広島で就農を決意した二人が、海外でのブドウの研修も含めた、世界旅行に出ることにしました。
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3日間、ワールドエスキモーオリンピックを見てきました。
競技の説明は前回のブログでしました。

各競技を見て思うのは、全く本家と趣向が違う事です。

ちなみに各種目自体は、エスキモーの暮らしと関係して競技になっているそうです。

獲物を撮った後、重たい物をいかに運べるか。
村に帰り、獲物を取ってみんなに手伝って欲しいという合図の、ハイジャンプ。
氷の上を歩くためのバランス等です。

見てて面白いと思ってしまうのは、忍耐がキーワードになっている種目が多い事です。
厳しい冬を迎えたり、極北の狩猟民族の必要な資質なのでしょうか?

このオリンピックでは、競技の合間にエスキモーのある部族による民族ダンスのお披露目をしていました。
全ての競技が終わり、一番最後のプログラムとして残っていたのも、この民族ダンスでした。

どういう形でこの踊りが継承されて、普段踊っているのかはわかりません。
そもそも現代のエスキモーは獲物を獲らずに、車を乗り回して、家には液晶大型テレビ、インターネット、暖房完備の生活かもしれません。

熱心に踊る人や、楽しそうに踊る人、嫌だけど仕方なく踊っている人、いろんな人がいました。

a-IMG_7679.jpg a-IMG_7571.jpg


オリンピック最後の踊りが始まりました。何種類かの踊りが進む中で、私と同い年ぐらいの青年が、観衆の前で一人で堂々と踊っていました。
彼が腰を落とし、足で床を鳴らし、リズム獲りながら、踊りを舞うと観衆から盛大な拍手と口笛の嵐。観客に応えて、踊りきっていました。

つい自分と比較してしまいました。

私は今までの人生。そこまで人前に出ることなく、わが道を進んできました。
彼は、おそらく今後の自分と同じ田舎暮らし。人を楽しませるよう、もてなせれるような伝統芸能の良い文化を持っているし、受け継いでいる。
私達の集落には、伝統的な踊りも、祭りもありません。彼を羨ましく思うのと、人を惹きつけられる感じ、すごいと思いました。
来年からは自分があそこに立つような、気概を持って、いろいろとチャレンジしていこうと思いました。


途中から招待ダンスと称して観客も踊りに参加していきます。

陽子も、踊りに参加していました。私はそんな陽子を観客席でカメラで撮りながら、感慨に浸っていました。

私達の旅行の最後のイベント。そのオリンピックも目の前の踊りが終わったら、終了。
全ての観客が、一体になるような盛り上がり。長かったような、短かったような、いろんな思いが頭をよぎります。
色々な事がありました。それも終了なのです。

a-IMG_7752.jpg


踊りが終わりました。放心に似たような心持ち。陽子を観客席で迎えます。陽子も満足したようでした。


このオリンピック。最後の締めとして司会者の長い挨拶があると思いきや、すごい短い言葉で終わりました。

だけれど、この司会者が言った言葉にすごい共感しました。

「Thank you from bottom of heart」

私達は陳腐な言葉でしか、このブログで言葉を表現できませんでした。
ただやはり、短いながらもありきたりなこの言葉に、すごい共感してしまいます。

『今まで私達に関わってきた全ての人、心の底からありがとう』

全てが終わったのは、時刻が真夜中の1時。雨が降っていましたが、宿まで1時間歩いて帰っていきました。
これが私達の旅のスタイル。タクシーなんか使わない。自分の足でこれからも歩いていきます。

[2012/07/28 15:04] | アメリカ
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