広島で就農を決意した二人が、海外でのブドウの研修も含めた、世界旅行に出ることにしました。
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10月19日。3度目にしてようやくルクラ行きの飛行機が飛び立ちました。
飛行機は乗客15人程の小さな物です。
操縦席も丸見えで、なんだか怖いです。
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飛び立つとすぐに、白く雪をかぶったヒマラヤ山脈が前方に見えてきました。
眼下には、山の斜面に作られた、小さな棚田(畑?)がびっしりと広がっています。ネパールの農家は大変だなぁ。
飛行機は約30分程でルクラに到着。大きな揺れもなく、無事に着きました。
ルクラの空港は、山の斜面に作られた、すごく小さな空港です。滑走路もすごく短いです。
後で聞いたところでは、一年に一回くらい墜落事故が起こっているそうです。やっぱり‥。
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ルクラで宿を確保し、今回のトレッキングのガイドを探します。
宿のオーナーが少し日本語が話せる方で、私達の代わりにガイドを探してくれました。
最初日本語を話せるガイドを希望したのですが、今はシーズン中の為、日本語が話せる人は皆出払っているとのこと。
代わりに、英語を話せるガイドの方を紹介してくれました。
ディルバードル・ディレイ君。21歳。エベレストのあるクンブー地方の、タマン族の青年です。
昨日別のツアーリストのガイドから戻ってきたばかりなのに、明日出発の私達のトレッキングに同行してくれることになりました。すごくタフです!

私達のトレッキング行程
10月20日 ルクラ(標高2840m)→ モンジョ(2835m) 距離約12km
10月21日 モンジョ → ナムチェ(3440m) 距離約5km
10月22日 ナムチェ ⇔ シャンボチェ(3880m) 距離約4km
10月23日 ナムチェ → ディボチェ(3820m) 距離約10km
10月24日 ディボチェ → ペリチェ(4240m) 距離約8km
10月25日 ペリチェ → トゥクラ(4620m) 距離約4km
10月26日 トゥクラ → ロブチェ(4910m) 距離約3km
10月27日 ロブチェ → ゴラクシェプ(5140m) ⇔ エベレストベースキャンプ(5364m) 距離約15km
10月28日 ゴラクシェプ → カラパタール(5550m)→シュマル(4010m) 距離約16km
10月29日 シュマル → ナムチェ(3440m) 距離約13km
10月30日 ナムチェ → パクディン(2610m) 距離約8km
10月31日 パクディン → ルクラ(2840m) 距離約8km

高山病になるリスクを出切るだけ減らしたいのと、陽子の体力を考えて、出切るだけ少しずつ高度を上げていく12日間の行程を組みました。
いよいよ明日、出発です!   
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[2011/11/01 15:45] | ネパール
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10月20日。トレッキング初日。ルクラ→モンジョ。
今日のコースはほぼ下りか、平坦な道です。
ガイドのディレイ君と話しながら進みます。
彼はルクラから歩いて2日程かかる村の出身で、村の標高は約3000mもあるそうです。
以前はツアーリストの荷物を運ぶポーターをしていて、最高40kgもかついで歩けるそうです。
エベレスト近辺のトレッキングはポーター時代も含めて7年目で、ルートについて大変詳しく、頼りになります。
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私達は今回ポーター(荷物を運んでくれる人)なしで、自分の荷物を背負ってトレッキングを行います。
健治と私、それぞれ10kg程のザックを背負います。
始めは重く思わなかった荷物が、歩き始めて2時間程経つと、ずっしりと重く感じるようになりました。
これから12日間、この荷物を背負っていかなくてはなりません。
本当に標高5550mの地点までたどり着けるのだろうか‥。道のりは遠いです。

2時間半歩き続け、途中のパクディンという町でお昼ご飯を食べます。
午後は体力が回復し、順調に進みます。更に2時間半程歩き、モンジョに到着。今日の宿泊地です。
町中を散策し、夜ご飯を食べると、もうすることがありません。20時頃には就寝。贅沢な生活です。
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10月21日。トレッキング2日目。モンジョ→ナムチェ。
朝から弱い雨。雨はそれ程強くないが、川原の石が多いところを歩く為、足元が悪く、歩きづらい。
1時間程歩くと、橋のふもとに到着。ここからナムチェまで、約2kmで600mを上がる急坂です。
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しんどいことは予想していましたが、やはりすごくつらいです。
空気の薄さと荷物の重さに息を切らしながら上がっていきます。
ディレイが時々、大丈夫?と振り返って確認してくれます。
なんとか予定通り、出発から3時間でナムチェに到着しました。

ナムチェでは、毎週土曜日に大きなバザール(定期市)が開かれます。
今日は金曜ですが、すでに沢山のお店が開いていました。
野菜や果物、お菓子、衣類など、いろいろなお店があり、周辺の村々から沢山の人が集まってきます。
中には中国から来ていると思われるお店もあります。
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ナムチェの町を散策中、火遊びをしている子供達に遭遇。ナムチェの町は日中でも寒く、一生懸命枯れ草に火をつけようとしています。
一緒に遊んでいると、お母さんが出てきて、子供達と一緒に怒られてしまいました‥。
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10月22日。トレッキング3日目。ナムチェ⇔シャンボチェ
今日は高度順応のため、ナムチェにもう一日滞在します。
昨日とはうって変わって、朝から快晴。
ナムチェから1時間程急坂を登り、展望のよいシャンボチェの丘に登ります。
シャンボチェの丘にはエベレストビューロッジという、日本人が建てたロッジがあり、ここのテラスからエベレストが眺められます。
3人で紅茶を飲み、一休み。
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明日から再び先に進み、毎日高度を上げていきます。

[2011/11/01 15:53] | ネパール
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10月23日。トレッキング4日目。ナムチェ→ディボチェ
ナムチェを出ると、後はしばらく平坦なコース。
進行方向にあるエベレストがどんどん近づいてきます。
ずっとビューポイントを歩いているような、素敵な道です。

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2時間半程歩いて川の近くに降り、お昼ご飯を取ります。
午後はそこから2時間程かかる、急坂を登ります。
前を歩くディレイの足元だけを見つめて、ゆっくりゆっくり進みます。
1時間程登り、休憩。タムセルクという山が間近に見え、景色を楽しみながら休憩します。

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もう1時間程坂を登り、タンボチェという町に到着しました。
ここにはチベット仏教の大きなお寺があり、ここでトレッキングの安全を祈願します。

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お寺の中を見学していると、ある部屋で若いお坊さんが小麦粉のようなものを練っていました。
お昼ご飯でも作っているのかな、とのぞいてみると、小さな塔のようなものを沢山作っていました。
聞くと、11月にある大きなお祭りのお供え物を作っているのだそうです。

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13時頃から、お坊さん達総出の祈祷があり、ツアーリストも参加してよいとのことだったので、見学させてもらいました。
お坊さん達が一斉にお経を読み、太鼓や笛や大きなラッパを吹いたりして、荘厳な光景でした。

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タンボチェから15分程歩き、ディボチェの町に到着。
今日の宿からはエベレストが見え、夕日に赤く染まるエベレストを眺めることができました。

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10月24日。トレッキング5日目。ディボチェ→ペリチェ
今日はアマダブラムという山を眺めながら歩きます。アマダブラムという名は、「双子の姉妹」という意味だそうで、綺麗な二つのピークが見えます。

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ここ数日の疲れがたまって来ているのか、体が重く、坂道がつらく感じます。
約2時間歩き、シュマルの町に到着。この町の標高は、もう4000mを超えています。
お昼を食べてエネルギーを補充し、午後1時間程歩いてペリチェの町に到着。
ペリチェの町には診療所もあり、病気やけがをするとここで診てもらえます。

午後早くにペリチェの町に着いたので、高度順応の為、ペリチェの裏山に登りました。
荷物は宿に預けて身軽になったため、すぐに200~300m登れます。
登っていくと裏山の向こうのアマダブラムが、更に近くに感じられます。

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しばらく裏山を歩いてからペリチェに降りると、ペリチェの町にヘリコプターが飛んできました。
近くで見ていると、ヘリに人が担ぎこまれていきます。
高山病か、あるいはけがをして動けなくなった人のようです。
トレッキングをしていると、毎日こういった緊急ヘリが飛んでいくのを数回見かけます。
ヘリが出動すると1000万円くらい費用がかかるそうです。
私達は海外旅行用の保険には入っているものの、登山用の保険には入っていません。
絶対ヘリを呼ぶようなことになってはいけない‥。高山病とけがには要注意です。

夜少し頭痛を感じ、ダイアモックスという高山病に効く薬を飲んで寝ました。
いつもより多少寝づらく感じます。
薬の効果か、翌朝には頭痛は消えていました。

[2011/11/01 16:04] | ネパール
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10月25日。トレッキング6日目。ペリチェ→トゥクラ
今日は約4kmの短いコースで、高度を400m程上げ、4600mの高さに上がります。
最初川沿いの平坦なコースを1時間程歩き、その後50分程坂道を登ると、今日の宿泊地・トゥクラに到着です。

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午後は近くにある湖を目指します。
1時間程歩いて、湖に到着。

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他に来る人もおらず、静かな湖でのんびりと過ごします。
健治が大きな岩の上に石塔を作り始めました。
こういう時の健治は止められません。30分程熱中して作り、記念撮影。

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夜ご飯にダルバード(豆スープご飯)を食べました。
高山病対策には体を温めるのが一番、と思い、チリスパイスを加えて食べました。
ところがこれが災いの元‥。チリスパイスは想像以上に辛く、食べた直後からしばらく下痢に悩まされたのでした‥。

10月26日。トレッキング7日目。トゥクラ→ロブチェ
今日は出発直後から、急坂に突入します。

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毎日朝の歩き始めは息が切れてつらいのですが、今日は一段としんどいです。
50分程で坂を登りきると、そこには登山で亡くなった人たちの石塔が沢山立っていました。
日本人の名前もあります。

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更に1時間程歩いて、今日の宿泊地のロブチェに到着。
標高は4900m。このあたりで高山病になる人が多いようです。
お昼を食べて、荷物を宿に置いて、裏山に登ります。

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毎日荷物を担いで歩いている時には、しんどさの為に景色を楽しむ余裕がありませんんが、こういう瞬間はじっくりと景色を味わえます。
ここまで予想外の下痢に襲われはしたものの、頭痛などの高山病の症状はあまり出ていません。
その日の行程を終えても、裏山に登ったりして体を動かしている為に、高度順応は上手く出来ているようです。

夜ご飯の時に、手をけがした日本人の男性に会いました。
手をけがして出血があるためか、ここまで高山病に苦しみながらも上がってきたそうです。
しんどい状況だろうと思われるのに、お兄さんはとても明るく、けがのことなどを話してくれました。
つらい中でも明るく振舞えるお兄さんに感動し、下痢で少しテンションの落ちていた私も、元気をもらいました。
明日はいよいよエベレストベースキャンプに向かい、明後日は今回の最高標高のカラパタールで日の出を拝みます。
最後まで絶対やり切ろう!!

[2011/11/01 16:13] | ネパール
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10月27日。トレッキング8日目。ロブチェ→ゴラクシェプ⇔エベレストB.C
ロブチェから2時間程歩いて、今日の宿、ゴラクシェプに向かいます。もう標高は5000mにもなります。
少々アップダウンもあり、2時間の道のりでへとへとになって、ようやくゴラクシェプに到着。

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ここで荷物を預け、エベレストベースキャンプに向かいます。
最初荷物がなくなって、余裕かも?と思ったのもつかの間、やはり荷物がなくても、この高所では歩くだけでしんどいです。
途中で今にも土砂崩れの起きそうな危険地帯があり、急ぎ足で駆け抜けます。
2時間半ほど歩き、最後は氷河の表面に石ころが乗っているようなところを歩いていきます。

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滑りやすく、気が抜けません。体も心もへとへとです。
ようやくベースキャンプにたどり着くと、そこにはちょうどこれからエベレストに登るであろう登山隊のテントが張ってありました。
エベレストの斜面がすぐ目の前です。

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今回のトレッキングの一つ目の目的を達成!ここまで辛かった~。
ディレイと3人で記念撮影。残念ながら、エベレストの頂上が切れてしまっています。逆光で光の具合も悪い‥。

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プモリという山を背景に、取り直し。

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10月28日。トレッキング9日目。ゴラクシェプ⇔カラパタール→下山
朝4時に起床。今日はカラパタールの頂上で朝日を見るため、5時には登山を開始します。
クッキーを数枚口に押し込み、出切るだけの防寒具を着込んで、出発します。
まだ辺りは暗く、星が綺麗です。ただ星空を楽しんでいる余裕はありません!
少し頭痛がするので、用心して、ゆっくりゆっくり登ります。
だんだん空が白み始めてきます。

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1時間程登ると、ようやく目指す頂上が見えてきました。
最後は岩がごろごろしているところを登って行きます。
朝6時40分、とうとう頂上に到着!標高は5550m。
なんとか日の出前に到着し、あとは日の出を待ちます。
カラパタールの頂上は非常に寒く、じっとしていると足先が冷えて痛くなってくるため、足踏みをしながら待ちます。

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しかし、日の出は7時頃と聞いていたのに、7時になってもまだまだ日が差しそうな気配がありません。
どうやらカラパタールの頂上が、エベレストの隣のヌプツェの山陰にちょうど入ってしまっていて、周りよりも一段と日の出が遅くなっているのです。
他の登山客が記念写真を撮り終え、どんどん下山していく中、私達は約1時間頂上で寒さに耐え、ようやく朝日が差したのは7時40分頃でした。

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これほど日の光を待ち望んだことはこれまでなく、日が差した瞬間の感動は忘れられません。
苦労した分、記憶に残る光景となりました。

エベレストベースキャンプと、カラパタールの朝日という二つの目的を達成し、後はひたすら下るだけ‥。
下山は4日かけ、トレッキングスタート地点のルクラの町に帰りました。

後はルクラの町からカトマンドゥ行きの飛行機に乗るだけ☆
と思ったら、ルクラの天候が悪く、現在フライト待ちです‥。
早く暖かい町に戻ってホットシャワーを浴びたいなぁ。

[2011/11/01 16:24] | ネパール
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スナフキン
しばらく、HPみてなかったら、山登ってるね!!
こっちはまだ暖かいですよ!写真見たら、どっちがどっちかわからなぐらいくりそつになってるよ!似たもの夫婦の道を突き進んで!


陽子
スナフキンさん

似たもの夫婦‥
喜んでいいのでしょうか?
昨日インドに入国しました!
騙されないよう、警戒が必要です!!
またアドバイス下さいね~☆

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