広島で就農を決意した二人が、海外でのブドウの研修も含めた、世界旅行に出ることにしました。
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パラグアイのペドロフアンカバレイロからブラジルに入国し、そこから更にバスで5時間移動してボニートの町にやって来ました。
ボニートの町は透明度の高い、綺麗な川のあることで有名な場所です。

ボニートのバスターミナルに到着し、そこから歩いて5分程のところにある、「HOSTEL ECOLOGICAL EXPEDITIONS」に宿をとりました。
広くて綺麗な室内はシャワー・トイレ付き、広い共用キッチンとダイニング、庭にはハンモック、フルーツたっぷりの朝食付き、感じの良いスタッフ・・。
一泊ダブルで70へアイス(約3000円)と、南米の他の国の安宿よりも高めですが、このクオリティーに大満足です。

翌日早速ボニートの町の近くにある、プラタ川でシュノーケリングをするツアーに参加しました。
ツアーの出発地である木造の休憩小屋では、色鮮やかな花と鳥達がお出迎え。

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更にはハンモックスペースまであって、くつろぎ度満点です☆
日本にもこういうくつろぎ空間が、もっと必要ではないでしょうか?

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ウェットスーツに着替え、シュノーケリングツアーがスタートしました。
まずはジープに乗り込み、森の入り口まで運ばれます。
そこから30分程森の中を歩き、川へと向かいます。
この森の中のトレッキング、運が良ければいろんな動物が見られるよ、とガイドが言っていたのですが。
30分のトレッキングの間に見られたのは、大きめの鳥2羽だけでした。
最初から川スタートでも良かったかも・・。

さていよいよ川に到着。上から見ているだけでも、透明度がものすごく高いのが分かります。
中に入ると、そこはもう今までに見たことのない世界でした!!

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(水中カメラ持ってなかったので上の写真はパンフレットのもの。でも、本当にこんな感じの眺めでした。)
目の前を大小様々の無数の魚が泳いでいて、手を伸ばせばつかめそうなくらい近寄れます。
川の透明度は20mくらいあるのではないかと思われます。
まるで水族館の大水槽を泳いでいるような気分です。

最初20分くらい川の流れの穏やかな場所でシュノーケリングの練習をし、その後1時間半程かけて川を下っていきました。
こんなにじっくりと川の中を見たのは初めてです。
木の根元に身をひそめているのや、川底の砂をつついているやつ、ただボーっと泳いでいるやつ。こいつら何を考えながら生きているんだろう。。
私もひたすら川に流されて、なんだか魚になった気分。

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川から上がり、再びハンモックに揺られてうとうと居眠り・・。
ボニートはほんとに、地上の楽園です。
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[2012/05/01 10:07] | ブラジル
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私達が弓場農場への行き方を調べた時にネット上に情報がなかったので、たまには他の旅行者の役に立つ情報をアップさせてもらいます。

弓場農場の最寄の町は、ミランドポリスになるのですが、ボニート・カンポグランデから直通がありません。
アンドラディナを経由する事になります。


ボニート→カンポグランデ  料金56.2R 時間5h
時間 AM 9:00
   AM 11:00
   PM 14:30

カンポグランデ→アンドラディナ 料金54R 時間6h 
時間 AM 7:30
   AM 10:00
   PM 19:00
   PM 20:00

(ブラジル国内で1時間の時差があるので気をつけてください。アンドラディナに着いたら時計を1時間早める)


アンドラディナ→ミランドポリス 料金11R 時間1.5h
   PM 18:20が最終
他の時間帯はわかりません。2時間に一本はありそうです。
※アンドラディナから弓場農場まで、タクシーは70R。
  

ミランドポリス→弓場農場 3R 
朝6時30分~弓場到着が夕方18時の便まで、1日5便程、運行しているようです。
※ミランドポリスから弓場農場まで、タクシーは40R。


上記のバス時間は、便利そうな時間しか載せていません。
また2012年4月の情報です。


超大雑把な位置関係図
(クリックして拡大して下さい)
弓場地図


お勧めの行き方

ちなみに夜行バスで弓場農場に朝着くと、みんなが働いているので到着日についつい働いてしまい、寝不足で疲れるかもしれません。
なので夕方に着くのが良いかも知れません。

ボニートからでも、カンポグランデで1泊し、カンポグランデの朝7:30のバスに乗ってください。それだとその日の18時ごろに弓場につけるそうです。

アンドラディナに着いて、すぐにミランドポリス行きのに乗り換えると、弓場農場行きの最終バスに調度、乗れるみたいです。
(私達は未経験で他の人に聞きました。)




ちなみに弓場農場に行く際は、帰りの飛行機やバスチケットを持たないほうが、良いです。
弓場農場の人が親切で、私達は2日目に帰りのバスチケットの手配を手伝ってくれました。
延長したい時に足かせになるので、チケットは弓場農場のwifiでネットでゲットするか、帰る当日のバスターミナルで買いましょう!!


[2012/05/02 00:50] | ブラジル
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日本の裏側、ブラジルはサンパウロ州、アリアンサという村に、弓場農場という日本人移住者の村があります。

この農場、他の農場とは一味違います。
何が違うかと言うと、この農場は共産方式の共同生活を送っているのです。農場に住む人々は私有財産を持たず、農場全体が一つのお財布で生活しています。
弓場農場のモットーは、「耕し、祈り、芸術する」こと。
芸術については、バレエや演劇の公演も行うほど、本格的な活動をしているそうです。


私達は南米旅行中に、何度か日本人宿の情報ノートで弓場農場について書いてあるのを見かけていました。
弓場農場は旅行者を受け入れ、その滞在中は宿と食事を提供してくれます。そのお返しに旅行者が労働力を提供します。ブラジルに行く予定のなかった私達ですが、どうにも弓場農場のことが気になって、ついにブラジルに行く事にしました。

「共産方式の共同生活」と聞くと、なんだかストイックな感じがしませんか?
ここに住む人々はきっと夜はお酒も飲まず、皆バレエをしたり絵を描いたりして過ごしているんだろうな。
私のような芸術とあまり関わりのない人間がやっていけるだろうか・・。
と少々緊張して弓場を訪れました。

弓場についたのは午後8時過ぎ。
到着後すぐに、「夕食は食べたの?今日の残りがここにあるから、まだだったら食べな。」という、なんともありがたいお言葉!
図々しくも夜ご飯を頂きながら、周りを見ると、あれ、、皆お酒を飲んでる・・。
ここで私の弓場農場に対する勝手なイメージ、「お酒も飲まずに」の部分はあっという間に崩れたのでした。
ピンガ(サトウキビの蒸留酒)に農場で取れたライムを搾り、ロックで飲む。
ご飯を食べた後は、飛び入りの私達も一緒にピンガを頂き、予想外の初日となりました。


翌日から私達も農作業に加わりました。
弓場農場の一日は、大体こんな感じです。
 6:00  起床。角笛の合図と共に食堂に集まり、朝食。
 7:00  農作業開始。
 12:00 角笛の合図と共に食堂に集まり、昼食。
 13:00 午後の農作業開始。
 14:00 午後の小休憩。お茶や手作りのお菓子が出る。
 16:00 午後の作業終了。
 18:00 角笛の合図と共に食堂に集まり、夕食。
 20:30 月・水・金はバレエの練習。その他、合唱の練習など。


昨日健治は夜1時過ぎまでピンガを飲み続け、夜も吐いて、朝も二日酔いで寝起きが悪く、朝ごはんを食べたかと思うとまた吐くという、大人としてやってはいけない事をしていました。
初仕事なのに心配です。ともかく弓場農場の人達はこんな私達を温かく受け入れてくれたのでした。


弓場農場の風景
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[2012/05/02 05:21] | ブラジル
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佐々木 麻耶
ブラジル・弓場農場について、ウルルンを観て感じた事。私は海外へ一度も行った事がないけれど外国に住むにあたりブラジル(外国)に住んでいるのに日常会話は殆どが日本語。何か私が想像していた感じと違う面がありました。良いなー、私も住んでみたいと思いました。でもパスポートも持っていない時点で時代に取り残されてる気がして嫌になります。将来は外人さんと結婚したいという気持ちとここの弓場農場で知り合えたらそこの男性と一緒になっても良いかなーという思いと2つあります。でも無理かなーという思いもあります。私は人見知りで人と上手くコミュニケーションを取る事が
あまり得意ではないので。

Re: タイトルなし
健治
佐々木さん
なんでも実行してみてください。実行してみないことには何も始まりません。
簡単に海外に行くことができるし、弓場の人達は暖かく迎えてくれますよ。

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私達は弓場農場に月曜に到着し、金曜に出発して、3日間働きました。
滞在中、作業は女性班と男性班に分かれ作業を行いました。

朝6時に起きてご飯を食べ、7時にトラックの荷台に乗って畑へと出かけます。

a-IMG_1501.jpg a-IMG_1502.jpg

これがなんだかわかるでしょうか?

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着いたのはトウモロコシ畑。先程の写真はトウモロコシの先端部分です。

任された仕事はトウモロコシを、収穫機械に乗っている人が袋に詰めて収穫してくるので、それをトラックの荷台に並べる事。よし、わかったと、トラックの荷台から機械を見送りました。

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機械が持って帰ってきたのは、トウモロコシをいっぱい詰めた大きな土嚢袋。聞くと60kgあるそうです。
午前中は2人でトラックの上に並べてたので、良かったのですが、午後から一人で作業をする事になりました。

60kgと聞くとどう思うかわかりませんが、かなり重たいです。1人で作業を開始した時に、根をあげたくなりました。袋が大きく掴みにくいし、何より重たくて俺の力では持ち上げられないのです。
トラックの上で土嚢袋を引きずり、所定の場所に運んだら転がすように2段、3段と積み上げていきます。

60kgと言えば大人の男の重さ。大人の男をずりずりと引きずりまわした後、階段をコロコロ転がしながら大人の男を上に運ぶ。そんなイメージで間違いないです。


その作業は15分に1回程度なので、休み休みできるから良いのですが、長袖を持ってき忘れたので日光がきつく、くっきりと日焼けしてしまいました。

そして虫もいました。

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カメムシのようですが、足が膨らんでおり、日本では見た事ないです。
周りを飛ぶだけなら良いのですが、何かを感知するのか、人の体を目掛けて飛んでくるので、叩いて抗戦します。
しかし突然の奇襲に、私の眼鏡に張り付かれパニックになりました。。。



辺りを見渡すと空が広く、良い景色です。広島の中山間地とは違います。

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南米特有の赤い土も、写真映りが良いです。

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少しずつ機械で刈り取っていきます。

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その日が終わる頃には、見晴らしが良くなりました。目に見える達成感。やりがいがあります。

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ここのトウモロコシは人間が食べるのではなくて、家畜の餌みたいです。
私が手伝った3日間で約20tぐらいあったと思います。(収穫し終わるまでにあと2日と言っていたので総量はもっとあるはず)


弓場農場はだいたい自給自足でくらしており、毎日食事にお肉が出てましたが、食肉も弓場の人らが屠って食卓に出るのでした。
家畜の飼料から自給するのも、日本では聞かないし、スケールが違います。

私達が農家になって出来るのは、せいぜい野菜の調理くずをニワトリにあげて、卵をもらう程度。
憧れはありますが、時間がかかるし、手間がかかると思うので、やはりスーパーに手が伸びてしまうでしょうね。。。
自然の恵み、食べ物への感謝という言葉は、普通の日本人が使うのと、弓場の人が使うので重みが違います。
日本で安易に感謝と言っていましたが、ここまでの苦労を想像していませんでした。そもそもそういう感情も学校や親から強制的にその感情を植えつけられていたように思います。しかしここで生活すると、自ずと感謝という気持ちが湧いてくるのかなーと思いました。


他に仕事として、かぼちゃの収穫とにんにくの雑草取りをしました。

雑草取りは平和な仕事。一つ一つ雑草を手で抜いていきました。

かぼちゃの収穫は、収穫期を見極めて一つ一つ手で拾いながら収穫しました。
ズッキーニに似ているかぼちゃで2品種を行いました。
一つの品種は、収穫条件が色あせているという物で、慣れが必要だと感じました。


陽子はオクラの収穫・出荷作業、また今度弓場農場で結婚式がある見たく、そのためのお箸作りをしていました。

オクラは枝についているのを収穫していきます。

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農場でパック詰めもします。売り先は、市場ではなく直接お店に卸しているみたいです。

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やはり日本だけじゃなく、どこでも中間業者がいない方が良いのでしょう。
消費者から生産者の位置が近ければ、意見や文句、感謝も聞くことができ、形や値段だけの競争から少しだけ抜け出せれると思うのです。
私達も、日本に帰って農業を始めたら直接販売をします。


結婚式のお箸作りですが、すでに箸の長さに切ってある竹を、ヤスリで面取りをするのです。
お箸1膳を作るのに、40分程かかるみたいです。弓場農場はほとんどを自給しているとはいえ、まさかお箸も自給するとは意外でした。
おそらくウエディングドレスも手作りでしょう。
結婚式は6月だそうで、私達はどんな式かわかりませんでしたが、芸達者の人がたくさんいるし、情がこもっている、暖かい式なのだろうと思います。




今回来ていろいろ仕事をしました。旅行者がいきなり来て、短期間作業に加わるので、手伝える作業に限界があると思います。
農業は季節仕事なので、欲しい時には人はたくさん欲しいし、暇な時はそこまでいらないのです。
来るか来ないかわからない旅行者をあてに、作付け面積を増やしたり、人の仕事の配置を考えたりできないので、経営的に難しい面もあると思いました。

とりあえずトウモロコシは疲れはしましたが、後日体を見ると引き締まっていました。
また食事は野菜が豊富に出るので、ダイエットや健康のためには良い生活です。
こんだけ運動して健康な生活をして二ヶ月もいれば、ムキムキのマッチョな体に成れますよ☆

[2012/05/03 01:01] | ブラジル
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一週間の弓場農場での滞在を通して感じたことは、弓場の人達は生活を楽しんでいる、ということです。
これって簡単なことに聞こえるけれど、実際に実践するのは難かしい!
ここからは弓場のモットーである、「耕し、祈り、芸術する」生活を通して、彼らの生活を見ていきます。

「耕す」
彼らの生活は農業を生活の糧としています。個々人では財布を持たない弓場の人々ですが、農場の収益は弓場農場全体の財産となり、そこから共同生活に必要な物資を購入したり、子供達の義務教育の資金としています。
また彼らは自分達で食べる物はほとんど自分達で育て、調理しています。
牛乳、ヨーグルト、卵、漬物、豆腐、パン、ソーセージ・・。
弓場農場での食生活は本当に食材豊かで、日本での私達の食生活よりもよっぽど豪華な食卓でした。

夜のお楽しみ、ピンガ(お酒)とおつまみ。
この日のおつまみは、

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豚の頭!!!


食事以外の部分でも、弓場の人々は生活に必要なものをほとんど自分達で作っています。
お箸、布団、シーツ、椅子、ベッド、タンス、建物にいたるまで。
ここでは自分達で作っていない物を聞く方が、数が少ないのでは?と思うくらいです。

「祈る」
食事の前には、黙祷の時間がもうけられます。これからいただく食事に感謝すること。
食事も物も、そのほとんどを自分達で作っているからこそ、感謝する気持ちを大切にしているのだと思います。
たとえば食卓に上がるお肉達。これらも弓場で育て、食べるために殺した動物達のお肉なのです。
スーパーでいつでも手軽にお肉を買ってくるように、手軽には食べられません。ここでお肉を食べるのはとてもありがたいことです。

「芸術する」
弓場農場での生活において、芸術することは大きな割合を占めています。
朝や夜には農場のあちこちから、楽器の演奏が聞こえてきます。そしてレベルが高いのです。
そこらへんを歩いているおじさんの鼻歌でさえも、腹からしっかり声が出ていて歌唱力の高さに驚いてしまいました。

バレエの練習では、普段農作業をしていたり台所で働いている女性達が、全く美しく、魅力的に変身します。
バレエを指導している先生は、元々日本で舞踏家をしていた方で、弓場農場に移り住んで50年以上もバレエを教えてきたのだそうです。
レッスンは本格的で、目の前で女性達が股裂きのポーズをしたり、足を高く上げたりするのに見惚れるばかりでした。
普段運動をほとんどしない私は、ストレッチに全く付いてゆけず、それっぽいポーズを作るのに必死でした。

弓場の人々は、楽器の演奏者だったり、美しく踊るバレリーナだったり、演劇の脚本家だったり、皆芸達者です。
この「芸術する」ということが他の何にもまして、弓場の人達を生き生きとさせ、連帯感を強めているように思います。


さて一週間弓場に滞在して、私には弓場農場がとても素晴らしいところに思えました。
しかし私が垣間見たのは、ここでの暮らしのほんの一部分でしかありません。
今弓場で働く人は、50代以上の人が多く、20代・30代の若者はあまり多くありません。
そのためもあって、弓場を訪れる旅行者の存在は重宝されているようです。
日本でも農家の子供は跡を継がずに都会に出て行く人が多いですが、弓場でも後継者の確保は大きな問題のようです。
他にも、共産方式の生活ゆえに、生まれる不満もやはりあるようです。
時代に合わせて弓場農場もまた変わっていかざるを得ないのかも知れません。

私達も帰国後は農業で生計を立てていこうと思っています。
農業で収入を得る事は、サラリーマンとしてお給料をもらうより不安定だし、恐らく稼ぐ事に一生懸命になると思います。
でも、弓場の人達のように、農家だからこそ豊かな生活ができる。経済的にではなく、気持ちの面で。
お金だけにこだわらず、生活を楽しむという生き方がしたい。
そしてそれが実現できるということを、教えてもらいました。

[2012/05/03 22:02] | ブラジル
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