさっそくボートに乗ってエンジェルフォールツアーに付随しているサポの滝ツアーにでかけました。そこはエンジェルフォールの下流にある滝で、滝の裏を歩くことができるみたいです。
ボートで滝に近づいていきます。

a-IMG_4461.jpg

写真を撮ったところで、なんとボートが故障し、エンジンがかからなくなりました。
船頭がオールで漕いで、時間をかけて少しずつ進み、本来の岸からかなり離れたところに船が着岸したので、長い距離を歩くことになりました。

a-IMG_4445.jpg a-IMG_4465.jpg


これが命をかける発端になりました。


最初の滝に到着。

a-IMG_4479.jpg

写真では、わかりづらいですが、この滝の裏を100m程歩いていけました。
カメラが防水ではないので、この距離が限界。子供の頃にここが近所にあったら、隠れ家と呼ばれる場所になっていた事でしょう。


2つ目のサポの滝も裏を歩くと言う意味では大した事無かったですが、そこから見た景色は抜群に綺麗でした。
夕暮れに近づいており、真上の雲が厚く空は暗かったけど、西の空だけ晴れていて、それが逆に綺麗に滝を照らしたのです。

a-IMG_4488.jpg a-IMG_4501.jpg


また泳いで滝の真下に行き、滝の下に立つ事もできました。

a-IMG_4515.jpg

ここの二つの滝は本当に幻想的な雰囲気でした。水量が豊富で、ここまで近づけて楽しい滝は、なかなか見当たらないです。
この綺麗さは映画のような世界。私の滝人生のスキンシップ部門では、ここがナンバー1です。


滝で泳いで、水からあがると雨が降ってきました。
雨に打たれながら、すぐやむかなと思っていると、ますます強くなってきました。

そして雷の音。すでに泳いでいたので濡れるにはかまわないのですが、風も強くなり、雨が肌に当たると痛いぐらいです。

2つ目の滝から船まで、大分距離があります。風も時折、台風のような暴風になって、体も冷えてきました。
そして辺りは真っ暗になってもなかなか船着場まで着きません。他のツアー客はとっくに帰っています。
というのも、スタート時に船が故障し時間がかかったから。。。

湖沿いを歩いて、なんとか船の場所に戻ってきました。、船は故障が直っておらず放置されたまま。
てっきり船が直ってすぐ帰れると思っていたのに、あてが外れました。

ガイドがさらに歩くように促すので、私達はさらに豪雨の中、湖沿いを直進するのでした。


2つ目の滝を後にして、時間にして約1時間。珍しいほどに雨の勢いが止まず、豪雨のまま雷もバンバン光っています。
そして時折、雷が落ちています。

確か、雷が鳴ったときは水辺にいたらいけないはず。落ち着いて、次に雷が地上に落ちた時に光ってから、音がするまでの秒数を数えようと思いました。そして、次のそれを数えると、わずか3秒。川の上流の方で落下。距離にして1km。このまま歩いていて私達は大丈夫なのか、自問自答しながら、歩いていました。
下手すると、雷に感電する。それは生き残れるレベルなのか?でも、かと言って止まって休むにも、水辺からすぐに険しい森が始まっているので場所がない。
どうして良いか分からない。

仕方が無いので、ガイドに従い、歩き続けました。
しばらくすると、ガイドが私達を待つように言い、携帯片手に喋り始めていました。
そして湖に向かって歩き、携帯の明かりを照らしました。
すると雨の音と暗闇で気づかなかったのですが、1台のボートが湖面に浮かんでいました。
なんと先ほどの雷が落ちている中、私達の迎えのボートが出ていたのでした。そのボートも命がけ。

私達と一緒に来ていた、ロシア人とギリシャ人とガイドを乗せて、船を岸から離れようとした瞬間にもまた雷が今度は2秒程で落ちました。
乗り込むときから、ロシア人とギリシャ人はテンションが高く、雷が落ちても、変わらないのです。雷が近くで落ちている最中、湖に船を浮かべるなんて、自殺行為だと思います。
私は静かに下を向いて「まだ死にたくない、落ちないでくれ」と、祈っていました。それに反してその外国人の反応、馬鹿なのか、頭がおかしいとしか思えません。
もし死んでこんな形で日本のニュースでさらされたくない、船に乗っている時間は、ものすごく長く感じました。

幸いにも、湖に雷は落ちずに、私達はホテル近くの岸辺へと到着したのでした。
あまりの豪雨で、この日の後半の写真が撮れなくて、伝わりにくいのが非常に残念。

人の人生は、どうなるかわからないもの。いつどこで死ぬのかさえも。ただこんな所で、ベネズエラ人のツアーの不手際で死ななくて、本当に良かった。

命をかけるほど、ハラハラした事なんて、ほとんどなかったので、本当にこの日は疲れました。

[2012/06/18 09:04] | ベネズエラ
トラックバック:(1) |
エンジェルフォールとは、世界で一番高い滝。落差979m。他の滝よりも抜きんでて高く、いろんな評価尺度がある滝社会の評価も最高。満場一致で、世界一となっています!!
ベネズエラにわざわざ来たのも、昔テレビで見たこの滝を見たいがため。期待もおのずと高まります。

昨日は、嵐にあい、命をかけたサポの滝に行きました。
あんだけ、天気に見放された昨日。エンジェルフォールを見に行く今日こそは、晴れてくれよと、朝、宿を出発したのでした。

今日は、昨日見たサポの滝の上部から、エンジェルフォールに向けて船で4時間かけて近場までいき、そこから1時間歩いて滝まで行きます。

宿を出る際に、荷物を車に載せ、私達お客も車に乗って船着場までの出発を待っていました。
するとガイドが「お客は歩いて船着場まで行くから車から降りて」と言うのです。
そして私達が驚いたのは、降りた私達の代わりに従業員が車に乗っていました。またガイドが歩くと言ったから近いと思っていたら、30分もかかったのです。

いくら安いツアーだからと言って『この扱いは、無いのでは』と思ってしまいました。

歩いている途中、絵になるようなポイントがありました。

a-IMG_4529.jpg a-IMG_4531.jpg


湖に浮かぶヤシの木3本や、ものすごいでかい蟻。ジャングルチックですね。
まあこの風景が見れたので、許すとします。


今日のツアーは昨日と同じメンバーと新たにイギリス人の老夫婦を二人加えて、船は出発し、私達は、船の真ん中に乗りました。

出発してから、すぐ気がつきました。
船が巻き上げる水しぶきが、風でたなびいて、私達にモロにかかるのです。天気は曇りだけど、なんで濡れなければいけないのか、不運です。開始そうそうからみな合羽を着だします。そして水しぶきに、不愉快になっていると、本当に雨が降って本格的に濡れてきました。こんな雨ではエンジェルフォールが見れないのでは、と懸念しました。

a-IMG_4556.jpg a-IMG_4546.jpg

船はテーブルマウンテンの間を抜けて進みます。

船の移動は4時間ありました。
途中で昼食の時間になりました。驚いたことに、なんと食事は船の航行中。
時間を節約するためなのか、わかりません。また揺れる船の上で、ジュースも配られました。

a-IMG_4550.jpg

片手をジュースで塞がれて、片手でパスタを食べます。それも川の水しぶきを浴びながら。私達は食べるのが早いので、良かったのですが、そのうち雨が土砂降りになってきて、後ろに座っていたイギリス人老婦人は食べるのが遅く、土砂降りの中食べていました。
船の揺れでジュースはこぼれるし、水しぶきでパスタは濡れるし、最低です。
このメニューや食事の時間、考えつくされていないです。苛立ちを超えて、おかしくなってしまいます。もっと改善の余地がある。ジャパンクオリティに近づいてほしいと思います。

それにしても猛スピードで船が進み、雨や水で濡れると寒い。そんな苦痛をしばらくあじわっているとエンジェルフォールが見えてきました。

a-IMG_4562.jpg

テレビで見た風景。そのもの。

エンジェルフォール近辺に船は着岸し、私達一団はエンジェルフォール目指して森の中を1時間歩いていきました。

他の日本人の情報によると、滝での滞在時間は短いとの情報を得ていたので、ガイドや陽子や他の人をおいて、一人で先に行こうと早歩きをして向かって行きました。
歩くのに夢中でなかなか気づかなかったのですが、ふと後ろを向くとなぜか皆ついてきています。俺が遅いのかなとさらに本気の早歩きをして向かったのですが、まだついてきているのです。
みんな体力あるなと感心していたのですが、後で陽子に聞くと、みんなが早すぎで迷子になるのが嫌で、たまに走ったりしながらついてきていたそうです。

そんな訳で滝には早くに到着しました。

a-IMG_4571.jpg

テレビで見た風景そのもの。
これ以上、近づくこともできなく、この位置から見ました。
高すぎて、また滝まで距離があって、迫力に欠ける。とりあえずテレビで見た風景そのもの、そんな印象です。

ペルーのゴクタの滝(771m)の方が滝壺まで行けて、水が落ちるエネルギーが風となり、その風圧を全身で感じ、自然の偉大さを感じられました。
それに比べると、劣ると思ってしまいます。

また天気も安定していなく、すぐに雲に覆われてしまいました。昨日から天気に恵まれていないので、私達にここは縁がなかったのでしょう。

a-IMG_4584.jpg

エンジェルフォールは写真を撮り、足早に戻り始めました。

しばらくして、イギリス人老夫婦が戻っているところに出会いました。そういえば彼らとエンジェルフォールで出会っていなかったのです。
話を聞くと、「ガイドにも置いていかれ、道に迷いそうなので途中で引き返した」との事。
あまりにも、私が早歩きをしたので、この老夫婦は途中で引き返してきていたのです。
(また次の日もこの老夫婦は滝を見るチャンスはなく、エンジェルフォールを近くで見ることなく、戻っていったのでした。
船に往復8時間乗り苦痛を味わったのに。ガイドがどうにかしてやれなかったのかと思うと、私も罪悪感を感じます。)

この日はエンジェルフォール近くのキャンプ場に宿泊。
晩御飯は鳥の丸焼き。

a-IMG_4590.jpg

これは本当に美味しかった。

また今日の夜は、この旅始まって以来始めてのハンモック泊。

a-IMG_4598.jpg

このハンモックも曲者でした。なぜなら、ずっと洗っていないのかスーパー臭いのです。
虫に刺されるので、ハンモックに顔まで包まれる必要があり、悪臭が鼻につきます。

なんとか寝ることができ、次の日に船でカナイマまで戻り、飛行機でシウダーボリーバルまで戻っていきました。


今までの国では、ツアーが安くても、だいたいは食事や宿泊のランクが低いだけで、満足できたものでした。

しかしここは、本当に支障がでました。船がボロく故障して命がけになり、ハンモックがスーパー臭く、ガイドの質もいまいち。教訓となりました。

[2012/06/19 00:38] | ベネズエラ
トラックバック:(1) |
エンジェルフォールツアーの終了後、シウダーボリーバルの町から夜行バスでサンタエレナ・デ・ウアイレンの町へと向かいました。
サンタエレナ・デ・ウアイレンは、ロライマ山へのトレッキングツアーの拠点となる町です。

ベネズエラ、ブラジル、ガイアナの3国にまたがるギアナ高地には、テーブルマウンテンというテーブル状の山がいくつもそびえています。
山の周りは標高差1000mの断崖が取り囲み、そこだけ周囲から浮かび上がって、独自の風土・動植物層を形成しています。
先日行ったエンジェルフォールも、テーブルマウンテンの一つから流れ落ちています。

今回私達が登るロライマ山は、登山の難しいテーブルマウンテンの中でも、比較的登り易いもの。
しかしロライマを経験した他の旅行者に聞くと、この山の登頂には色んな苦労があるようです。

腰まで浸かって橋のない川を渡るとか、ガイドが旅行者を置き去りにするとか、頂上は寒くて凍えそうだったとか・・。

先日エンジェルフォールで雨の中の過酷なツアーを体験した私達は、少々嫌な予感がしながらこの町にやって来ました。


ロライマ山のツアー探しについては、エンジェルフォールで会った旅行者から、「TURISTICOS ALVAREZ」というツアーオフィスの対応が良かったと聞き、予め登山の日程を予約しておきました。
サンタエレナ・デ・ウアイレンのバスターミナルにバスが着くと、このオフィスのオーナー、フランシスコが出迎えてくれました。

早速バスターミナル内にある彼のオフィスでツアー内容を確認。
今開催できるツアーは、「ガイド有、ポーター無し、食料・テント・寝袋持参」で2500ボリーバル(約25000円)のコースとのこと。
事前にネットで調べていた他社価格よりも安い値段だったので、このツアーをお願いしました。

本当はもう少し払ってでもポーター有のコースにしたかったのですが、今はオフシーズンで人数が集まらないため、不可でした。
(もっと大手の他のツアー会社ではポーター有で頼めたようですが。)


ホテルに荷物を置き、トレッキングの間の食料を買いに出かけました。
なぜかこの町のツアー会社やお店にはアウトドア用の小型のガスコンロが無く、持参する食料は全て缶詰やパンなどの調理不要なもので揃えました。

~5泊6日分の二人分の食料~
・缶詰20個
・クッキー8袋
・ジャム1個
・水2L(水は登山中にも川で汲んで補充できます)
・粉末ジュースの元5袋
・小型パン45個

締めて370ボリーバル(約3700円)。
(結果的には食料はこれで十分過ぎるほどで、最後には缶詰やクッキーが結構余ってしまいました。)


何が起きるか分からない、ロライマツアー、いよいよ明日出発です!

[2012/06/20 00:58] | ベネズエラ
トラックバック:(0) |
ロライマ山のトレッキングの日程は、5泊6日です。
まず1~3日目でテーブルマウンテンの上部まで登り、4日目に上部の散策、5、6日目に下山するという行程です。

私達のガイドを勤めてくれるのは、若干17歳のフェルナンド君。
今まで私達が色んなツアーに参加した中でも、最年少ガイドです!


<1日目>
歩行時間:4時間15分

朝10時頃、宿から車に乗り込んでサンタエレナ・デ・ウアイレンの町を出発しました。
トレッキングのスタート地点に着いたのは、12時過ぎ。
急いで昼食を食べ、トレッキングを開始します。

スタート地点から眺めたロライマ山。

a-IMG_4652.jpg

頂上は雲に覆われ、進行方向に雨雲が見えます。
エンジェルフォールに引き続き、雨模様。。

この日はキャンプ場まで平坦な道、と聞いていたのですが、小さなアップダウンの繰り返しで予想外に疲れます。
歩き始めてしばらくすると、ガイドのフェルナンドが遅れ始めました。
後で聞くと、彼は昨日サッカーの試合をしていて足を痛めてしまったのだとか。

おいおい、この先5日間大丈夫??


ともかく道はひたすら一本道なので、フェルナンドをおいて先に進みます。

そして案の定、雨が降り始めました。
強い雨ではないものの、これからの道中を思うと憂鬱になります。

しかし、そんな憂鬱なお天気が私達に見せてくれた、ご褒美の瞬間。

a-IMG_4675.jpg

一瞬雨が止んで、2重の虹が現れました。
こんなにも綺麗に見たのは初めてです。


その後も小雨の中歩き、トクキャンプサイトに到着。
キャンプ場では雨が上がり、ロライマ山の頂上が顔を出しました。

a-IMG_4710.jpg

テントを張って夕食を済ませると、もう辺りは真っ暗です。
空には若干の星が浮かび、テントの周りには蛍が飛び交い始めました。
ここはキャンプにもってこいの場所。

ただ一つ難点は、蚊のように肌を刺す、プリプリという虫がとっても多いこと。
こいつに指されると、蚊に指されたよりも長く痒みに苦しめられるのです。
ここに来る皆様、虫除けをお忘れなく!

電気も何もないキャンプ場では夜にすることが無いので、7時頃には就寝。
人間、何も無ければこんなにも長く寝られるものなのですね。


<2日目>
歩行時間:4時間50分

2日目はスタート直後に難所が待ち構えています。
それは橋のない川を渡ること。

トクキャンプサイトを出てすぐ、キャンプ場のすぐ下の川を渡ります。
靴を脱いで靴下だけになり、ズボンを膝まで捲り上げて渡ります。

ここは特に難なく通過。

問題は二本目の川です。
先ほどの川から歩いて30分程のところにもう一本の川があります。
こちらの川の方が水量が多く、流れも速いので一本目の川ほど簡単には行きません。

a-IMG_4707.jpg

一本目同様荷物を背負い、ズボンを捲り上げて突入したものの、水流の強さに途中で動けなくなってしまいました。

そこでガイドのフェルナンドが登場。
私達の荷物を引き取り、先に向こう岸へ運び、更に手を取って川を渡らせてくれました。
やっぱりガイドはこうでなくっちゃ!!

ちなみに下山時は更に水量が増えていて、荷物を持ったまま突入した健治は、見事に水没していました。
お気をつけて・・!


この日は初日より傾斜が増して、高度を800m上げます。
今回は食料も持参して登っているので、体力的にこたえます。
ロライマ山は徐々に近づいて来ているものの、まだまだ頂上は遥か上・・。

a-IMG_4722.jpg a-IMG_4729.jpg

くたくたになってようやくこの日のキャンプ地、ベースキャンプまで到着しました。

a-IMG_4738.jpg

え、このボロ小屋がベースキャンプ??

そうなのです、まさしくここはベースキャンプ。
雨が降るとものすごく雨漏りがして、小屋の足元は沼地のようです。

川の無い橋と言い、このキャンプ場と言い、世界に誇る国立公園なのだから、もっと整備に力を入れて欲しいものです。。


ベースキャンプから見上げるロライマ山。

a-IMG_4733.jpg

明日登頂するとは思えない、絶壁が目の前にあります。
一体どこを登るのか見当がつきません。

いよいよ明日挑戦です!


<3日目>
歩行時間:4時間30分

予想はしていましたが・・。
この日の傾斜はすごかった。

急な岩場をひたすら登ります。
傾斜具合、伝わりますか?

a-IMG_4753.jpg

足だけでなく両手も使って、両手両足で登って行きます。

2時間程登り続けると、ロライマの山を取り囲む、あの崖まで辿り着きました。
さてこの後どうやってこの垂直な壁を登るのか?


この後崖に沿って登ったり下ったりを繰り返し始めました。
そして1時間程行くと、最後の難所が姿を現しました。

行く手を遮る滝。

a-IMG_4781.jpg

全然道に見えません。。

これこそがロライマ登山の最も恐ろしいポイントです。
滝の真下をくぐり、岩がごろごろと転がる場所を登らなくてはならないのです。

怖いけれど登るしかない。
恐る恐る登ること約1時間。
滝も無事くぐり抜け、テーブルマウンテンの上部に辿り着きました。

そこから大きな岩の間の道なき道を進み、ようやくキャンプ場に到着しました。
全身ずぶ濡れ、靴の中までびしょびしょです。

辿り着いたキャンプ場は、その名も「ホテルインディア」。
しかしもちろんホテルなどありません。
奥行きの浅い洞窟のようなところで、そこの狭いスペースにテントを張りました。

a-IMG_4805.jpg

そこからの眺め。

a-IMG_4802.jpg

ロライマ山のお隣にそびえるクケナンというテーブルマウンテンと、麓の景色が見渡せる場所です。
なんとかここまで辿り着き、ほっと一息。

あとは天気が良くなるのを祈るのみ・・。

[2012/06/20 05:31] | ベネズエラ
トラックバック:(2) |
トレッキング4日目は頂上散策。
残念ながらこの日も頂上は晴れず、雲の中の散策です。

a-IMG_4808.jpg

ロライマの頂上はほとんどが岩に覆われていて、土はあまりありません。
岩ばかりの奇妙な風景の中をガイドについて歩いていきます。

テーブルマウンテンの地勢は、何億年も前から大きな気候変動を受けず、太古の昔の姿を残しているのだそうです。
テーブルマウンテンの上の植物は、原始の姿をとどめているのだとか。

確かにここを歩いていると、その光景は、太古の昔にやって来たみたいです。

a-IMG_4810.jpg

これはただの砂利ではありません。
白い石は全て水晶。

a-IMG_4824.jpg

ありがたみも何もなく、ごろごろと転がっています。

頂上で育つ植物達。

a-IMG_4821.jpg a-IMG_4826.jpg
a-IMG_4901.jpg a-IMG_4960.jpg
a-IMG_4966.jpg a-IMG_4970.jpg

土のほとんど無いこの場所で、虫を食べたり、自分の葉の中に水を集めたりして生きているのだそうです。
過酷な条件下では、知恵のある強い植物が生き残ります。


それにしても雲が晴れないのが残念!
展望台にやってきた時も真っ白な雲の中です。

しかし雲はすごい速さで流れて行き、時々辺りの景色を垣間見せてくれます。

a-IMG_4858.jpg

雲の中でも迫力満点。
快晴の時にはどんな景色が見えるのでしょう。


私達のガイドをしてくれたフェルナンド君。

a-IMG_4884.jpg

話を聞くと彼は只者ではありません。
高校を飛び級で12才の時に卒業し、現在は別の学校でモバイル・テクノロジーを学んでいる秀才。
更にはベネズエラのサッカーの20歳以下代表でもあるのだとか。

ロライマのガイドについては、他の旅行者から嫌な話を聞いていたのですが、フェルナンドは本当に良く働いてくれました。
彼自身足を痛めている中、旅行者のテントを担いだり、トレッキング中の危険なポイントではきっちりとサポートしてくれました。

若くして気遣いもできるこの若者に、脱帽です。


さて翌日からは2日間かけて下山します。
そして最終日、空はこの6日間見たことも無い程の快晴。

a-IMG_5051.jpg

ロライマの頂上にも雲はありません。
連日雨の中のトレッキングで景色が十分に見れなかっただけに、これは悔しい・・。

今頂上からはいったいどんな景色が見えるのだろう。
遠ざかりながらも何とも名残惜しい、ロライマです。

[2012/06/21 05:31] | ベネズエラ
トラックバック:(1) |

どもどもども!
takuya
けんじ夫妻!!!
ひさしぶりーーー!!!
そして旅お疲れさまでした!

先週チカちゃんとロライマ登ってきたんですけど、ガイドに「do you know ケンジ and ヨウコ?」って言われたもんできっと2人の事だろうと思って「もちろん!!」と答えときました。
そんでブログ見てみたらやっぱり!笑

同じフェルナンドでしたよ!

しかもまだ足を怪我してて、かつ頂上で風邪で寝込んだりしてました。笑

今年の12月に1週間だけ日本に帰るかもしれません!

その時みんなで会えたらいーいですねー!

お久しぶりです☆
陽子
フェルナンド繋がりでまた連絡が取れるとは感激です!!
最近日本の生活にどっぷりと浸かっていた私達ですが、タクヤさんのコメントでベネズエラの風が吹いてきました☆
ロライマでは下山中になつみさんとも再会しましたよ。
出会い多きロライマ、良い場所ですね~。

日本で再開できると私たちも嬉しいです☆
今後も気をつけて、元気に帰ってきてくださいね!

コメント:を閉じる▲
ロライマ山を下山した翌日、サンタエレナデウアイレンを去り、カラカスに向けて出発することにしました。

バスに乗る際、私達の利用したツアー会社のフランシスコさんが見送りに来てくれました。若干シルベスタースターローン似の彼。

a-IMG_5064.jpg

彼は親切で本当に良い人でした。
そして何より、私が今まで見た誰よりも、どうしようもないくらい慌しくおっちょこちょい。独立して一人で仕事しているからいいけど、会社に入って人の下で働く事は不可能でしょう。
そんな彼も会社を立ち上げて、仕事を成功させていると思うと、彼の人の良さ・親切さは、良い勉強になりました。

バスはカラカスまで22時間。

まっすぐな道路に、スイカをたくさん積んだ車。

a-IMG_5062.jpg a-IMG_5066.jpg


ここでベネズエラのバス事情について書いておきます。
ベネズエラのバスは少し、特殊です。というのもバスが恐ろしく寒いのです。
エアコンをガンガンに聞かせているので、バスの窓の外側が結露し、景色が見えないほどです。

その話を聞いていたので、私達は寝袋を車内に持ち込んで、防寒対策をしていました。
じゃあ現地人が、それだけ寒いのが好きかというと、現地人も長袖を着て、ブランケットを車内に持ち込み、防寒対策をしているのです。

a-IMG_4639.jpg

他の旅行者から聞いたのですが、ある時に赤ん坊と親がバスに乗っていて、あまりの寒さに赤ん坊が具合が悪くなっているから温度を下げてくれと車掌と交渉しました。
運転手はそれでも温度を下げてくれなく、その時に多くの乗客を巻き込んだ争いになったとも聞きました。

皆防寒対策をしているし、こんなに寒くして誰が得をするのでしょう。

また噂の、バスを止めて警察による検問。

a-IMG_4641.jpg

麻薬検査が目的なのですが、警察は旅行者にいちゃもんをつけてきます。
「服を全部脱いで丸裸になれ、それが嫌なら賄賂を払え」と言ったり、荷物検査でバッグの中を念入りに調べて、警察の一人が旅行者の気をそらした隙に、もう一人が物を盗んだりします。

だいたいの噂は、コロンビアとカラカスの間でよく起きるという話で、幸い、私達は遭遇しませんでしたが緊張しました。
これだけ警察が腐っている国は、珍しいです。


またブラジルとの国境の近い、サンタエレナデウアイレンをタクシーで通っているとき、ガソリンスタンドに200mくらいの車の行列を見ました。
あれは何と運転手に聞くと、給油待ちとの事。そしてガソリンの値段を聞くと、驚きの答え。

1リットルが日本円で7円。日本との20倍の差。ちなみにベネズエラの水の値段は、1リットルで日本円で80円。水の方が10倍も高い。ベネズエラは産油国でガソリンが豊富だというが、これはない。

「水よりも、ガソリンの方が安いんだよ。」と、自慢げに語る運転手。
そんな値段で、ガソリンスタンドは人件費を賄えるのか?それとも公務員なのか?不思議です。


外貨とベネズエラのお金を両替する時に、2倍以上の闇レートがある国。
国内にこんだけオイルを安く売るなら、海外に輸出し、外貨を稼ぎ、闇レートを解消することも簡単なはず。

何かが歪んでいる。

おそらく外国とベネズエラ政府が取引する際には、公正レートで発注するはず。
その外貨を闇で両替し、業者に発注すると、発注額がそのまま余る事になる。そしていとも簡単に政府が裏金に作ることができちゃう。憶測ですが、この国ではありそう。

ですが、この闇レートは旅行者にもメリットがあって、日本のパスポートをベネズエラで作るか増補する際、公正レートが適用されるのです。なのでベネズエラでは、通常の半額でパスポートが作れちゃいます。

知っていると得、知らないと損、制度はたくみに利用しましょう。

[2012/06/22 00:32] | ベネズエラ
トラックバック:(1) |
イースター島やベネズエラのロライマに登っている間、私達の頭に大きな問題がのしかかっていました。
それは大変重大で今後の人生を左右すること。旅行をしていても、ふとこの事を思い出し、気持ちが沈んでいたのでした。

私達はお土産をよく日本に郵便で送っていました。そしてペルーで日本に向けて、今まで買いためてきたお土産を送りました。

実はその中にコカの葉で出来たものを、入れていたのです。

コカの葉とは、あのコカインの原料の植物。

もちろんいけないという認識はありました。ただなんとなく本物のコカインではないから大丈夫だろうと思ってしまったのです。今では、その罪を認識し本当に反省していますので、お叱りのコメントやメールはご容赦ください。

事の発覚は、実家に税関から電話がかかってきた事から始まります。
コカの葉を使ったキーホルダーやコカ茶のティーバックがお土産の中にあり、それを解体して調べさせてもらうという電話でした。

IMG_0391.jpg


その連絡があったのは私達がイースター島でのんびりしていた時。
そのメールを見た直後は、「さすが日本の税関。ちゃんと調べて偉い。お土産は安かったし没収されてもまあいいや」ぐらいに考えていました。

ただ少し不安になり、今まで同じ経験をした人がいないか、ネットでいろいろ調べてみました。
すると、コカ茶を没収された人の経験談は載っていたものの、コカの葉のキーホルダーについての記載はありませんでした。そんな中コカの葉で検索にヒットしたのは、コカインの原料の植物を所持しているだけで、逮捕で禁固○○年という文字。

当然、コカインを作ろうという意図は私達にはありません。しかし今回送付したのは、コカの葉キーホルダー10個、コカ茶ティーパック20個入りを5箱。
ちょっと量が多すぎで、麻薬の密造者として疑われはしないか、また単純に所持ということで逮捕や罰金になるのではないかということです。

そう思った瞬間から、怖くなりました。
まず親に話がいっているし、逮捕はまずい。新生活を張り切ってスタートさせるはずなのに、牢屋は嫌だ。

その税関に直接連絡をとる事にしました。
土日を挟んだり、ネット事情が悪く、時間がかかったのですがロライマ下山後、ようやく結果を聞くことができました。

『名宛人に対して任意放棄書類を郵送し、署名捺印、返送後、税関は該当の品を処分し、残りの貨物を送ります。』

私達に前科はつかず、量刑はなし。簡単なお叱りで済みました。みなさん日本の法律は守りましょう。 しゃれじゃ済みません。
これも全部、私達が旅行ボケしているだけか・・・

[2012/06/23 11:36] | ベネズエラ
トラックバック:(1) |
いよいよカラカスに着きました。治安が悪い事で有名で、不安がいっぱいのカラカス。

バスがバスターミナルに到着しました。
私達は同じバスに乗っていた白人のカップルと申し合わせており、一緒に市内まで行こうと約束していたのでした。

バスを降りて彼らと喋っていると、もう一人同じバスに乗っていた現地のおじさんが、その白人と親しくなっており、そのおじさんと私達合わせて5人で向かっていったのでした。

まずはバスターミナルから地下鉄まで路線バスで移動。そのお金はおじさんが五人分まとめて払っていました。
地下鉄に到着すると、おじさんはみんなの切符をまとめて買い、みんなに配りました。

それでおじさんに、バス代と地下鉄代100円程をのお金を払わないといけないと思い払おうとすると、なんと受け取りを拒否して、おごってくれたのです。
またおじさんは地下鉄に乗るのではなく、私達をホームに見送りに来ただけで、消えていったのでした。

わざわざ私達のために付いてきてくれたのです。なんて良い人。


その人らがいろいろ教えてくれたおかげで、安全にホテルに着くことができました。


早速、カラカスの町を探索して回ります。
まず目に付いたのが、路上パフォーマーの多さ。絵を描いている人や、踊る人、歌う人、話芸で人を笑わせている人、いろんな人がいました。

a-IMG_5189.jpg a-IMG_5190.jpg


警察が腐っていて、殺人事件や強盗が多いと聞いていた町だけに、多くの人が路上でそれらを見入っているのは以外な光景でした。


郵便ポストの上にごミが集まっていました。

a-IMG_5185.jpg

ゴミを一箇所にまとめるという美意識がベネズエラにあるみたいです。また町を歩いてもそれほどゴミが落ちていませんでした。これも以外でした。
というのも他の南米の地域や、アジア、イタリア等の1部ヨーロッパでさえも、どこでもゴミを捨てる習慣があるなか、治安が悪いと言われているカラカスでは、しっかり集まっているのです。


カラカスにある自然史博物館と美術館、この国を建国に導いた意ボリーバル博物館に行ってきました。

a-IMG_5162.jpg a-IMG_5165.jpg

驚いたことに、全て無料。その他の博物館も無料な場所が多かったです。
また自然史博物館は地震や天気等の地学から、動物、宇宙まで網羅して内容も豊富。

日本にどれだけ、公立の博物館があるかわかりません。
本当に勉学のためを思うなら、無料や、低料金、そして内容を充実すべきです。

かつて東京の上野にある国立の博物館に行きましたが、展示品が少ないのにスペースを広くとり美術品のように飾っていました。
また解説も少なく、展示品も玄人向けの物が多く、外国人や素人は面白くないはず。それで入場料が確か1000円以上したので、これが国立の博物館と思うと非常にがっかりしました。
文部省の天下りポスト作りか、学者の自己満足としか思えません。そんな事に税金を投入するのは無駄と思うのですが、いかがでしょうか。

カラカスでは壁の落書きもよく見ました。

a-IMG_5147.jpg a-IMG_5146.jpg


路上に置いてあった、エクササイズマシーン。誰でも使うことが出来ます。

a-IMG_5200.jpg a-IMG_5199.jpg

大人も子供もお姉さんも、みんな興味本位で乗っていました。市民の健康増進になりますね。

最初カラカスを、非常に恐れていました。しかし実際に来てみると、良い人が多かったです。この旅で一番親切な人が多かった国と言えるほど。
殺人事件や強盗、悪徳警官等の裏の顔は酷いと聞いています。だから心配して皆優しいのでしょうか。

南米でトップクラスの頭の良い国と、歩き方に書いてありましたが、なんだか本当に思えてきました。

[2012/06/24 00:44] | ベネズエラ
トラックバック:(0) |


すなふきん
今日弾丸トラベルという番組で、ボリビアのウユニ塩湖が紹介されました。TV映像はさすがです、すっかり行った気になりました

Re: タイトルなし
健治
すなふきんさんへ。

5年前にウユニ塩湖に行き、今年も行きました。
その違いは日本人の多さ。テレビやCMで本当に日本人の間で有名になっています。南米滞在の長い外国人旅行者に聞くと知らない人もいます。

大学の卒業旅行や、世界一周している日本人がその時期にみんな集まってくるので、日本人多すぎで不気味です。あの時期のウユニは、ある意味、日本の海外県の一つでしょう。

コメント:を閉じる▲
最近、朝起きると体中がかゆいです。というのもロライマに行った際、相当虫に刺されたから。
どれだけ刺されたか数えてみました。

a-IMG_5111.jpg

白い場所がムヒを塗っており、刺された場所です。数えると左足だけで40箇所以上ありました。
あまりの多さに現実をみたくなく他の場所は数えませんでしたが、右足と両腕、おしりを足すと、100箇所以上超えていそうです。
こんだけ刺されていると、感覚が馬鹿になって、強烈に痒いところ以外はそんなに痒みを感じなくなっています。
刺されまくると、こうなると初めて知りました。


今日は町全体が色鮮やかな、エルアティージョという地区に行ってきました。
アルゼンチンにも似たような観光地がありました。色を塗るだけで、観光客が集まるなら私達の集落でも真似できる。

a-IMG_5206.jpg a-IMG_5212.jpg

一瞬私達の集落で近所のおじさん達を説得し導入を検討しましたが、私達がこの地区を訪れてすぐ飽きて別に来なくて良かったと思ったように、日本人はガッカリすると思うのですぐに却下。
ただこんだけカラフルだと、華やかですね。


カラカスに戻ってきました。町で、大統領の絵の巨大な横断幕を見ました。

a-IMG_5102.jpg a-IMG_5105.jpg

国際社会の中で存在感を示しているこのチャベス大統領、本当に、市民に人気があるかわかりません。
町中で否定とも肯定ともとれる落書き自体が少なかったです。
それにしても、こんな女の人に抱きつかれている大統領の横断幕なんか嫌悪感があります。


昼から散髪に行ってきました。

ここの散髪は、どんな髪型にすると深く聞くわけでもなく、俺に任せろ的に切り出していきました。

a-IMG_5225.jpg

従業員同士でお喋りするし、お客の扱いが雑。アジア人が嫌いなのか、言葉が上手く喋れない俺を笑い小馬鹿にして、かなり腹が立ちました。
ベネズエラの中でも安い散髪屋だったので、店員の質もいまいちだったのでしょう。安い散髪屋に行った自分が悪いと思い、しぶしぶ帰りました。

この旅で一つ感じているのは、

低品質で安価→貧乏人の客→よくクレームを言う→対応に追われる→儲け少なく、忙しい。
高品質で高価→金持ちの客→クレームは言わないが不手際や不良は即客離れ→儲けが多いがシビアな品質管理
今回のお店は上のパターンだと思います。そして私達はまさに貧乏人の客。

私達が日本に帰って目指したいのは、下のパターン。根が貧乏人でケチな私達、お金持ち相手に上手く商売できたらいいです。

[2012/06/25 00:50] | ベネズエラ
トラックバック:(0) |

承認待ちコメント
-


コメント:を閉じる▲
当初、ベネズエラの治安の悪さを相当恐れていました。
実際に、この旅で知り合った人が、ベネズエラで荷物をほとんど盗まれた事件も起きていたのです。

私達にとっては、事件事故に会わず、非常に親切な人が多かった国という印象。カラカスもそんなに危険を感じることなく、滞在できました。

今回の旅行中も、危ないと言われている地域を越えてきました。ただ危ないという噂は、だれかが被害にあい大きくなった噂。
実際、そこには毎日を笑いながら生活している人がいるわけで、旅行者も危険な地域に行かない、夜に歩かない、麻薬にからまない等、基本的な事を守れば、だいたい安全に旅行できるものです。
噂を聞いて、恐れているだけではなくて、行動すると案外上手くいくものなのでしょう。


またベネズエラの警察が腐っていると前に書きましたが、ベネズエラを出国する際の最後の公務員、出国審査官の人もいまいちでした。


入国も出国も、他の国のスタンプに思いっきりかぶって押しています。

a-IMG_5451.jpg


黒いのがベネズエラのスタンプ。日本とアメリカのスタンプがかぶりました。
こんな国も初めて。ベネズエラは、公務員はいまいちかもしれませんが、普通の市民は本当に良い人でした。


リマに向け、飛行機は飛び立ちます。
二度目のペルー。ベネズエラは物価が少々高く、財布の紐を締めていましたが、ペルーが最後の物価が安い国になりそうなので、少しは贅沢にいっちゃいます。


[2012/06/26 00:00] | ベネズエラ
トラックバック:(1) |
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。